自身のウェブサイト上に他人のパソコンのCPU(処理装置)を使って仮想通貨をマイニングする「Coinhive(コインハイブ)」を保管したなどとして、不正指令電磁的記録保管の罪に問われたウェブデザイナーの男性(31)の第3回公判が1月17日、横浜地裁(本間敏広裁判長)であり、被告人質問が行われた。 ●CPU使用率50%「不快感を与えず問題のない設定」 弁護側の質問から開始。男性は自身のサイトにコインハイブを導入した経緯について、2017年9月ごろにウェブメディアの記事でコインハイブを知り「新しい技術として興味深く、試してみたいと思った」と説明。 ローカル環境でCPU使用率0%〜100%までテストした際に、「CPU使用率50%であればユーザーに不快感を与えず問題のない設定」と思い、自身のサイトに設置したコインハイブはCPU使用率50%の設定にしたという。 弁護人の「コインハイブを設置することで、
販売から5年経ったアダルトビデオ(AV)の作品について、出演した女優から要請があれば販売や配信の使用を停止にする方向で、業界内で調整がすすんでいることがわかった。早ければ来年1月から販売・配信の作品に適用される見通しだ。 AV業界の外部有識者団体「AV業界改革推進有識者委員会」(代表委員:志田陽子・武蔵野美術大学教授)が10月4日、活動報告会を開いて明らかにした。業界関係者によると、メーカー間では大筋で合意されており、近日中にAVメーカーなど200社以上でつくる業界団体で方針が決まるという。 ●総集編制作時の「二次利用料」支払いなどの新ルールも 有識者委員会は、いわゆる出演強要などAV業界をめぐる問題を受けて、今年4月に発足した。AV女優など、出演者の自己決定権などを守ることに重点を置いて、業界の健全化を推進するために提言などをおこなってきた。この日の報告会では、次のような新しいルールの説
アダルトビデオ(AV)出演強要問題について、AV業界内部から、背景には「日本社会に女性差別があるからだ」と声をあげた女性がいる。『ドラマ物AV』の脚本家、神田つばきさん(57)だ。 神田さんは9月中旬、都内で開かれたイベントで、「日本の『性の文化』は、男性が消費者側、女性が供給する側に固定されている。男性が女性を『消費物』のように見るようになる。それが続けば、強要問題のような被害がどんどん出てくる」と発言した。 神田さんは、39歳でAV業界に入ったという「異色の経歴」を持つ。これまでAV女優やSM雑誌のライター、メーカー(制作会社)の社長、そして脚本家として、15年以上業界に関わってきた。AV出演強要をめぐる問題をどう見ているのか、神田さんに聞いた。 ●「子どもを社会人にするまで働いてきた大切な世界」 ――そもそも、神田さんがAV業界に入ったきっかけは? ガンで子宮を摘出したことがきっかけ
コンピューターグラフィックス(CG)で裸の女児をリアルに描いて販売したら「児童ポルノ」にあたるか否かが争点となった刑事裁判で、東京地裁は3月15日午後、児童ポルノ法違反(製造・提供)の罪に問われたグラフィックデザイナーの男性被告人に、懲役1年、罰金30万円、執行猶予3年の有罪判決を下した。 問題とされたのは、少女の裸体をテーマにした「聖少女伝説」「聖少女伝説2」という2つのCG画像集だった。起訴されたのは、「聖少女伝説」のCG18点、「聖少女伝説2」のCG16点の計34点だった。裁判所は、「聖少女伝説2」のCG3点について児童ポルノ性を認め、残り31点のCGについて児童ポルノ性を否定した。 男性は、裸の女児の写真データを素材として、パソコンで児童ポルノ34点を作成してCG画像集2冊を販売し、児童ポルノ法に違反したとして、起訴された。検察側は、懲役2年、罰金100万円を求刑していた。 裁判で
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く