任期満了に伴う大阪府河内長野市長選(6月30日告示、7月7日投開票)で、現職の島田智明氏(54)=2期目=が14日、報道陣の取材に応じ、不出馬の意向を明らかにした。 【画像】次期衆院選での「政党議席予測」(5月27日時点) 島田氏は昨年8月、自民党大阪15区支部長に就任し、次期衆院選に向けた政治活動に専念する考えで、「南河内に発展の起爆剤をつくりたい」と述べた。 後継者については市幹部らに打診したが、いずれも固辞されたといい、「ベッドタウンだけではなく、産業用地を活用して企業誘致などを進めてほしい」とするにとどまった。 島田氏は東大大学院を修了後、会社員や神戸大大学院准教授などを経て、平成28年の市長選で初当選し、現在2期目。14日現在、同市長選への立候補表明者はいない。