気が付けば、「電動キックボード」は街中の至るところで見かけるようになり、あっという間に普及してきた。 首都圏の例で言えば、ポート(専用駐車場)にある淡いペパーミントグリーンの電動キックボードを選び、アプリでQRコードを読み込んでロック解除すれば利用できたりする。使用後はアプリで好きなポートを選んで返却するという手軽さ。利用料金は1分15円程度で、それとは別に50円(税込)の基本料金がかかる。 この「電動キックボード」の急速な普及の背景と利用上の注意点をまとめてみた。 検挙件数は3カ月間で2000件超 電動キックボードは、キックスケーターに原動機を装備したしくみで、短距離の移動を手軽に気軽に可能にする乗り物だ。コンパクトなつくりで持ち運びも簡単。CO2排出量は自動車の約40分の1ということで環境問題の点からもエコでもあるところが評価されて、5年ほど前から世界中で普及が進んでいる。 日本でも、