NHKの籾井勝人会長は13日の定例記者会見で、自らの就任会見で政治的中立性を疑われる発言を繰り返した問題について「済んだことだから」「あまり聞かないでいただきたい」と述べ、「私見を述べたところは取り消した」と説明した。 籾井氏は、就任会見での発言から取り消した内容として、従軍慰安婦、特定秘密保護法、靖国参拝、番組編集権、国際放送の5項目に関する発言を挙げた。 力を入れたい課題としては「国際放送の充実」を挙げた。他国と意見が食い違う事案を国際放送で扱う場合については、「政府の重要政策はきっちり報道しないといけない。世論がどういうものかも報告しないといけない」と強調した。 国会に招かれる日々が続き業務に空白が生じているのではと聞かれると、「空白は生じていません。働いている人たちもそういうことにめげずに働いている」と反論。ただ経営委員長が「容易ならざる事態」と述べたことについては、「私も全くその
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