きょう「改革本部」が始動=五輪予算にメス-小池都知事 東京都の小池百合子知事が重点課題に位置付ける2020年東京五輪・パラリンピック予算のチェックや、都政の透明化に取り組む「都政改革本部」が1日発足し、都庁で初会合を開く。2兆~3兆円に膨れ上がるとも言われる五輪開催費や都の事業について、有識者ら第三者の目で問題点を洗い出し、経費削減や予算の効率化につなげる狙いがある。 本部長は小池氏が務め、橋下徹前大阪市長のブレーンだった上山信一慶応大教授らが特別顧問や特別参与としてメンバーに加わる。本部の下には「情報公開調査チーム」「五輪調査チーム」を設置する。 五輪チームの検証は、大会組織委員会(森喜朗会長)も対象で、9月下旬に中間報告をまとめる。(2016/09/01-04:46) 【政治記事一覧へ】 【アクセスランキング】
愛知県北名古屋市の長瀬保市長は1日、市議会定例会で、隣接する名古屋市との合併に関し「前向きに検討していくことが必要」と述べ、合併に向けて検討する意向を初めて正式に表明した。市内部に年内を目指して検討委員会を設け、事業で連携実績がある豊山町と清須市にも合併を呼び掛ける方針。 議員の一般質問に、長瀬市長は「小さな自治体ではなしえないことが可能になる」と答え、南海トラフ巨大地震を見据えた防災対策など大規模化のメリットを説明。名古屋市のベッドタウンであり、既にごみ処理施設などで連携している点から「合併は自然な流れ」と述べた。 北名古屋市は2006年、師勝、西春の両町が合併して誕生。当時から市民の間で名古屋市との合併を期待する声があったが、名古屋市が合併に消極的だった。一方、近年では同市の河村たかし市長が市域拡大に言及。これらの動きを受け、両市の議員同士も水面下で接触し始めている。 (中日新聞
名古屋大学と中部電力は、透過力の高い宇宙線「ミュー粒子」を使い原子炉の底部を透視する研究を浜岡原発(静岡県御前崎市)で始めた。8月31日、報道機関に実験を公開した。精度が確かめられれば、東京電力福島第一原発事故で溶け落ちた核燃料の状態を把握できる可能性があるという。 ミュー粒子は大気中を飛び交い、厚さ1キロの岩盤でも通り抜ける性質がある。粒子の通り道に物質があると、その厚さや密度により透過する粒子の量が増減する。その量を検出器で調べることで、大規模な建物などの内部をX線写真のように知ることができる。火山やピラミッドの調査にも使われている。 実験では、浜岡原発2号機の原子炉建屋地下2階(地下十数メートル)に、パネル状の検出器(縦25センチ、横30センチ)を12枚設置した。鮮明な画像を得るため、これまで3週間だった観測期間を半年に延ばし、観測器の温度を一定に冷やし続ける工夫をした。名大研究チー
ミュー粒子検出器(左下)の前で原子核乾板を手に説明する森島邦博特任助教=31日、御前崎市の浜岡原子力発電所で(山田英二撮影) 中部電力と名古屋大は三十一日、浜岡原発2号機(御前崎市)で、宇宙線が大気にぶつかって生じる素粒子「ミュー粒子」を捉え、エックス線撮影のように原子炉の格納容器内を調べる実証実験を公開した。重大事故発生時の状況把握に役立つほか、今もよく様子が分かっていない東京電力福島第一原発の格納容器底部を調べる手段として期待される。 研究の中心は名古屋大の中村光広教授、森島邦博特任助教らのグループ。ミュー粒子はウランなど密度が高い物質ほど透過性が落ちる。大学が独自開発した「原子核乾板」という検出器で粒子を捉え、進んできた方向や数を調べることで、原子炉内の様子が分かるという。
県と各務原市は、二〇一八年三月に改装オープンするかかみがはら航空宇宙科学博物館(各務原市)に、ゼロ戦の原型になった「十二試艦上戦闘機」や、国際宇宙ステーション(ISS)の日本実験棟「きぼう」の実寸大模型を展示する。古田肇知事と浅野健司市長が三十一日、県庁で会見し、発表した。 改装後の博物館は、県と市が共同で運営する。県などは目玉として、戦時中に川崎航空機工業(現・川崎重工業)が各務原市の工場で製造した旧陸軍戦闘機「飛燕(ひえん)」を展示することを明らかにしていたが、今回は飛燕以外の展示の詳細を発表した。 展示は「航空」と「宇宙」の二エリアに分ける。航空エリアには飛燕のほか、現在保有している三十七体の実機を年代ごとに配置し、日本の航空技術史を伝える。十二試艦上戦闘機は実機、模型とも現存しておらず、製造元の三菱重工業の設計資料をもとに、新たに製作する。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く