人がぐるぐるしているのを見つめるのが好きです。 例えば、こじらせたプライドを必死に守ろうと毛を逆立てている人、どうしようもない寂しさをごまかすため自己犠牲しても集団に所属したがる人、親から刷り込まれた価値観で自縄自縛に陥っている人達の姿。人生の中で同じ問題に何度もぶつかり続けているような姿。かっこ悪くて、たまに迷惑で、でも人間的で、少しだけ可愛くて、私は好きです。 決して自分が彼らと違うと思いあがっているわけではないです。むしろ彼ら以上に私はかっこ悪く恥の多い人生を送っている人間です。たぶん。 友人にもそんな人がちらほらいます。その人がいつかそのぐるぐるの輪をぶっ壊して、私の知らない新しいその人になる革命の瞬間を想像し、こっそりわくわくしつつ隣で待っていたりします。 変化したのちその人は私と縁が切れてしまうかもしれないけれど、一時的にでもつながれたのでそれはそれでよし。 さすがに友人に「あ
