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ブックマーク / synodos.jp (31)

  • 掃除で、美しい日本人の心を育てる?/『掃除で心は磨けるのか』著者、杉原里美氏インタビュー - SYNODOS

    ――書はさまざまな場面で進む「教育の道徳化」の例を数多く取り上げています。一連の取材をはじめようと思ったきっかけを教えていただけますか。 私が社会部の教育担当になった後、下の子が公立小学校に入学しました。子ども自身が生活態度の目標を定めて自己評価するような活動があったり、「あいさつ運動」が驚くほど盛んだったりと、10歳以上離れた上の子のときと比べて、明らかに学校が変化していると感じたんです。 それはちょうど第二次安倍政権の下で、教育再生実行会議が道徳の教科化を打ち出すなど、教育政策が大きく動いていた頃です。こうした国の教育政策の方向性と、子どもの内面に介入するような活動や、親に宿題の丸付けをさせたりするような「家庭教育の強化」が進行している学校現場が連動しているのではないか、と思ったことがきっかけです。 取材成果は2017年に、「『教育再生』をたどって」と題した夕刊の連載10回にまとめま

    掃除で、美しい日本人の心を育てる?/『掃除で心は磨けるのか』著者、杉原里美氏インタビュー - SYNODOS
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    mEGGrim 2019/09/25
    素手トイレ清掃は下火だけど"無言清掃"や"無言給食"が導入され始めているとか。ほう…
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    2016年2月、内閣府によってアイヌ民族に関する初の全国調査結果が公表された。それは驚きの結果であった。アイヌへの現在の差別や偏見について、回答者がアイヌの人々の場合には72.1%が「あると思う」と答えたのに対して、国民全体を対象とした同様の質問では、「あると思う」が17.9%と低く、両者の間にかなり大きな意識の差が見られたのである。 さらに見過ごせないのは、差別や偏見があると思うと回答するアイヌの人々のうち、実際に差別を受けたという割合は36.6%であった点である。差別が「あると思う」という割合からは低下するものの、今現在も、決して少なくはないアイヌへの差別が実際に「ある」様子がうかがえる。 しかし現状では、その具体的な不利益や不平等の内実について十分に明らかにされていない。アイヌの人々をめぐる差別の問題は、和人(アイヌ以外の日人)からアイヌ民族への差別というかたちで語り継がれ、認知さ

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    mEGGrim 2018/07/11
  • 特集:分断を乗り越える/荻上チキ責任編集 α-Synodos vol.224 - SYNODOS

    近年、世界中で次々とポピュリズム政党が躍進している。ポピュリズムはなぜ生まれ、私たちに何を教えてくれるのか。民主主義である限り、その存在は避けては通れないものなのか。『ポピュリズムを考える 民主主義への再入門』(NHK出版)の著者である、北海道大学教授の吉田徹氏に伺った。(聞き手・構成/大谷佳名) ◇「敵」と「人々」を創出するポピュリズム ――「ポピュリズムは悪」というイメージがありますが、決まった定義はあるのでしょうか。 定義が時代や学者によって変わるところがポピュリズムの難しいところなんです。それがポピュリズムの分かりにくさに拍車をかけています。ただ、大前提として、ポピュリズムは分析のための概念でも記述するための概念でもなく、政治での侮蔑用語として流通してきたということを踏まえる必要があります。「あいつはポピュリストだ!」と相手を非難するための言葉であって、学術用語ではありません。 つ

    特集:分断を乗り越える/荻上チキ責任編集 α-Synodos vol.224 - SYNODOS
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    mEGGrim 2017/07/18
  • 特集:ネット時代の政治/荻上チキ責任編集 α-Synodos vol.223 - SYNODOS

    近年、日社会の右傾化が懸念されている。インターネット上では急進的な右派からマイノリティの排除が繰り返し叫ばれ、ヘイトスピーチなどの社会問題にもなっている。果たして、日社会は当に右傾化しているのか。インターネット空間における右傾化とレイシズムの関係について、社会心理学者の高史明氏に伺った。(取材・構成/増田穂) ◇日は右傾化しているのか? ――最近、日社会の右傾化を懸念する声が度々聞かれますが、実際に社会は右傾化しているのでしょうか。 その質問に答えるには、まず、どの領域での右傾化を論じるかをはっきりさせなければなりません。一言に「日社会の右傾化」といっても、それが有権者、つまり市民のレベルで起こっているのか、政治家のレベルで起こっているのか、もしくは制度の面で右傾化しているのか、さまざまなレイヤーがあります。「日社会が右傾化している」というと市民の意識レベルでも右傾化が起こっ

