夏休みはマネー本を読むには最高の季節。株式市場には参加者が少なく夏枯れとなることが多く、理論武装するには最高のタイミングだ。デジタル配信本を旅先にてダブレットで読んでいる人も多いだろう。ここではデジタル化をさらに一歩すすめて、「名プレゼンテーションを動画で見る」と題して、金融市場の勉強になるだけでなく、英語の勉強にもなり、感動も味わえる動画をご紹介していこう。 TEDには第一線で活躍する人の名講演があふれている TEDトークを利用したことがあるだろうか? TEDは様々な分野の第一線で活躍する人をスピーカーとして講演会を開催するニューヨークのNPO法人だ。「TEDトーク(https://www.ted.com/)」のサイトでは2500を超えるプレゼンテーションのアーカイブが無料で見られる。 もちろんタブレットやスマホのアプリでも閲覧可能。英語に自信が無くてもご心配なく。日本語の字幕がついたも
2015/5/11に放送されたプロフェッショナル・仕事の流儀が、私にとっての「神回」でした。 時代にあらがう、信念の金融 金融・投資業というと、他人のお金を運用して手数料だけ抜いて、自分の腹は傷まないようなイメージを持っていました。 今回主人公のファンドマネージャーさんは、自分の全資産をすべて自分が運用するファンドで持っています。 自分の信念で投資先を決め、信念に基づいたルールで売買をします。 投資とはなにか?本質はなにか?を、考えさせられた番組でした。 徹底的に読まない 主人公の新井和宏さんは、鎌倉投信というファンドのマネージャーです。 お客さんから投資資金を募って運用し、年間10%の運用益を獲得してきました。その一方で、収益の一部を、社会的意義の高いビジネスを行っている中小企業やベンチャーに出資しています。 ファンドの運用ルールはシンプル。 社会的に意義のある企業に投資する 投資先に均
金融業とITが一体化してからすでに久しく、いまや、あらゆる金融決済業務はITシステム無しでは語れません。私たちの生活に最も身近な銀行業界も例にもれず、東日本大震災の義援金口座トラブルの際には、お金のやりとりが滞って多大な影響を受けた方も多かったと思います。 これほど重要な業務を支えるITシステムとなると、その開発や維持には多大なコストが発生するもので、日経コンピュータ(2010年4月14日号)によれば、100億~200億(オープン系~メインフレーム)の初期開発費用が発生すると述べられています。 10年以上前までは、こういった銀行の根幹を支える勘定系システム(預金・貸出・為替業務を支えるシステム)を独自開発する銀行は多く、これの開発を得意とする国内SIerの一部は「メインフレーマー」と呼ばれ、カスタムメイドを重ねに重ねたシステム維持運用を当たり前のように提供していたのです。 しかし、業務の集
NHKニュース見てたけど 「今、アメリカ経済は好調です。車が飛ぶように売れていきます。理由は低所得者向けの低金利ローンです。」 なんか数年前同じようなニュースがあった気がするんですが #NHK — はやぶさ (@24e5hayabusa) July 22, 2014 2日で約3,000RTされたこのツイート。 それだけあの金融危機という名の惨劇は、あるいは、単に「サブプライム」という単語は、我々の頭にまだまだこびり付いて離れないということなのだろう。 今回はこのツイートをもとに、この「新たなサブプライム」の現状を少しだけ見てみよう。 「誰でも借りられます」 低所得者層も利用する中古車店ではそのような看板も目立つという。 (Photo: NYTimes.com/dealbook) 本件について先日DEALBOOKが取り上げている記事がちょうどあったので今日はそれをカンタンに紹介していくことに
イスタンブール出身の株式投資家アーメット・オクマスが株式投資に目覚めたのは16歳の時。デビューは鉄火場的、投機的なイスタンブール証券取引所です。 そこで彼は、逆張り的な投資手法を駆使して、そこそこの利益を上げていたようです。 その後彼は、大学入学のため、アメリカにわたります。そこで彼は母親がくれた1.5万ドルを元手に株式投資を行い、年率100%超の利益を上げ、8年間で600百万ドルまで増やします(この成功の途中で彼はヘッジファンドも立ち上げています)。 2011-06-23 13.35.01 / rolfkleef 4つの投資手法 ==== 1.利益率が高すぎる企業には投資しない。 利益率の高さは今後の改善余地の小ささ、とのことです。 また、あまりにも高い利益率は、競合の不在など、ある種特殊な状況によってもたらされている可能性があります。 しかし、利益率の高い分野というのは、他社から見て魅
米国の天才ファンドマネージャー、マイケル・ラウアーは、10年間、年平均72%のパフォーマンスをたたき出したバリュー投資家です。 彼の投資手法を見ることで、バリュー投資的な投資銘柄の決定方法が身につくと思います。 なお、バリュー投資家とは、株価が、企業の本源的価値を下回っているときに投資するスタイルの投資家を指します(PER、PBR、PSRなどを好んで用いて、チャートなどテクニカル分析は基本的に使わない)。 それでは彼の投資銘柄の決定法を見てみましょう。 投資銘柄の決定方法 1.自らが熟知している銘柄、セクターであること。 自分の勤務先の業界など、他人より明らかに優位性がある分野で勝負すべきということでしょう。ピーターリンチのアドバイスにも同じようなものがあります。 2.市場全体と比較し、大きく下落していなくてはならない。特に、機関投資家が保有できなかった銘柄などが割安になっている可能性が高
