北九州市所有の旧国鉄客車座席、業者が無断でオークション出品 2脚は所在不明に 2024/5/24 6:00 (2024/5/24 15:54 更新) [有料会員限定記事]
地方自治の変化を読み解く 人口減が加速し、コロナ禍が日常に影を落とす中、地方政治に変化の兆しがみられる。何がどうカワルカ(変わるか)、カワル「力(ちから)」はあるのか。令和の自治のいまを探る。
宅配ボックスをキープ?Amazon配達員が勝手に開けて自分の荷物を… 2023/06/06 18:00 (2024/03/27 13:13 更新) 【投稿】 福岡市内にマンションを所有する不動産会社を経営しています。マンションの入り口には宅配ボックスが並んでいます。配達員が暗証番号を設定する「ダイヤル式」と呼ばれるものです。 5月上旬、Amazon(アマゾン)の荷物の配達を請け負う業者が、既に荷物が保管されているボックスを勝手に開錠し、中に入っていた荷物をボックス前に放置し、自分の荷物を入れて去った事案が発生しました。 マンションには防犯カメラがあり、映っていた箱の名前からアマゾンの配達員だとすぐに分かりました。マンションの外に設置してたカメラには車両も映り込んでいました。自ら名乗り出るよう宅配ボックスに注意書きを張っていたところ、締め切り期日ぎりぎりに、荷物を放置した配達員から「私がやり
福岡県大任町が建設を担う田川地域の広域ごみ処理施設などを巡り、工事関連の公文書が共同運営する自治体に十分に共有されず、総額300億円を超える事業費の流れが見えづらくなっている。文書を管理する町は同県田川市議会からの開示要請を拒むなど、自治体に対する情報公開まで後ろ向きな姿勢になっている。一方、「ガラス張りの行政」を掲げて4月に初当選した村上卓哉・田川市長は開示を求めていく方針を示しており、今後の町の対応に注目が集まる。 (華山哲幸、金子晋輔) ▶大任町“強すぎる町長”を助長する構図 施設受け入れた町に建設委託 各自治体は、行政運営の効率化を図るため、施設を町内に受け入れる方針を示した大任町に建設を委託。人口比などに応じて、負担金を支払っている。...
いつか、おやじのように-。憧れの父と同じ職を目指していた男性は、成人式のわずか1週間後に夢を絶たれた。福岡市の貨物船内で後進するトレーラーの誘導作業中、トレーラーとコンテナに挟まれ死亡した。運転手の40代の男=自動車運転処罰法違反罪で公判中=は飲酒していたが、事故現場が船内のため道交法違反(酒気帯び運転)罪には問われていない。「多くの遺族が飲酒運転撲滅と声高に言うけど、私たちはその前提にも立てない」。両親は憤りと無念さを抱え、道交法改正を求める。 男性は両親から「クニ」と呼ばれていた港湾運送会社社員の木塚國義さん=福岡県宇美町、当時(20)。笑顔の遺影の周りには友人との写真が何枚も飾られ、父とおそろいのネックレスや20歳の誕生日に母が贈った腕時計など思い出の品が飾られていた。「クニは正義感が強くて家族思い。友達も多かった」。母美紀さん(46)は声を詰まらせる。 「父の背中を見て育ったから同
新型コロナウイルスの感染症法上の位置付けを「5類」に引き下げることを了承した政府の専門家分科会の議事録が16日、公表された。会合では5月8日に5類へ移行する政府案を容認したものの、医療関係の委員らは「まだ侮れない病気だ」と指摘。政府にさまざまな条件を突き付け、危険性がなくなったかのようなメッセージにならないよう厳しく注文を付けていた。 会合は1月27日に新型コロナ対策分科会と基本的対処方針分科会が合同で開催。感染対策を季節性インフルエンザ並みに緩和するに当たり、専門家の同意を取り付けるために政府が開いた。 ...
新型コロナウイルスの感染症法上の位置付けを「5類」に引き下げることを了承した政府の専門家分科会の議事録が16日、公表された。会合では5月8日に5類へ移行する政府案を容認したものの、医療関係の委員らは「まだ侮れない病気だ」と指摘。政府にさまざまな条件を突き付け、危険性がなくなったかのようなメッセージにならないよう厳しく注文を付けていた。 会合は1月27日に新型コロナ対策分科会と基本的対処方針分科会が合同で開催。感染対策を季節性インフルエンザ並みに緩和するに当たり、専門家の同意を取り付けるために政府が開いた。 ...
自民党の麻生太郎副総裁は15日、福岡県飯塚市であった国政報告会で「原発で死亡事故が起きた例がどれくらいあるか調べてみたが、ゼロです」と述べた。関西電力美浜原発(福井県)で計11人が死傷した蒸気噴出事故などが起きており、発言の真意を問う声が上がりそうだ。 ▶麻生氏「増税含め国民は評価」 麻生氏は、国政課題の一つとしてエネルギー問題を挙げ、太陽光などの再生可能エネルギーは安定的な供給が難しいと指摘。その上で「(原子力は)最も安くて安全。原子力と原子爆弾の区別がついていない人もおられ、原発は危ないと言う人もいる」として、原発の活用を訴える中で「事故ゼロ」に言及した。 2004年8月の美浜の事故では、蒸気を浴びた点検準備中の作業員5人が死亡、6人が重軽傷を負った。東京電力福島第1原発事故では、収束作業に従事していた男性が肺がんを発症し死亡。その後、労災認定されている。 (坂井彰太、坂本公司)
元首相が36年間、朝の駅前に立ち続ける理由 原点に松下幸之助さんの助言 2023/1/4 0:00 (2023/1/9 17:40 更新) [有料会員限定記事] 【東京ウオッチ】「おはようございます」―。昨年末、まだ夜のとばりが降りたままの午前6時前。千葉県内のJR駅前に、背広姿をした政治家の声が響いた。 気温は2度。コートを着ないと凍えそうだが、この男性は平気な顔をして、自身の活動をつづった政策ビラを通勤客に配っていく。ビラを受け取ってもらえなくても、頭を下げ「いってらっしゃい」と声をかけた。 男性は、選挙を目の前にして焦っている政治家ではない。かつて、この国の宰相を務めた野田佳彦衆院議員(65)=立憲民主党最高顧問=だ。 野田氏は平日の朝、2~3時間、選挙区(千葉4区=船橋市南西部)内のいずれかの駅前に立ち、通勤客らに「かわら版」と称するビラを配布するのが日課だ。立民ベテランは「野田氏
どうする 明日のエネルギー 2050年、温室効果ガスの排出量を実質ゼロに―。政府の意欲的な目標にリアリティーはあるのか。今夏に改定される「エネルギー基本計画」を巡る議論を通して考える。
北九州市小倉北区の旦過市場一帯で10日夜に発生した今年2度目の大規模火災を巡り、インターネット上では出火を責めるような中傷や、臆測に基づく放火説などのデマが後を絶たない。「火元」と名指しするデマの標的となった飲食店経営の女性は「もう限界…」。焼けた店の対応に追われる中、心身ともに疲弊しきっている。 何か悪いことした? 「店の名前が『火元』としてネットに出てるよ」。...
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