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ブックマーク / goldhead.hatenablog.com (66)

  • おれには、はてなブックマークが必要だ - 関内関外日記

    fujipon.hatenablog.com こちらの記事に、おれはこう「はてなブックマーク」した。 「はてなブックマーク」廃止論 - いつか電池がきれるまで [はてな] おれみたいなバカにはさ、マスコミでも個人のでもいいけど、ある記事を読んでも、それだけだと不安だから、反論、疑問点、別の視点、欠けた部分、あるいは補強意見を一覧で読めるはてブねえと、怖くてネット見れん。 2018/06/28 15:17 字数制限ぎりぎりで書いたけど、書ききれていないような気がするので補記したい。 とはいえ、おおむね言いたいことは上の通りだ。ある記事がある。阿呆のおれは「ふむふむ」とそれを読む。阿呆だから仕方ない。でも、それだけだと不安だ。なぜならおれは完璧に世の物事を把握し、噛み砕き、理解する、知識ないしは知恵の体系を持っていないからだ。 だから、それに対する反論、疑問点、別の視点、欠けた部分、あるいは補

    おれには、はてなブックマークが必要だ - 関内関外日記
    mventura
    mventura 2018/06/30
    考えや価値観を壊してくれる機会は自分にとってとても貴重。twitterは近い思想の人になりがちだし。それに罵詈雑言は他のサービスに比べてずっと少ないと思う…酷いのは非表示にしてるからかも知れないけど。
  • 殺すほどのことでもなければ、死ななければならないほどのことでもなかったはずなのに - 関内関外日記

    くだんの事件の話をする。とはいえ、おれは被害者である、はてなid:hagex氏と個人的にやり取りをしたこともなければ、実際にお目にかかったこともない。もちろん、容疑者と目される「低能先生」とも、だ。だから、以下に書かれることは、ひとりのはてなユーザー、当事者たちから少し離れたはてなユーザーの所感に過ぎない。 hagex氏は、いつ頃からかはてなで見かけるようになった。おれの方が古いユーザー、あるいは村民であるような気がしていた。ただ、それは観測範囲の問題、単なるおれの勘違いであって、彼の方が古参であることも充分にありうるだろう。 それはどうでもよい。彼が主にしていたことはネットウォッチだったと思う。だれとは言わぬが、ネット上の有名人の炎上などに駆けつけ、それをまとめている人、という印象だった。それ自体、品のいいことだろうか。そうではないだろう。しかし、そういうジャンルの割には、彼なりのライン

    殺すほどのことでもなければ、死ななければならないほどのことでもなかったはずなのに - 関内関外日記
    mventura
    mventura 2018/06/25
    “そして、いくらなんでも、あのブログ記事一本で人が死ぬということもないんじゃないのかという思いは拭えない。”
  • 栗城史多さんの事故について - 関内関外日記

    www.huffingtonpost.jpおれには山のことはよくわからない。ましてや、世界最高峰だのそういった超格登山のことなど知りはしない。登山業界のこともまったく知らない。 ただ、「栗城史多」という名前は知っていた。もう数年前、まあかなり前のことだが、職場で流れているラジオのゲストに出てきたのだ。話が面白かった。いつも仕事に集中しているわけでもないおれは、ラジオに聞き入った。 そして、ちょっと名前を検索してみた。すると、おどろいたことに「栗城史多」はネット上でけちょんけちょんにされていた。曰く、あいつはインチキだ、フェイクだワック下山家だ、と。 そんなことがあるものだろうかと、いつも仕事に集中しているわけでもないおれは、いろいろ見てまわった。見てまわった結果、どうもネットで指摘されていることにはある程度の確からしさがある、と判断した。なんであろうと一発で「ネットde真実」というのは避

    栗城史多さんの事故について - 関内関外日記
    mventura
    mventura 2018/05/22
    話上手だから実力がなくても持ち上げられたということなんだろうか。実力以上のものに挑戦し続けたのは何かの強迫観念だったんだろうか。
  • 『インド仏教はなぜ亡んだのか』そう、それが知りたかった……が!  - 関内関外日記

    インド仏教はなぜ亡んだのか―イスラム史料からの考察 作者: 保坂俊司 出版社/メーカー: 北樹出版 発売日: 2003/05/01 メディア: 単行 クリック: 1回 この商品を含むブログ (1件) を見る このところ釈尊、すなわちゴータマ・シッダールタの時代の仏教、原始仏教に関するを何冊か読んだ。読みながら、ふと思うことがある。「なんで今のインドは仏教国じゃないの?」。これである。これに関しては、南伝仏教というか、釈尊の仏教そのままだよというテーラワーダ仏教(上座部仏教)の……スリランカの僧も触れていない。 むろん、釈尊の教えを説くことと、ある国家(地域)でその宗派が亡んだことに直接の関係はない。後者は仏教の話というより、政治や軍事の歴史に属することだろう。でも、疑問に思っちゃうよな。だって、釈尊が「おれ覚ったよ」ってなったら、都市近郊にサンガ(僧の集団)を作って、乞(こつじき)を