    特集:ネット時代の政治/荻上チキ責任編集 α-Synodos vol.223 - SYNODOS
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    mEGGrim 2017/07/03
  • 時間と空間を超える生殖が日常となる現代——日本で求められる法整備とは?/『生殖医療の衝撃』著者、石原理氏インタビュー - SYNODOS

    時間と空間を超える生殖が日常となる現代——日で求められる法整備とは? 『生殖医療の衝撃』著者、石原理氏インタビュー 情報 #生殖医療#不妊治療#新刊インタビュー#生殖医療の衝撃 世界で初めて体外受精による子どもが生まれたのが1978年。それ以来、生殖医療の分野では数々の技術革新がなされてきた。現在、精子と卵子はネット通販で世界中に送られる、さらに遺伝子レベルの生殖医療にまで足を踏み入れようとしている。商業化の動きや生命倫理の側面がクローズアップされる中、急速に進歩する生殖医療技術に対してどう向き合っていけば良いのか。『生殖医療の衝撃』(講談社現代新書)の著者で、埼玉医科大学医学部産科・婦人科教授の石原理氏にお話を伺った。(聞き手・構成/大谷佳名) ――今日は、『生殖医療の衝撃』(講談社現代新書)の著者の石原理先生にお話を伺います。まず、書を書かれた経緯を教えてください。 1978年に世

    時間と空間を超える生殖が日常となる現代——日本で求められる法整備とは?/『生殖医療の衝撃』著者、石原理氏インタビュー - SYNODOS
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    mEGGrim 2017/06/26
  • 東日本大震災を経験した人たちの「言葉」を集める――新しい文芸誌の創刊に向けて/文芸評論家、藤田直哉氏インタビュー - SYNODOS

    東日大震災を経験した人たちの「言葉」を集める――新しい文芸誌の創刊に向けて 文芸評論家、藤田直哉氏インタビュー 文化 #東日大震災 ある文芸誌への投稿作品の下読みで、東日大震災の経験者の作品に出合った文芸評論家の藤田直哉氏。技術的には洗練されていないし、高度でもないが、そこには「リアル」の手触りとしか言いようがないものがあったという。そのような「リアル」な言葉を集めるために、新しい文芸誌を創刊する藤田氏にお話を伺った。(聞き手・構成/芹沢一也) ――藤田さんは「文芸評論家」ということですが、文芸評論家というのは普段どのような仕事をしているのでしょうか? 多くの人の目に付く具体的な仕事としては、書評を書いたり、まとまった量の文章を書いて発表するということです。実際にやっていることはと言えば、ひたすら読んで、考えて、書いています。 ただ、仕事としてというよりは、生き物として文芸評論家がど

    東日本大震災を経験した人たちの「言葉」を集める――新しい文芸誌の創刊に向けて/文芸評論家、藤田直哉氏インタビュー - SYNODOS
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    mEGGrim 2017/04/07
    中身読まずに脊髄反射で反応しますが「死を贈与」とかコレ http://anond.hatelabo.jp/20150311214349 の人がこういう活動しても???としか
  • なぜ沖縄の若者たちは、地元と暴力から抜け出せないのか?/打越正行氏インタビュー - SYNODOS

    沖縄の下層の若者たちは、剥き出しの暴力に支配された地元や職場からなぜ抜け出せないのか? それは生活様式や「文化」の問題ではなく、産業構造や経済の問題だと語る打越正行氏に話を伺った。(聞き手・構成/芹沢一也) ――打越さんの研究について教えてください。 私は、若者文化、なかでも暴走族、ヤンキーの若者の文化について研究しています。そうした若者たちと活動をともにし参与観察をしたり、彼らに生活史インタビューを行ってきました。 暴走族のバイク倉庫に通い、建築現場で一緒に汗を流しながら、彼らの生活と仕事について調べるんですね。そのなかで、彼らが建築業や風俗経営業、違法な就労などといった、厳しい生活や仕事になぜ就くようになるのか、つまり沖縄の下層若者の就労をめぐる再生産過程に関心を持ちました。 沖縄には「ゆいまーる」という、相互に友好的に助け合う「つながり」があるといわれます。ところが、調査を進めていく

