代わりにと言ってはなんですが、米CNBCは7月19日(現地時間)、Amazonから入手したという社内文書を元に当時の状況についての記事を公開しました。 それによると、主な原因はAmazonが社内で開発した「Sable」というシステムが破綻したためだそうです。これは、Amazonで商品を販売する小売業者やパートナーがデータ保存のために使う技術。Amazon内の400ものチームが使っていて、昨年のプライムデーでは毎秒6350万件のサービスリクエストを処理しました。 問題発生に気付いたプライムデーチームは、サーバの負荷を少しでも減らすためにプライムデーのページをシンプルなものに切り替え、世界中からのトラフィックを遮断。ここで、もう1つ問題が発覚し、なんとAWSでもおなじみのオートスケール(負荷に応じて自動的にサーバの台数を増減させること)機能がバグったのでした。 なので、人間が手動でサーバを追加