2013年08月17日 全国の一生賃貸派を置き去りにして華麗なドリブルから中古マンション購入 ご報告が遅れました。ずっと「持ち家は不要の一生ストロング賃貸派」だった私ですが、実は先月末に、湾岸某タワマンを中古で買いました。 君子豹変す、という奴です。モテないブサイク同士の彼氏作らない同盟ではございませんので、全国の賃貸派かつ本ブログの読者の皆様に置かれましては、私の日和見を破顔一笑許してくださるものと信じております。 全国の賃貸派を置き去りにしてマンション購入した理由は 買った理由 (1) 私の場合、いつも物件をほぼピンポイントに絞っての家探しなので、賃貸だけでなく中古分譲も視野に入れたほうが、選択肢が広がるから。今回、ちょうど対象物件内から手頃な間取り、方角のものが出た。 (2) アベノミクスの効果が出たら出たでデフレからインフレへ。出ないと出ないで、国家債務の問題が噴出して、いずれは、
知ってる人は既に活用している日経電子版(月額4000円以上)、日経MJ(月額2000円以上)、日経産業新聞(月額3500円以上)あわせて月々約1万円もの新聞料金を払わずに無料で読む裏ワザについて紹介したいと思います。 この裏ワザはもう数年も前から知られている方法なのですが、投資とか金融とかに興味のない人にはあまり知られていないようです。 ※他の裏ワザ:退職金をノーリスク且つ高金利で資産運用する裏技 特定の証券口座を開設すると無料で日経新聞などが読めるサービスが利用可能 なぜ投資とか金融とかに興味のない人が知らないかというと、今回紹介する裏ワザは丸三証券など一部の証券会社の口座を開設することで実現できることが影響していると思います。 丸三証券に口座を開設すると「日経テレコン21」という日経のサービスを利用することが出来ます。 この「日経テレコン21」は主に法人向けに提供されている有料サービス
先日まで、八重洲ブックセンターで、僕の推薦図書のフェアをやっていました。 訪ねてくれた皆様ありがとうございます。 今日は推薦した本のリストをアップしたいと思います。 資本主義と自由 、ミルトン・フリードマン (著)、村井 章子 (翻訳) ノーベル賞学者による自由主義のバイブル的な本。はじめて出版されたのは50年も前だが今でもおどろくほど新しい。自由な市場経済こそ人類を豊かにできるのであり、政府による裁量的な介入はなるべく排さなければいけない。本棚に一冊置いておきたい古典。 セイヴィング キャピタリズム、ラグラム・ラジャン (著)、ルイジ・ジンガレス (著)、堀内昭義 (翻訳)、有岡 律子 (翻訳)、アブレウ 聖子 (翻訳), 関村 正悟 (翻訳) 原著のタイトルは"Saving Capitalism From The Capitalists." 資本主義は資本家に脅かされているのだ。フェア
ライフハックメガバンクは卒業して、優秀な「住信SBIネット銀行」に乗り換えるべき4つの理由2011年2月4日448 目次メガバンクへの不満住信SBIネット銀行の4大メリット1. 月に3回も無料で振込み可能!2. 自動振込み機能で振込み忘れのストレスから開放3. 管理画面がメガバンクの3倍の力はある!4. 24時間ATM手数料無料のコンビニが多すぎ※スゴイことに気がついた※追記1※追記2メガバンクへの不満仕事がやっと終わって、週末にATMへ行ったら時間外手数料を取られるお昼どきにお金がないことに気がついて、ATMへ行くと長蛇の列振込み手数料がやたら高いネットバンキングの画面が見にくいこんな不満を、僕は「三菱東京UFJ銀行」に持っていました。そんな不満を、解決してくれるのが、「住信SBIネット銀行」です。 住信SBIネット銀行の4大メリット月3回も無料で振込み可能自動振込み機能で振込み忘れのス
「若い世代に安心して赤ちゃんを産んで欲しい」との思いから、保険料を従来の約半分にすることを目指して設立されたライフネット生命保険。その理念を伝えるべくはてなブックマークニュースではこれまでに二回、ライフネット生命の出口社長とはてなユーザーとのPR対談記事をお届けしてきました。最終回の今回は、ブロガーとして、またネットをはじめ各種媒体でご活躍の“切込隊長”こと山本一郎さんのご登場です。 ライフネット生命保険 ライフネット生命は、生活者にとって便利でわかりやすく、かつ高品質な生命保険サービスを提供するという理念のもと、インターネットを主要チャネルとして、新しい生命保険を販売しています。 → 会社概要、お申し込みはこちら 第三回目の企画として、ライフネット生命出口社長と保険に関する対談のお願いをしたところ、「ちょうど妻の生命保険について話し合っていたところです」とおっしゃられた山本一郎さん。そこ
(文章が不完全なので後ほど修正いたします) 有料配信7月20日号にて、ゴールドマンの決算を特集したときにゴールドマンが採用したと思われるHigh Frequency Tranding System が広く関与したためにトレーディングの高収益が出たと思う、と書きました。 その後FBIにゴールドマンのプログラマーが逮捕され、どうやらNYSEのシステムに不正侵入するためのコードを開発していた、などと伝えられるにつけ、やはり、という確信が我々の間にはひろがって行く訳です。24日にはニューヨークタイムズの記事も出ております。 未確認の情報もたくさんあるので、あまり決定的なことは言わずに来ましたが、間違った情報が随分流れるのており、一部ブロガーの方も必死でフォローされている様子ですので、また、CDSのときのように一度間違った認識が広まってしまうと大変なので、ここで不完全ながら一度整理をさせて頂きます。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く