    なぜ沖縄の若者たちは、地元と暴力から抜け出せないのか?/打越正行氏インタビュー - SYNODOS
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    mEGGrim 2017/03/22
  • 早野龍五教授最終講義「CERNと20年福島と6年 ―311号室を去るにあたって」 / 早野龍五 / 物理学 | SYNODOS -シノドス-

    2017.03.21 Tue 早野龍五教授最終講義「CERNと20年福島と6年 ―311号室を去るにあたって」 早野龍五 / 物理学 2017年3月、物理学界・福島において、数々の功績を残した早野龍五・東京大学教授が退官を迎える。早野教授の最終講義が行われた3月15日夕刻、東京大学の小柴ホールには、大勢の人々が集った。福島の人々は「物理学者・早野龍五」を、物理学界の人々は「福島に力を注ぐ早野先生」を、それぞれ初めて見ることになった。講義後のカクテルパーティでは、福島から酒樽を担いできた人と、世界的な物理学者とが、和気藹々と盃を交わす光景が見られた。(構成/服部美咲) CERNで20年、福島で6年というタイトルでお話をいたします。 たまたま私の大学の居室は311号室です。この数字には何か因縁を感じます。大勢の方々、恩師、学生、同僚、そして日は女性の比率が多い。物理の最終講義でこれほど女性が

    早野龍五教授最終講義「CERNと20年福島と6年 ―311号室を去るにあたって」 / 早野龍五 / 物理学 | SYNODOS -シノドス-
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    mEGGrim 2017/03/21
  • 日本における子供の貧困を人的資本投資、共同親権の側面から考察する/畠山勝太 - SYNODOS

    における子供の貧困を人的資投資共同親権の側面から考察する 畠山勝太 比較教育行財政 / 国際教育開発 社会 #子どもの貧困#共同親権#人的資投資#離婚 「日の子供の6人に1人は貧困状態にある」という報道を目にした方も多いだろう。昨今、日における子供の貧困をめぐる状況について、良くも悪くも注目が集まっている。筆者が仕事をしている途上国と異なり、日では信号待ちの際やスーパーから出たところでストリートチルドレンに物乞いをされることもない。そのため、子供の貧困と言われてもピンとこない方が多いのではないだろうか? しかし、日には厳然たる事実として貧困状態で暮らす子供たちが存在する。そして見落とされがちであるが、ストリートチルドレンが存在しないと言われる日では、子供の貧困はその保護者達(若者)が貧困状態にあることを意味し、その保護者に対する支援が十分になされていないことを示唆してい

    日本における子供の貧困を人的資本投資、共同親権の側面から考察する/畠山勝太 - SYNODOS
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    mEGGrim 2017/03/14
  • 誰が電気を止めたのか――カメルーン東南部国境地域における妖術をめぐって/山口亮太 - SYNODOS

    誰が電気を止めたのか――カメルーン東南部国境地域における妖術をめぐって 山口亮太 文化人類学、アフリカ地域研究 国際 #等身大のアフリカ/最前線のアフリカ#カメルーン#妖術 シリーズ「等身大のアフリカ/最前線のアフリカ」では、マスメディアが伝えてこなかったアフリカ、とくに等身大の日常生活や最前線の現地情報を気鋭の研究者、 熟練のフィールドワーカーがお伝えします。今月は「等身大のアフリカ」(協力:NPO法人アフリック・アフリカ)です。 2014年夏、カメルーンのとある町、M市に関する情報を収集していた筆者は、衝撃的なネットの記事に行き当たった。 「カメルーン:不満を持った妖術者たちが、開発プロジェクトを妨害」という見出しの記事には、電力会社が設置した発電施設を妖術者が「不思議な力」で停止させてしまい、M市街が長期の停電に見舞われたと書かれていた。このような出来事は、実はそれほど驚くことではな

    誰が電気を止めたのか――カメルーン東南部国境地域における妖術をめぐって/山口亮太 - SYNODOS
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    mEGGrim 2017/03/01
  • 脱成長派は優し気な仮面を被ったトランピアンである――上野千鶴子氏の「移民論」と日本特殊性論の左派的転用/北田暁大 - SYNODOS

