7月11日は、人口問題についての意識を高める「世界人口デー」です。日本で人口減少と高齢化が進む中、急激に人口が増えているのがアフリカです。2050年には、世界の人口の4分の1以上をアフリカが占める見通しです。人口の多さだけでなく、若い人が多いのも特長。さまざまな可能性を秘めた巨大市場に各国の企業が争うように進出しています。ただ、急激な人口増加にうまく対応できなければ大量の失業者が生まれ、社会が不安定になりかねません。アフリカの人口急増は世界にいかなる影響を及ぼすのでしょうか。 人口の減少が進む日本。国連の最新の報告書によりますと、現在の日本の人口は1億2700万と世界第11位。しかし、30年余りたった2050年には2000万近く減って、1億900万と17位に後退すると予測しています。高齢化も進み、特に人口減少が著しい地方は経済の縮小や過疎など多くの課題に直面しています。 その一方で、アフ