長い文章なので、お急ぎの方は★のところだけお読みください。 ★前書き:一般論でわかりにくい話をします以前お約束していた記事です。今回は、にじさんじの海外戦略を考えるための手がかりとして、一般的な経営学や異文化理解に関する文献を触ってみたいと思います。 実は、Virtual YouTuberの世界を見ていて若干不安に感じていたのは、「ITによって世界の障壁は取っ払われる」という思想(フラット化)に引っ張られるすぎることでした。しかし、あらゆる文化には人のこだわりがあり、「世界=英語」という単純な価値観に引っ張られるのは、あまり良いこととは、私には思えませんでした。世界はもっと複雑なはずです。 今回の記事ではどう異文化と接するべきか、考える道具を集めました。また、今のにじさんじの海外進出の方法に若干違和感を感じているところも、書いてみようと思います。 Vtuberの文脈で海外の事を一番考えてい