    脱成長派は優し気な仮面を被ったトランピアンである――上野千鶴子氏の「移民論」と日特殊性論の左派的転用 北田暁大 社会学、メディア史 政治 #新自由主義#脱成長#移民論 以下では上野千鶴子氏の「移民悲観論」について相当に厳しい調子で批判を展開する。読者のなかには、「それほど強く批判する必要はない」「上野氏の業績を否定するのか」といった印象を持つ方が一定数いらっしゃると思う。たしかに、我ながらいささか感情的に書き殴っているという自覚は持っている。 私自身は、上野氏に学問的にも人間的にも大きな恩義を感じているし、日フェミニズムを切り開いた上野氏の業績に畏敬の念を抱いている。しかしここ数年、しばしば見かける上野氏の、おそらくは無自覚の「新自由主義」的な議論に危うさを感じ、学恩を受けた一人として、その議論の問題について対談やSNSなどさまざまな場で、同時代の社会学者として疑問を投げかけてきた。

    脱成長派は優し気な仮面を被ったトランピアンである――上野千鶴子氏の「移民論」と日本特殊性論の左派的転用/北田暁大 - SYNODOS
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    mEGGrim 2017/02/21
    “ 「清く貧しく」というのは「勝ち組」の余暇、娯楽にすぎない。高層マンションの生活に退屈した小金持ちの道楽だ。 ”
  • 大学生は多過ぎるのか、大学に行く価値はないのか? / 畠山勝太 / 国際教育開発 | SYNODOS -シノドス-

    近年、日を含めた先進諸国で、大学生の数が多過ぎるのではないか、という議論が盛んに行われている。たとえば、アメリカでは学費の高騰に加えて、奨学金枠を縮小して教育ローン枠へと転換させようという流れも相まって、教育ローンを返済できないことによる自己破産が社会問題化し、大学生の数が多過ぎるのではないかという議論が盛んに行われるようになった。一方日でも、提案型政策仕分けをはじめ、メディアでも大学生は多過ぎるのではないかという議論が取り上げられている。提案型政策仕分けでこの議論が取り上げた背景には、18歳人口の減少、財政赤字拡大に伴う公教育投資へのプレッシャー、大学生の学力低下、のおもに3点があげられている(http://sasshin.go.jp/shiwake/detail/2011-11-21.html#A2)。 しかし、日で行われているこの議論はすべて誤りを犯している。その理由として、第

    大学生は多過ぎるのか、大学に行く価値はないのか? / 畠山勝太 / 国際教育開発 | SYNODOS -シノドス-
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    mEGGrim 2016/10/31
  • スピリチュアリズムの危険性――『反オカルト論』/高橋昌一郎 / 論理学・哲学 - SYNODOS

    『理性の限界』(講談社現代新書)をはじめとする「認識の限界」シリーズや、天才数学者たちの思想を論じた『ノイマン・ゲーデル・チューリング』(筑摩選書)などの人気著者・高橋昌一郎氏が、科学の発達した現代になおも潜む「オカルト」をバサバサと切っていくのが書『反オカルト論』だ。 「血液型」「星座」「六曜」「おみくじ」など日常に溢れている「占い」も、楽しむレベルなら問題ないが、それらを信じ込み、実際の行動に影響を及ぼすようなら、まさにオカルトの罠に陥ってしまっている。有名な「丙午」は出処も分からない迷信だが、前回の昭和41年は出生率が25%も激減。その前の明治39年には4%しか減らなかったことを考えると、時代錯誤の驚きの事実である。 こうしたオカルト現象は、一般市民にとどまらず、「死後の世界」を煽って〝霊感セミナー〟を行う大学医師やSTAP細胞事件など、学問に携わる専門家や研究者の間でも頻発してい

    スピリチュアリズムの危険性――『反オカルト論』/高橋昌一郎 / 論理学・哲学 - SYNODOS
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    mEGGrim 2016/10/04
    しぶい話だ
  • 特集:子どもと制度/荻上チキ責任編集 α-Synodos vol.205 - SYNODOS

