東京大学は1日、中国ネット通販大手・アリババ集団の創業者、馬雲(ジャック・マー)氏を1日付で研究組織「東京カレッジ」の客員教授として迎えたと発表した。任期は10月末まで。東大は馬氏に期待することとして、重要な研究テーマへの助言や支援のほか、持続可能な農業・食料生産分野での東大の研究者との共同研究を挙げる。「講演や講義を通じて起業や経営の知見を学生や研究者と共有することも期待する」と説明した。
上海ショーについての評価を私が「この人なら」と思える自動車メーカーの人達に聞いているのだけれど、そこで感じることは中国って自動車産業のレベルだけでなくナショナリズム(国産愛好精神)が急に育ってきたこと。今までは外国製品に憧れてきたけれど、中国企業で負けない製品を作れるようになれば迷わずソチラに向く。最近、家電製品も中国ブランドが伸び始めた。 実際、上海ショーに出展されていたクルマを見ると中国車の方が夢があり、ワクワクする。対して日本も欧州も保守的。一般公開日は混雑する中国車のブースに対し、日欧米のブースなら普通に歩ける状態だったという。そして日本勢が電池調達コストで苦しむ中、BYDは補助金無しので中国で2023年1月~3月期は5倍の利益を生み出した。勝負しようとしたら赤字覚悟になる。 100歩譲って赤字覚悟の投資をしても、おそらくナショナリズムが育つにしたがって国産嗜好はさらに強まると思う
¥1680=3万2916円。え?とある通販サイトで、中国の人民元が、まるで日本円かのように、表記されていました。「まさか」「だまされた」「¥」マークを巡ってトラブルが相次いでいます。 これは19日の夜のNHKニュースで報じられたものである。1680円かと思って通販で購入したところ、1680人民元であったことで、日本円では購入価格が約20倍となっていたというものである。1人民元は約20円程度となっている。 国民生活センターには、「消費者が著しく誤解するサイトだ」との指摘もあったようで、これは日本円にみせかけて高額で商品を販売するという詐欺サイトであった可能性が高い。 ここで注意すべきは、中国の人民元と日本円の記号はともに「¥」であること。これは間違いではない。 日本の円は明治政府により1871年に定められている。記号では「¥」となり、JPYとも表記される。 「円」の名前の由来としては、新貨の
日本のサブカルチャーを色濃く受ける中国のビリビリ(ビリビリ動画)の雲行きが怪しい。ビリビリの中国での略称は「B站」。サイト名の由来はアニメやゲームにもなったライトノベルの「とある魔術の禁書目録」「とある科学の超電磁砲」のヒロインキャラ「御坂美琴」の愛称(「ビリビリ」)から来ている。 最近では中国発のアニメやゲームが人気になり、当初のラインアップとはだいぶ変わってきているが、それでも日本の新しいコンテンツが発表されると爆速でビリビリで勝手にアップされるなど、日本のコンテンツ愛好者からスタートした、オタクカルチャーの動画投稿空間の雰囲気は残されている。 ビリビリの人気配信者が動画のアップを休止すると発表 収益が減ったことが原因と語る そんなビリビリ動画において著名な動画配信者が、ビリビリ動画で十分に稼げないことを理由に休止すると発表して話題になった。あくまで一部の配信者であって、全体の動向では
中国伝統医学では、出産した母親が休養して体力を回復させる「坐月子(ズオユエズ)」と呼ばれる風習があり、この杭州の産後ケアセンターでは、母親の代わりにスタッフが新生児の世話をしてくれる。中国では、子育て費用が高いことが人口減少の主な要因になっている。(PHOTOGRAPH BY JUSTIN JIN) 過去数百年にわたり世界最大の人口を誇ってきた中国だが、2023年、世界一の座をインドに譲ることになりそうだ。転換点を迎えた中国は、この先どうなるのか。 中国東部の安徽省(あんきしょう)にある丁慶子(ディンチンズー)が暮らす村は、秋を迎えて、通りが黄金色に染まりつつあった。 この地方の重要な作物であるトウモロコシが、家々の前に何千本も並べられ、天日干しされているのだ。35歳になる溶接工の丁が、子どもの頃から慣れ親しんできた光景だ。しかし、さまざまな面で、昔とは生活が大きく変わった。空き家が目立ち
日本の中華料理屋さんの定番メニューの1つである「天津飯」。 名前の元となっている中国の天津市のみならず、 中国全土にも存在しない日本独自の中華料理です。 発祥については諸説あるのですが、主流となっているのは、 戦後に「来々軒」という浅草発の中華料理店のコックが、 「早く食べられる物」を客からオーダーされた際、 こちらは本物の中華料理であるカニ玉(芙蓉蟹)をご飯にのせ、 酢豚の餡を応用した甘酸っぱい餡をかけて出した料理を作り、 「天津芙蓉蟹肉丼」と称したというものです (他にも大阪の中華料理店説などがある)。 中国でも「ドラゴンボール」に登場するキャラクター、 「天津飯」の影響で字面などは身近だったとは言え、 実際に存在する料理だったとは知らなかった人が多く、 関連投稿には、驚きの声などが相次いでいました。 「そんな歴史があったとは…」 アイヌ人が日本料理に与えた影響の大きさが話題に 翻訳元