    『インド仏教はなぜ亡んだのか』そう、それが知りたかった……が!  - 関内関外日記
  • わいせつカー工場の町 - 関内関外日記

    アメリカの片田舎を絵に描いた。絵の中に私はいた。そんな気になった。その小さな町のはずれに、やはり小さな工場はあった。「ハイ・オン・ディーゼル&ガソリン・モーターズ」と看板にあった。工員が古いビュイックの下に潜り込んでなにか作業をしている。 「こんにちは。お仕事中すみません、"魂の駆動体"についてお話を伺いたいのですが」と言う。 老人がビュイックの下から台車を滑らして出てきた。頑固そうな白人の老人だった。 「ちょうど休憩にしようとしたところだ。奥の事務所へ行こう」 そして、私ははるばる太平洋をわたり、カーの話、猥褻カーの話を聞くことができたのだった……。 「あれは……デトロイトの連中がおたくの国のカーをハンマーで叩き壊しているころだったか。あんた、どんなに怒っていても、カーに関わる人間が、カーにあんなことしちゃあいけねえよ。ま、そんなときにおれは思ったんだ。この国の人間が日のカーを選ぶんだ

    わいせつカー工場の町 - 関内関外日記
  • ブレイディみかこ『花の命はノー・フューチャー』を読む - 関内関外日記

    花の命はノー・フューチャー: DELUXE EDITION (ちくま文庫) 作者: ブレイディみかこ 出版社/メーカー: 筑摩書房 発売日: 2017/06/06 メディア: 文庫 この商品を含むブログ (6件) を見る 「うちの一番上の兄貴がよく言ってたんだけども。ジーザスが十字架にかかってる当の理由を知ってる?」 「当の理由?」 「そう。知ってる?」 「知らない。わたし酔ってるし頭も回らない」 「何も期待するな、って言うためだって」 「へ?」 「世の中なんて不条理で筋の通らないことばかりなんだから、何も期待すんなよ。俺を見てみろ。俺なんか、そのおかげで殺されちまったんだから。って言うためらしいのよね、どうも」 「ほー、ノー・フューチャーだね、それもまた」 おれは文化的にUKびいきの人間である。『マンチェスター・バイ・ザ・シー』をしばらくイギリスを舞台にした映画だと思っていたくらいだ

    ブレイディみかこ『花の命はノー・フューチャー』を読む - 関内関外日記
  • 韓国映画『アシュラ』を見る - 関内関外日記

    アシュラ(字幕版) 発売日: 2017/07/21 メディア: Amazonビデオ この商品を含むブログを見る ノワールでラーメンが獣臭い韓国映画です。大好物なのであります。して、この映画に関しては、主人公もかっこいいのでありますが、松重豊と谷垣禎一を足して、さらに悪さをふりかけたみたいな悪徳市長役がすごいのであります。おれはあまり外国映画の役者さんに興味がないので「あの映画のあの役の人」とか言えないのですが、この映画については、この市長がすごい。この市長がすごい2018なのであります。いや、映画は2018じゃあないですけれども。 ストーリーとかそういうのは、なんかAmazonのレビューでもYahoo!映画でも読んで下さい、と。 movies.yahoo.co.jp しかしまあ、ほんとうに男臭く、泥臭く、なのであります。女性の登場人物は端役で一人、くらいのもんでして、権力闘争、謀略、暴力、

    韓国映画『アシュラ』を見る - 関内関外日記
  • 帰りなんいざ平和島デス・ロード(サマー2015) - 関内関外日記

    「……だからねえ、先生、そのときおれはこう思ったんです。おれが『マッド・マックス』なんだって。わかりますよね? 水が降ってきたんだ。この身がクエイクしたんだ。4DX! 4DX! 恩寵だったんです。それでおれは、下の階のドン・キホーテでツイン・ネックのギターを買ったんです。ついでにカシャーサを一買いました。怖いものなんてなんにもないって思ったんです。それで、目の前にあった競艇場の超抜機を奪って、走りだしたんです。レンチがあればエンジンも唸るんだ。もう、そこは平和島なんかじゃなかった。地獄のデス・ロード・アイランドだったんです。それでね、先生、おれは〈大森 海苔のふるさと館〉に向かってぶっ放したんですよ。知ってますか、大森は海苔の……」 「今日はこのくらいにしておきましょう」 ドアが閉まる。引き手の部分と頭より高い部分、足首より下の部分でかしゃんとロックされる音が鳴る。廊下は少しやわらかいゴ

