自然界では火山や沼地から微量に放出されるのみである[3]。 工業的には木炭・コークスなどの固体の炭素源を用いて硫黄蒸気と反応させる固相-気相反応および、天然ガス(メタン)を炭素源として硫黄蒸気と反応させる気相反応の二種類の方法によって製造される。いずれの方法においても硫化水素が副生し、クラウス法で硫黄として再回収される[4]。 固相-気相反応での反応温度は約900°C。この方法は反応装置に鋳鉄で作られたレトルトを持ちいる「レトルト法」と、耐火レンガの炉内で電気加熱を行う「電気炉法」、微粉黒鉛を用いる「流動法」[5]がある[6]。低温で反応させると、一硫化炭素が発生する。 気相反応では二酸化ケイ素や酸化アルミニウムを触媒に用いることで600°Cという低温で製造することができる[4]。このメタンを用いた二硫化炭素の製法はアメリカのFirst Movers Coalition社の技術でありFMC