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漢字はいつ、どのようにして生まれたのか 漢字はおおむね甲骨文→金文きんぶん→篆てん書→隷れい書→草書・行書・楷書と発展してきた。 甲骨文は殷いんの時代(紀元前17世紀頃~紀元前1046年)に使われていたもので、主に骨や甲羅に書かれていたもの。長らく失われていたが、清末に発見され、20世紀になってからようやく研究された。 甲骨文字は、最初に発見した王懿栄おういえいが薬として服用するための竜骨(大型哺乳類の化石化した骨)に文字が書かれているのに気がついたというエピソードがよく語られているが、これは事実ではないらしい。こうした出来すぎた物語はたいてい作り話である。 甲骨文の次の段階である金文は、青銅器に鋳込まれていたもの。中国の古代史研究と言えば、かつては漢代の『史記』など、後世に成立した文献を中心に行うものだったが、最近は発掘調査が進んだので、金文を用いた研究もさかんになっているときく。 篆書
香港(CNN) シルクのランジェリーをまとった男性モデルがビートに乗って指でハート形を作ってみせる――。中国大手動画共有サービスのドウインで、そんなライブ中継が流れている。 こうした男性モデルのパフォーマンスは、中国の厳格なインターネット検閲をかわすために必要な、ある種起業家的な革新性の表れだ。女性下着のネット販売という、一見何の罪もなさそうな行為でさえも、検閲の網にかかることがある。 中国の検閲は世界有数の厳しさで、政治的にデリケートな情報だけでなく、きわどいと判断された女性の体の画像でさえもブロックされてきた。 1月には、ライブ中継を通じて下着を販売していた複数の業者が、女性モデルを登場させて検閲でもめた後に、中継を中断させられていたことが明らかになった。 そこで代わりに起用されたのが男性だ。
11月27日、新宿駅西口の地下広場。私はわが目を疑った。100人ほど(主催者発表数百人)の在日中国人の若者たちが、集まって中国政府に抗議しているのだ。マスクや帽子、メガネなどで顔を隠している人が多いものの、見たところ一般人っぽい雰囲気である。日本語が上手な人も多く、留学生の比率が高いのだろう。 たくさんの人たちが、手に白い紙やプラカードを持っている。プラカードの文言はかなり手厳しい。「ゼロコロナ政策反対」「自由を、さもなくば死を」「習近平くたばれ」「中国共産党の思考様式は人類文明の最大の脅威だ」「人類は共産党を歓迎しない」……。多くは油性ペンでの手書きで、印刷されたものもせいぜいワードソフトで作っただけという手作り感が満載である。 「白い紙」は、今年に入ってからゼロコロナ政策や習近平政権の3期目突入に反対して街に出た中国人がしばしば掲げるようになったアイテムだ(抗議のスローガンが書かれてい
中国では、厳しい行動制限を伴う「ゼロコロナ」政策に対して首都 北京や上海などで大規模な抗議活動が続いています。共産党の一党支配のもと、厳しい言論統制が敷かれる中国で、党や政府に反対する抗議活動が複数の都市で一斉に行われるのは、極めて異例です。 【随時更新しています】 新型コロナウイルスの感染拡大が続く中国では、「ゼロコロナ」政策のもと、行動制限などを伴う厳しい対策がとられていて、首都 北京で27日夜、これに反発する人たちが大規模な抗議活動を行いました。 集まった人たちは「自由がほしい」などと大きな声で訴えるとともに、言論が封じ込められていることに抗議の意思を示すため、白い紙を掲げていました。 最大の経済都市、上海では26日に続いて27日も抗議活動が行われ、抗議の声を上げる人々が警察に取り押さえられていました。 このほか、南部の広東省広州や、内陸部の湖北省武漢、それに北京や南京の大学などでも
14億人の中国を支配する7人……、第3期習近平体制の最高指導陣である中国共産党中央政治局常務委員の顔ぶれが発表された。さまざまな予測、噂、リークが飛び交っていたが、中国共産党党大会、一中全会(第1回中央委員会全体会議)後に明らかとなった人事は、ほとんどの予測を裏切る結果となった。 中国共産党指導部には、党大会時点で68歳以上は引退、67歳以下ならば次の党大会まで現役という、「七上八下」と呼ばれる慣例がある。習近平総書記がこの慣例を破って再任することはすでに確実視されていたが、まだ67歳の李克強首相が引退に追い込まれたのはサプライズだ。全人代(全国人民代表大会)委員長など、実権の少ないポストに回されるとの予測が有力だった。 また、実務派官僚の大物として知られる汪洋・政協(全国政治協商会議)主席も67歳での引退となったほか、次期首相の最有力候補とも見られてきた胡春華副総理は常務委員に入るどころ
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