「アジア地域のエネルギー消費構造と地球環境影響物質(SOX、NOX、CO2)排出量の動態分析」*
東京大学大学院情報理工学系研究科電子情報学専攻 坂井修一教授 データフロー型と呼ばれるコンピュータアーキテクチャがある。これは、現在のコンピュータの基礎をなすフォン・ノイマン型とは異なるコンピュータアーキテクチャである。このデータフローマシンは1970年代に米MITで着想され、その後1980年代にかけて世界的に研究開発が進められた。その中で、国内では1986年よりデータフローマシンの「EM-4」が電子技術総合研究所(現:産業技術総合研究所)にて開発される。その時、アーキテクチャの研究及び試作機の開発を担当したのが、当時電子技術総合研究所に在席した坂井修一氏(現:東京大学大学院情報理工学系研究科電子情報学専攻教授)らである。今回、この坂井修一氏にデータフローマシンから将来のコンピュータに至る展望を伺ったのでご紹介したい。 データフローマシンとアウトオブオーダー処理技術 現在のコンピュータは、
並列プログラミングへのアプローチ 上田 和紀 1.はじめに コンピュータの分野で,昔から注目を集め,にもかかわらずなかなか実 用かのすすまないものに並列処理というのがある. ある問題をコンピュータで処理しようとするときに,複数台のコンピュ ータに協力してあたらせることで効率をあげようというのは,きわめて 自然な発想である.現に我々が組織の中で仕事を進めるときはいつも, 与えられた人員がフルに活用されるように努めるものである(余談だが, コンピュータやプログラミングの分野で新しいことに取り組むとき,人 間あるいは人間社会におけるアナロジーを考えてみるとよいアイデアが 得られることが多い).たしかに逐次処理のコンピュータやマイクロプ ロセッサも年々性能がよくなってきてはいるが,その性能向上には熱力 学的・量子力学的限界があって,もはや素子技術の変革を考慮に入れて も青天井とは言えないのだそうで
2005年2月3日(木)14時から17時に、(独)科学技術振興機構サイエンスプラザJSTホールで標記テーマの談話サロンがありました。TF主査の桜井宏会員から中間報告書の概要説明があり、続いて東京大学名誉教授石井紫郎氏のコメントおよびお茶の水女子大学名誉教授細谷治夫氏の講演「理科教育における技術」があり、その後約55名の出席者も交えて活発な討論が行われ、定刻に終わりました。 本談話サロンで明らかになったことは、米国のITEA(国際技術教育協会)がNAEの全面的協力によって作成し2000年に出版した「技術リテラシーの標準」(STL)で提案されている理念および内容と、文部科学省が行っている「技術・家庭科」教育の学習指導要領に見られる理念および内容があまりにもかけ離れており、このままでは将来の我が国の科学技術を担う子供たちに対する技術リテラシー教育が極めて悲観的であるということでありました。
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