さすがに、♪オ(↑)ッカのうっ(↑)エ〜と妙な日本語で歌った時代を知る人は少なくなっただろうが、以後も常に物議をかもし続けて来た有名人である。日本ユニセフ大使のアグネス・チャン(注1)に対して、北海道議会の小野寺まさる議員(自民党)が身分や組織の不透明さを指摘。アグネスも反撃して、Twitter上で論争に発展。野次馬も次々に参戦し、炎上状態が続いている。といってもイーブンではなく、圧倒的にアグネスへの批判が多い。 真相は議論の結果を待ちたい(注2)が、なぜアグネスはこれほどまでに嫌われているのか? 歴史をひも解きつつ、構造に迫ってみたい。 1955年:英領時代の香港に生まれる。 1972年:上記のように『ひなげしの花』で日本デビュー。人気を呼び、翌年のレコード大賞新人賞を受賞。 1974年:上智大学入学。76年には芸能活動を休止してカナダへ留学。 1985年:日本での芸能活動とボランティア
