大阪府警高速道路交通警察隊は6日、後部座席のシートベルトの装着義務がないワゴン車などの運転手54人に対し、誤って道交法違反で反則切符を交付していたと発表した。 2008年の法改正で高速道路などでの後部座席のベルト装着が義務付けられた際、座席を折り畳んで収納できるワゴン車などは対象外だったが、取り締まった隊員が理解していなかったという。府警は運転手に謝罪し、減点処分を取り消した。 同隊によると、6月、反則切符を交付された男性から「誤検挙ではないか」と府警に相談があり、同隊が調査。2008年10月〜今年6月までに54件の誤検挙があり、隊員31人が関わっていた。