平成19年10月30日 独立行政法人 放射線医学総合研究所 アスベスト暴露による中皮腫発がん経路の一部を解明 フェリチンH鎖タンパク質が関与 【概要】 独立行政法人 放射線医学総合研究所 (理事長 : 米倉 義晴、以下、放医研) 分子イメージング研究センター 分子病態イメージング研究グループの長谷川 純崇研究員、Winn Aung研究員らは、アスベスト暴露の量と時間に依存してフェリチンH鎖タンパク質*1が発現誘導され、がんの発生に関与していることを解明しました。 中皮腫発がんの主な原因であるアスベストについては、大きな社会問題となっています。こうした中、放医研では分子イメージング研究の一環として悪性中皮腫*2の早期診断法の開発に繋がる研究に取組んでいます。 今回、長谷川、Aungらはアスベスト暴露によって発現誘導されるフェリチンH鎖タンパク質に着目し、同タンパク質がヒトの中皮腫細胞形成
ホソカワミクロン化粧品(発売元(株)ユノインターナショナル:大阪府豊中市、細川 祐季子社長)は独自のナノ技術を採用したコスメシリーズ 「Nano Crysphere」の卸展開を本格化する。すでに通信販売を中心に実績が出ており、店頭販売も順調に拡大しているが、2009年からはエステティックサ ロン、各種美容施設などへも積極展開する。 同製品は、同社が最先端のナノ粒子技術を駆使して開発した化粧品用機能性ナノパウダー”PLGAナノスフェア(PLGAナノ粒子)”を活用してい るのが最大の特徴。PLGAとは、体内に存在している成分(乳酸とグリコール酸)からできたポリマーで生体適合性、吸収性にすぐれ、生体内で分解・吸収さ れる安全性に優れた素材。この分解する特性を利用することで、肌の奥で長時間に渡り成分を放出することが出来る。この特性から医療分野では、DDS(ド ラッグデリバリーシステム)で大きく貢献
(株)ビューティーワークス(東京都新宿区、斎藤誠一社長)はこのほど、フラーレンを高配合する美容液「ピュアリスF-RS」を発売した。自社ネットショップで販売する。 同製品は、水溶性フラーレンを5%配合する美容液。「高配合」と謳うものでも1%~2%といわれる中で、化粧品では最大級の配合としているのが大きな特長となっている。 フラーレンはダイヤモンドと同じ炭素原子のみで出来ており、サッカーボール状に連なった構造をしている。高速で自転しながらラジカルをスポンジのように消去することから、ラジカルスポンジとも呼ばれる。抜群のラジカル消去力により、アンチエイジング成分としてだけでなく、美肌成分としても期待され、いま注目されている。 「フラーレンは濃度が高いほどラジカル消去効果を発揮することがデータで示されています。“配合濃度日本一”を目指すピュアリスシリーズに同成分をラインナップするにあたり、高価な成分
独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構 大阪大学大学院工学研究科 ナノテク、生命科学での幅広い応用が期待される 水溶性フラーレンナノ粒子を簡便に合成する手法を開発した。 【新規発表事項】 独立行政法人新エネルギー・産業技術総合機NEDO技術開発機構)の産業技術研究助成事業(予算規模:約50億円)の一環として、大阪大学大学院工学研究科の講師、小久保 研氏は、ナノテク、生命科学等での幅広い応用が期待される、水溶性フラーレン(球状炭素分子)ナノ粒子を簡便に合成する手法を開発しました。 これまでの水酸化フラーレンの合成は2段階合成法によりおこなっていましたが、本技術は1段階合成法を確立することに成功し、これにより大幅な製造コストの低減と量産化への道を拓きました。 本技術は、フラーレンに化学修飾によって水溶性を付与することで、水中で単分子として分散するようにする材料技術です。半導体研磨に使わ
Which? "Small Wonder: Nanotechnology in Cosmetics"(pdf) 英国系のメディアで、化粧品のナノ粒子の話題が盛り上がっている。特に、Daily Mail「ナノ粒子を使ったビューティクリームはあなたの体に毒かもしれない」はセンセーショナルに取り上げている。情報源は、英国の消費者団体であるWhich?による報告書"Small Wonder: Nanotechnology in Cosmetics"(2008年11月5日発表)だ(プレスリリース)。誤解してはならないのは、Which?は化粧品へのナノ粒子の利用に反対しているわけではない。彼らが懸念していることは、1)必要な安全性試験が実施されていないのでナノ粒子の安全性には不確実性があることと、2)消費者に対してナノ粒子が使用されていることが知らされていないことだ。 Which?は、67の化粧品会社
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