今夏の東京都知事選(6月18日告示、7月5日投開票)について、現職の小池百合子氏(67)が6月12日、立候補を表明した。小池氏は同日開いた出馬表明会見で、前回選挙の出馬で用いたスローガン「東京大改革宣言」受けて、新たに「東京大改革2.0」のスローガンを示した。 4年前の選挙戦を回顧し、「あの時何に挑戦していたのかを思い起こすと同時に、挑むからには改めて決意を示す」と述べた。 議論の的になっている「カイロ大学卒業」の学歴については「カイロ大学が認めている」と説明。「原本は過去に公表している」として、改めて公表する必要はないとの姿勢を示した。 今回の選挙は、2期目を目指す小池都政の評価を都民がどう捉えているかの試金石となる。無論、現在進行中の新型コロナ対策の中間評価にもなりそうだ。 街頭演説は「密」を避けるため、「ウィズコロナ、ポストコロナの選挙を目指す」と表明。オンライン中心の選挙戦を展開す