安倍晋三元首相を銃撃した山上徹也容疑者を描く映画のタイトルと主演が15日、発表された。タイトルは「REVOLUTION+1」。主人公の山上容疑者を思わせる男役は、数多くの連続ドラマに出演する30歳俳優が演じる。手製銃を構える、あの衝撃シーンを再現した場面写真を入手し、問題作に迫った。 山上容疑者を描く映画はSNS上で物議を醸すこと必至だ。製作サイドは、昔の社会派映画のように、映画化に踏み切ることで安倍氏銃撃事件をタブー視せず、もっと議論を深めてほしいとの思いを込めたとしている。 同作はドキュメンタリーではなくフィクション。タイトルの「REVOLUTION+1」に込めた意味を確認すべく、メガホンを取った足立正生監督(83)のケータイを鳴らしたが、取材は断っているという。「日本赤軍」の元メンバーでもある足立監督は製作サイドを通し、山上容疑者について「私の想像を超える事件を実行した者」とコメント