テープ起こし専門のブラインドライター・松田昌美さん。優れた聴力を生かして新たな肩書きを手に入れた彼女は、まだまだ世の中の理解が追いついていない視覚障がい者への接し方、自身の子どもを取り返したいという母親としての強い思いなどを話してくれました。 こんにちは、ジモコロライターの根岸です。 テープ起こしが苦手なぼくがFacebookのシェアをきっかけにその存在を知った「ブラインドライター」の松田昌美さん。視覚障がいのある彼女は、優れた聴力を生かしてテープ起こしを専門に行うライターとして昨年末にホームページを立ち上げ、その活動をスタートさせました。 松田昌美|テープ起こし専門|ブラインドライター 前回の記事では、そんな松田さんが「トイレットペーパーの芯から見ているような」と表現する視覚障がいのことや、音声データを倍速再生でも聞き取れる優れた聴力のこと、仕事を始めるきっかけをつくったライターの和久井