6年間の片思い、手紙40通を送り続け、女優堀北真希と結婚した山本耕史(38)が、放送が始まったばかりのNHK連続テレビ小説「あさが来た」(月~土曜、午前8時)に約4カ月オファーを受け続けて出演することになり、1日、制作の同大阪放送局が発表した。 役柄は、04年大河ドラマ「新選組!」でも、山本が演じた土方歳三役。大河と同じ役、同じ衣装、同じカツラで登場し、10月14、16日放送分に出演する。 ドラマは、幕末に豪商の娘に生まれ、後に女性事業家として大成する広岡浅子さんをモデルに、ヒロインが成長していく物語を描く。山本演じる土方は、ヒロインの嫁ぎ先の商家に金を借りに来る設定で登場する。 佐野元彦エグゼクティブ・プロデューサーによると、実際に広岡家には新選組の借用書が残っており、昨年、同番組の企画を進め始めた時点で「土方を出そう。土方なら、平成以降で最もぴったりのイメージの山本耕史さんしかいない」
大手コンビニのファミリーマート(東京)は1日、中堅コンビニのココストア(名古屋市)を同日付で完全子会社化し、12月1日にファミマに吸収合併すると発表した。会社が消滅するまでの2カ月間の社長にはファミマの中平義人常務執行役員(56)が1日付で就任した。 実際の店舗名の変更は12月に始まり、約1年間をめどに完了させる。店舗ごとの採算性もみて、統廃合の店舗を決める方針だ。 ココストア社長の盛田宏氏(58)は退任し、ファミマの常務執行役員で営業本部長補佐兼開発本部長補佐の中平氏が社長を兼務する。中平氏は吸収合併した「am/pmジャパン」の統合作業などで陣頭指揮を取った。 コンビニ業界3位のファミリーマートは、業界第4位のサークルKサンクスを傘下に持つユニーグループ・ホールディングス(愛知県稲沢市)とも経営統合に向けて、協議を進めている。ユニーとの協議がまとまれば、国内店舗数の単純合算は約1万840
名古屋市議会の9月定例会は30日、本会議を開き、鉄筋コンクリート造りの名古屋城天守閣を木造に復元する事業に向けた調査費など、全て名古屋城関連となる総額3800万円の一般会計補正予算案を、共産を除く全会派の賛成多数で原案通り可決した。 これで河村たかし名古屋市長が2020年の東京五輪までに完成を目指す天守閣の木造復元事業が本格的に動き出す。 新国立競技場の整備と同様、工期を短縮できる技術提案交渉方式を採用し、設計と施工を一体で総合建設会社(ゼネコン)に任せるための費用2500万円を盛り込んだ。事業費は市の概算で270億~400億円だが、市は11月、ゼネコンから概算事業費を含む技術提案を募り、学識経験者の意見も聴きながら今年度中に優秀提案を選ぶ。 城の現状や課題を全16区で説明するタウンミーティングの開催などに1千万円を充てる。来年度には無作為抽出で2万人規模の市民アンケートを実施し、木造復元
「ツタヤ図書館」の賛否を問う愛知県小牧市の住民投票が4日、投開票される。全国に広がりつつある同図書館の現状はどうなっているのか。2013年、第1号がオープンした佐賀県武雄市に足を運んだ。 天井まで届きそうな5メートル近い書棚にぎっしり詰まった本。吹き抜けの館内にはカフェを併設し、ジャズやクラシックが流れる。雑誌をめくりながらゆったりコーヒーを楽しむ来館者も。4カ月の乳児を抱いた主婦(41)は、隣の多久市から車で30分かけて月3回は来る。「静まり返った公立図書館とは違い、幼い子どもと一緒でも気兼ねなく利用できる雰囲気が好き」。地元の図書館からは足が遠のいたという。 武雄市図書館は、小牧市の新図書館計画と同様、レンタル大手「ツタヤ」を展開するカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)が指定管理者として運営する。従来の公立図書館とは違い、雑誌の販売や夜9時までの開館などが特徴だ。全国だれでも本
志摩市公認の海女の萌(も)えキャラ「碧志摩(あおしま)メグ」をめぐり、「女性蔑視の描き方だ」として公認撤回を求める署名が出された問題で、志摩市は30日、市内の海女らと意見交換した。 市内各地区の海女の代表者ら24人が参加した。市や海女らによると、原口吉弘・市商工観光部長が冒頭、「一部の方に不快な思いをさせ、おわびします」と謝罪した。さらに、制作したイベント企画会社のプロデューサー(39)とともに公認の経緯や趣旨を説明、「若者への志摩のPRのツールで、海女を侮辱する意図はない」と述べた。 海女側からは「海女のイメージとはかけ離れたキャラだ」「バカにしている」と公認撤回を求める意見が出る一方、「別に構わない」「前向きに考えてもよい」とする声も出たという。海女の一人は取材に対し「公認を正当化したい市の意志を感じた」と話した。 市は、海女らに公認を撤回した… この記事は有料会員記事です。有料会員に
県は30日、今秋のナラ類(コナラ、ミズナラ)などの結実を基にしたツキノワグマの出没予測を発表した。ナラ類や栗、ブナは全県で結実しており、ツキノワグマの餌になるドングリの量は平年並みかそれ以上と分析。林務部は、集落でツキノワグマと遭遇する危険性は昨秋より低いと推測した。 ただ、結実にはばらつきがあり、ナラ類の結実が悪い箇所がある松本、大北地方の北アルプス沿いでは注意が必要としている。 林務部によると、ナラ類の結実は平年並みを示す並作下~並作上で、栗とブナは並作~豊作。ナラ類が不作~並作、栗は不作で一部並作、ブナは凶作だった昨年は、県内で4~12月に前年の3倍近い2843件の熊目撃情報があり、けが人も10倍余の32人に上った。 同部はナラ類の結実が悪い箇所では標高の低い場所の栗などを求めて熊が移動し、集落との境に出没する可能性があると指摘。今秋は餌不足の可能性が低く、出産個体が増えると予
トヨタ自動車が数年前から、独フォルクスワーゲン(VW)のディーゼル車の排ガス性能に疑問を持ち、欧州の規制当局に取り締まりを要請していたことが「日経エコロジー」の取材で明らかになった。 背景にはディーゼル車の開発において、VWと同じような燃費や走行性能を求めると、排ガス性能が発揮できなかったことがある。競合他社のデータと比べてもVWが不正ソフトを使っていなければ説明できないデータだったという。 しかし、規制当局は動かなかった。実際、2013年の欧州委員会共同研究センターの調査で、不正ソフトを見つけていたと欧米メディアが報じている。EUではこうしたソフトは以前から違法としていたが、「規制当局は問題を追及しなかった」(英紙フィナンシャル・タイムズ)という。 不正が明るみになったのは、欧州ではなく米国だった。環境NPO(非営利法人)のICCT(International Council on Cl
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