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  • おれたち貧乏人は砂糖玉で病気を治す練習をするだけだ - 関内関外日記

    まだこの世の名残があって、光らなくなった灯台の下にいたんだ。あたりいちめんに少し背のたかい草が生えていて、その中からぼくはたんぽぽのしっぽをさがす仕事をしていたんだ。 日が暮れたら仕事はおしまい。ぼくはセンターに帰る。たんとうのおばあさんに、たんぽぽのしっぽをわたすと、かわりにうすい空色の砂糖玉をもらえる。それでぼくは、ぼくの双極性障害がよくなると知っている。 でも、その日は、ちがったんだ。ピンク色の砂糖玉をおばあさんがわたすんだ。 「これじゃあ、ぼくの病気、よくならないよ」とぼく。 「あのねえ、これも同じだけよくきくから、かまわずにお飲みなさい」とおばあさん。 それで、ぼくはピンク色の砂糖玉を飲んだんだ。だんだん気が遠くなっていって、そこかしこに花がさくのが見えたんだ。ぐるぐる世界がまわって、ぼくは久しぶりにお酒を飲んだような気分になった。そしてそのまま、二度と目を覚まさなかったんだ。

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  • 石牟礼道子 言葉の階段を降りていった人 - 関内関外日記

    春の城 作者: 石牟礼道子,田中優子,町田康,赤坂真理,鈴木一策 出版社/メーカー: 藤原書店 発売日: 2017/07/22 メディア: 単行 この商品を含むブログを見る 「ななが嫁にゆく時は、この形見をばゆずるゆえ、なあ」 うららかな声まで死んだおのぶにそっくりである。 見送りに来た近所の年寄りたちが、空を見上げながら言った。 「よか嫁入り日ぞ。この分なれば、早崎の瀬戸も凪じゃろうよ」 おかよは振り返って、我が家のほとりを見まわした。家の前の苔むした石橋の脇に、紅色のまざった卯の花が咲きはじめていた。丁寧にくしけずった長い髪の、肩のうしろあたりを、叔母が金銀の水引をかけてまとめてくれた。ゆたかな頬に切り下げた鬢の毛が清々しく、唇にはぽっちょりと紅をつけていた。おかよはまだ青い杏の実に目を止め、祖母を振り返った。 「もうじき、杏の実の熟れるわなあ、ばばさま」 「ああ杏かえ、また塩

    石牟礼道子 言葉の階段を降りていった人 - 関内関外日記
  • 10円切手を10枚買う - 関内関外日記

    一昨日やったろうか、一昨日なんだろうな、なにせ月曜が休みやったから、木曜、水曜、火曜、一昨日やな、一昨日、社命を受けておれはコンビニに10円切手10枚買いに行ったんや、すぐそこのコンビニにな、当は10枚もいらんけど、5枚では寂しいやろうし、おれ個人、1枚使う必要もあったし、ああ、もちろん、会社の貯金箱みたいなのに10円玉入れて使うんやけど、ともかく、またなんか使う機会もあるかもしれんし、10円切手10枚買いに、あれは二時、いや、三時か四時ころ、コンビニに行ってな、中国人店員に「10円切手10枚」言うて、それで、店員さん引き出しごそごそやって、透明ビニールの袋に入った10円切手10枚出してきて、「100円です」言うのやで、100円や、10円のもの10個買って100円、そこに消費税とかいうもんがついてこないスッキリ感、100円玉1枚出して事足りるスマートさ、これはかなわんなぁ、くせになりそう

    10円切手を10枚買う - 関内関外日記
  • さて、帰るか - 関内関外日記

    夕焼けに照らされる長い長い砂利道、両脇に生える草木、暗い橙色になって、バスはバックで下る。そのほうがブレーキが効くのだ。石を積んだバス停があって、モンペ姿の女性が手を振りながら走ってきて、「終点のボタンを押して!」というので、車内のだれかがボタンを押して、車内のところどころにある停車のランプが赤く光った。 バスの運転手はタモリだった。 おれはそんな夢を見た。 終点は死なのだろうと思った。 高村薫の小説に『照柿』というのがあるが、「照柿」とはなんだろうか。色のことだろうか。よく知らない。写真は近所の柿だが、今年は夏あたりにばっさりと枝を伐っていたので、実も少なかった。鳥がついばむ姿を見ることも少なかった。これはしばらく前の写真で、いまはもう葉もなにも落としてしまっている。 街路樹のイチョウの黄葉はそろそろだ。毎年「今年は遅いな」と思うのだが、だいたいこのくらいのようだ。 横浜スタジアムの増築