    「子どもの権利」が成立するとはどういうことなのか?その権利の実現にはどのような課題が残されているのか。法哲学の観点から解説していただきました。 ◇愛される権利? 子どもは「愛される権利」を持っている。そして親には、その権利に対応した「我が子を愛する義務」がある。 この主張に対して、読者はどのように感じるのだろうか。胸にストンと落ちる感じであろうか。それとも違和感や反感を抱かれるのであろうか。 受け取る感覚はともあれ、愛される権利を子どもが持つという命題が成立するためには、次のような条件が必要である。まず、愛情という感情の投げかけが親を典型とした特定人物から継続的にあること。そしてその投げかけが送り手(愛する側)のひとりよがりのものではなく、たとえばストーカーに典型的に見られるような偏執的な愛の投げかけではなく、愛されているというポジティブな感情を実際に受け手(愛される側)が感じていること。

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    mEGGrim 2016/10/04
  • ブルキニ禁止問題から考えたこと――よりよい共生に必要なものとは?/後藤絵美 - SYNODOS

    ここ数年、日のビーチでは、「ラッシュガード」と呼ばれる水着の普及によって、長袖姿の海水浴客が圧倒的に増えてきた。 「ラッシュガード」のラッシュ(rash)とは発疹や吹き出物という意味で、擦り傷や日焼けによるただれから皮膚を守る(guard)ものというのが原義だそうだ。もともとはマリンスポーツでアンダーウェアとして着用されていたが、前あきでゆったりとした形のものが登場し、水着の上着として使用されるようになった。日焼けを嫌い、体形を人目にさらしたくない日の女性たちにとって、顔や首筋まで覆うことのできるフード付きラッシュガードはまさに光明だっただろう。かくいう私もこの恩恵にあずかり、この夏、水遊びを楽しむことができた。 ところが同じ頃、フランスではよく似た形状の水着が、政治的・社会的な大問題をひき起こしていた。8月の中旬、フランスの海沿いにある20以上の市町村の長が、行政区内のビーチで一定の

    ブルキニ禁止問題から考えたこと――よりよい共生に必要なものとは?/後藤絵美 - SYNODOS
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    mEGGrim 2016/09/30
  • あなたの思う福島はどんな福島ですか?――ニセ科学とデマの検証に向けて/林智裕 - SYNODOS

    福島第一原発事故の被害が伝えられる際には、客観的な根拠や現地の一般の人々の声以上に、政治的な思惑や社会的な影響力が強い人たちの「大きな声」ばかりが目立ちました。このことが情報を錯綜させ、福島に対しての誤解や支援のミスマッチによる復興の遅れ、風評被害などを拡大させてきたと言えます。 今回の記事では、そのような「大きな声」の一部を具体例として集めました。 目的としているのは、これらの事実を事実として、当時の空気感と共に記録に残すことです。震災と原発事故がとくに報道や伝達の段階において、どのような被害を実際にもたらし、なぜそのような事態が起こってしまったのか、それを考察するための記録資料として残すためです。具体的な記録を残すために実例を用いますが、一つひとつの事例をもって特定の人物や団体を非難することが目的ではありません。 なお、これらの「大きな声」はいわゆるノイジーマイノリティであって、震災後

    あなたの思う福島はどんな福島ですか?――ニセ科学とデマの検証に向けて/林智裕 - SYNODOS
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    mEGGrim 2016/09/16
    デマを流した人々を振り返る良記事
  • 「国籍」とは何か?――蓮舫議員をめぐる議論をきっかけに改めて考える/奥田安弘×荻上チキ - SYNODOS

    民進党代表選に出馬している蓮舫議員について、日国籍と台湾籍との「二重国籍」ではないかという指摘があり、今「国籍」に焦点が集まっている。ネットの言論サイト「アゴラ」が取り上げた元通産官僚・徳島文理大学大学院教授の指摘に始まり、夕刊フジ、産経新聞が「深刻な問題が浮上している」と報道。これに対して蓮舫氏は「父親が台湾出身、母親が日人だが、17歳だった1985年に日国籍を取得し、同年に台湾籍の放棄を届け出た」と説明した。蓮舫氏の件について法律上の問題はあるのか。そもそも、国籍とは何なのか。中央大学法科大学院教授の奥田安弘氏が解説する。2016年09月08日放送TBSラジオ荻上チキ・Session-22「蓮舫議員をめぐる国籍問題〜改めて考える『国籍』とは?」より抄録(構成/大谷佳名) ■荻上チキ Session-22とは TBSラジオほか各局で平日22時〜生放送の番組。さまざまな形でのリスナー

