シンガポールでデザインを学ぶ19歳の学生、ジョエル・ウォンはハロウィンの悪ふざけが原因で、警察のお世話になった。ハロウィンを控えたある日、ウォンは殺人ピエロのコスチュームで街に出かけ、動画を撮影した。その結果、6時間に渡り警察から尋問を受けることになったのだ。 ピエロに扮した人物が人々を恐怖に陥れる映像はまず米国で広まり、ヨーロッパやオーストラリアでも被害は拡大している。シンガポールの地元メディアMothershipは10月31日、ウォンとその仲間たちが、悪ふざけが原因で警察の尋問を受け、動画のSNSでの公開を停止するよう求められたと報道した。ウォンたちは10月30日に動画をYouTubeで公開していた。 動画の再生回数は不明だが、実際に被害を申し立てた人は居ないという。しかし、シンガポール警察はウォンの自宅を訪れ、地元の警察署に連行した。ウォンはその後、YouTubeに6分間に及ぶ動画を