    さて、帰るか - 関内関外日記
  • 海芝浦傷心旅行 - 関内関外日記

    また、意図せずしてブログを燃やしてしまった。自分にとってブログとは、ある意味で家のようなものなのに。深い諦念を抱いて、おれは旅に出た。 傷心路線鶴見線。鶴見は母が幼いころ過ごした土地である。それは関係ない。「浅野」は浅野中学高校に関係があり、実はおれの血族とも関係があるが、おれは「浅野」には入れなかった。それも関係ない。 わりと早く起きた。数が少ないとはいえ、とりあえず鶴見に行けばいいと思った。思い違いであった。鶴見線は甘くない。 おれの目的地とは違う浜川崎行きの電車が出る。次は一時間後だろうか。ひとりのおばちゃんが小走りで自動改札に向かう。が、無情にも電車は扉を閉め、発進したところであった。おばちゃんはなぜか振り返っておれの方を見た。そのときの心の言葉を言葉にすれば以下のようになろう。 おばちゃん「どうすればいいの!?」 おれ「知らんがな」 さて、おれの目的地というのは海芝浦駅である。

    海芝浦傷心旅行 - 関内関外日記
  • 今からでも行くがいいさ(一日で周るの無理だけど) ヨコハマトリエンナーレ2017「島と星座とガラパゴス」 - 関内関外日記

    ランドマークタワーの方から横浜美術館の方へ行こうとしたら、亀がいた。 そして、横浜美術館の外に馬の人がいた。女が「馬の人が外に出されている、かわいそうだ」と言った。馬の人もトリエンナーレともなれば外に追い出されてしまうのだ。ああ、芸術無情。 アイ・ウェイウェイ「美術館正面の外壁全面を用いたインスタレーション」 というわけで、ヨコハマトリエンナーレにやってきました今日もまた。いや、三年ぶりか? マップオフィス「アイランド・リゾート」 お前とお前とお前だ、気をつけして並べ、おれもわからんで現代アート。たとえばこれが色覚検査だといっても。 女が色覚チェックアプリを起動してみたら識別可能じゃないの(いじわるだな)。……と、ここで「美術館でスマホ画面なんて」と思った人へ。このトリエンナーレ、ほとんどが撮影可能で、なおかつiPhoneAndroidでアプリ配ってて、音声ガイドはそっから聞けというシス

    今からでも行くがいいさ(一日で周るの無理だけど) ヨコハマトリエンナーレ2017「島と星座とガラパゴス」 - 関内関外日記
    mventura
    mventura 2017/10/10
  • 吉本隆明・石川九楊『書 文字 アジア』を読む - 関内関外日記

    書 文字 アジア 作者: 吉隆明,石川九楊 出版社/メーカー: 筑摩書房 発売日: 2012/03 メディア: 単行 購入: 1人 クリック: 7回 この商品を含むブログ (3件) を見る 表紙の文字がかっこいい。吉隆明と石川九楊の対談である。その質のところは浅学菲才の我が身、わかるわけもないが、いくつか気になる点はあった。 石川 このような非常に細かい仕事は肉体的にも将来できなくなるだろうという予測で意識的にいまのうちにやっておこうというのが実作者の気持ちとしてはありますね。 と、石川九楊が述べるのは「歎異抄No.18」。あのえげつないなんともしれぬ代物についてである。肉体的なものによる「書」のすごみ。実物を見ておれは知っている。なるほど、と思う。 石川 ……日の近代でいえば、副島種臣の他には河東碧梧桐なんかおもしろいと思いますね。ぼく自身も多少影響を受けています。 副島種臣

    吉本隆明・石川九楊『書 文字 アジア』を読む - 関内関外日記
  • 最高指導者の髪は黒電話 - 関内関外日記

    わたしはこの地区で最高の理髪師だ。わたしは長いことそう自負してきたし、地区の住民たちもわたしの腕前を信用していた。わたしはわたしなりに世界一とは言わぬまでも、到達し得るある地点に立っていると思っていた。 そんなわたしに党から出頭命令が出た。わたしに逆らうすべもなかったし、理由もなかった。用件は単純であり、なおかつ最大級の課題であった。「最高指導者の髪を切ってほしい」。 わたしはつかの間恐れおののいた。一方で、自分の腕前をこの国で一番の人間にふるまうという栄誉を欲する心も湧き上がってきた。もとより拒否することはできないのだ。「おまかせください」。わたしは高官にひざまずいて応えた。わたしの自尊心は高まる一方であった。 その日が来た。日々の報道やあらゆるところに飾られている肖像画で見たその人が現れた。思っていたよりの巨躯であった。わたしになんの関心も払わずに椅子に座ると、低い声でこう言った。「か