    「国籍」とは何か?――蓮舫議員をめぐる議論をきっかけに改めて考える/奥田安弘×荻上チキ - SYNODOS
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    mEGGrim 2016/09/14
    「国籍選択の義務がある」「国籍選択を怠っている場合は、日本政府が催告(督促)をすることができる」と法にはあるが、国籍法改正から30年以上催告がされたことは無い、と。ザルな法だから運用しないパターンか
  • 女子差別撤廃の課題と架空表現への規制・その意味と副作用/志田陽子 - SYNODOS

    今年の2月、スイス・ジュネーブの国連部で開かれた国連女子差別撤廃委員会で、日への「見解」がまとめられ、3月7日にその「案」が公表された。その「見解案」の中には、女性に対する性的暴力を描写したゲーム漫画の法規制に関する提言が含まれていた。国際社会から見た日への指摘を、どのように受けとめていくべきか。多文化と憲法という視点から考える。 Q 国連女子差別撤廃委員会は「性的暴力を描写したゲーム漫画の規制」を提言していますね。その意味はどこにあるのでしょう。 今回の「見解案」には大変多くの克服課題が盛り込まれました(以下、国連女子差別撤廃委員会のことは「委員会」、その最終見解案のことを「見解案」と言います)。その中には、「ジェンダーに関する差別的なステレオタイプを悪化させ、女性及び女子に対する性的暴力を強めるポルノグラフィー的成果物、ゲーム及びアニメの生産と頒布を規制(regulate)す

    女子差別撤廃の課題と架空表現への規制・その意味と副作用/志田陽子 - SYNODOS
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    mEGGrim 2016/05/09
  • 鼻血は被曝影響だったのか――原発事故のデマや誤解を考える/菊池誠×小峰公子 - SYNODOS

    小峰 私は大学生の男子の母なのですが、うちの子は頻繁に鼻血だしてたんですよ。保育園の集合写真では鼻にティッシュ詰めてるのが何枚かあったくらい。 菊池 こどもはよく鼻血をだすものだよね。 小峰 保育園の先生は慣れたもので、鼻血の止め方を園児に教えてました。強力に鼻をつまんでゆっくり10数える、っていうだけですけど、それがわりと効果あるんですよ。うちはアレルギーもあってしょっちゅう鼻をぐずらせてたし、粘膜も弱かったんだと思います。中学生くらいまではよくワイシャツを鼻血で汚して帰ってきてました。それでね、先日「そういえば最近は鼻血出ないね」って言ったらなんと「鼻のほじり方がうまくなったからな」という「鼻血の真実」にせまる答えを。 菊池 無意識に鼻をほじってたっていうのも、こどもの鼻血ではわりとありがちなことみたい。血管が集まってるから、傷つくと出るんだよね。 小峰 で、それをTweetしたら、友

    鼻血は被曝影響だったのか――原発事故のデマや誤解を考える/菊池誠×小峰公子 - SYNODOS
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    mEGGrim 2016/03/15
  • なして福島の食はさすけねえ(問題ない)のか――原発事故のデマや誤解を考える/林智裕 - SYNODOS

    2月1日のNHKの報道で、福島県内在住者が料品を購入する際に、県産品への回帰が顕著であるとの報道がありました。 「消費者団体が福島県内の1200人あまりを対象に行った調査で、料品を購入する際に「県産を購入する」と答えた人の割合が去年より9ポイント増えて87%を超え、県産の品への回帰傾向がいっそう強まっていることがわかりました。 (中略)「現在の検査体制のもとで流通している品なら受け入れられる」とした人が県内では年々増えているのに対して、主に県外の人を対象にした消費者庁の調査では受け入れられない人の割合がわずかに増えていて意識の差が広がっているとしています。」(NHKの報道より) この報道を詳しく調べようとしてインターネットで検索してみると、ニュースに対して以下のようなコメントが並んでいました。 「地産地消してフクシマ産を他県に流通させないでくれ 。外なんかに混ぜられると困る」 「

    なして福島の食はさすけねえ(問題ない)のか――原発事故のデマや誤解を考える/林智裕 - SYNODOS
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    mEGGrim 2016/03/07