    最高指導者の髪は黒電話 - 関内関外日記
  • 文化窃盗と村上隆 - 関内関外日記

    beinspiredglobal.com こんな記事あってん。そんで、わしも、こんな堅苦しいPCの世界はかなわんし、くだらんし、つまらんし、って思うたわけや。でも、堅苦しい言うても、なんかそこに人の感情いうもんがあるんじゃないのと思うて、うーんと思ってみたら、ある人物の名前が浮かんだわけ。 日人が気づかないうちにしている「盗み」のこと - Be inspired! [文化] ここまで村上隆なし。 2017/08/09 15:47 そう、村上隆。アニメ好きなんかが、「何だこの野郎、おれたちの文化を盗みやがって!」みたいに嫌悪感を露わにするアーティスト。おれ個人としては、良くも悪くも作品にとくに興味なし、ただ現代美術に関するマネタイズ、マネージメント、そういった発言についてはやや同意するところが多いという人物。まあともかく、「文化の盗み」、文化窃盗については正確かどうかはともかく、日人はこ

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    mventura
    mventura 2017/08/12
  • マーティン・スコセッシ『沈黙-サイレンス-』を観る - 関内関外日記

    沈黙-サイレンス- [Blu-ray] 出版社/メーカー: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント 発売日: 2017/08/02 メディア: Blu-ray この商品を含むブログ (2件) を見る 『沈黙』の映画を観た。おれは遠藤周作の原作を読んだことがあったろうか? 読んだとすれば中学生くらいのことだろう。映画を観ていれば思い出すところがあるだろうかと思ったが、そういうことはなかった。 『沈黙』はイエズス会のパードレが切支丹弾圧の厳しい日に訪れる話だ。そこで弾圧と信仰、命と信心について向き合わされる話である。そしておれはといえば、「日にキリスト教が根付かなくてよかったんじゃないか」と内心思っているものである。そんなことになっていたら、どこかヨーロッパの国の植民地にでもなっていたのではないか、と。 そして、鈴木大拙の言うところの、インドで発生し、中国韓国を由来しての仏教を受けいれる

    マーティン・スコセッシ『沈黙-サイレンス-』を観る - 関内関外日記
  • ベーシック・ショットガン・ワールド - 関内関外日記

    セブンイレブンはフランチャイズ店をいじめ、元請けは下請けをいじめる。畢竟、この世はいじめる側に立たなければ地獄であって、教育の場でもどんな職種がいじめる側に回れるのか徹底して教えるべきだろう。— 黄金頭 (@goldhead) 2017年7月25日 いじめる側に回れなかった負け犬はどうするのか。これはもう、国家が一人一人にショットガンを配給するしかないだろう。いじめるならいじめるで、ショットガンを恐れながらいじめなくてはならない。かなり調和のとれた世界だ。— 黄金頭 (@goldhead) 2017年7月25日 福沢諭吉先生の『学問のすすめ』のこの言葉は有名である。 「天は人の上に人を造らず人の下に人を造らず」 だが、これは福沢先生の言いたかったことではない。この文章のあとにはこう続くのである。 「天は人の上に人を造らず人の下に人を造らず」と言えり。 つまり、「世の中ではそう言ってるけどさ

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  • はげしく映画化希望 深町秋生『ショットガン・ロード』 - 関内関外日記

    ショットガン・ロード 作者: 深町秋生 出版社/メーカー: 朝日新聞出版 発売日: 2016/05/20 メディア: 単行 この商品を含むブログ (3件) を見る 山形の郷土料理である芋煮は、地方によって作り方が異なる。海沿いの庄内地方では味噌仕立てで、豚肉が用いられれる。彼女の出身地である村山地方は醤油ベースで、牛肉が使われる。話す方言も地元住民とはだいぶ異なる。 というわけで、深町秋生先生による芋煮をめぐる旅……ではない。なにせショットガン・ロードだ。じゃあ元殺し屋グループのエースだった漁師がショットガンを武器にロードムービーしようというのかというと、それともちょっと違う。ただし、血まみれ、残虐、バイオレンスは保証できる。 おれは今、非常に抑うつ状態にあって、セルフネグレクトに近いような心持ちで生きている。こういうときに、現実逃避するのに、そのバイオレンスはたまらんのだ。ヤクザ世界、

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