統一協会(世界平和統一家庭連合)はアフリカでも「宣教」をしています。その活動を日本政府がODA(政府開発援助)で支援していたことが、日本共産党の穀田恵二衆院議員による国会質問で明らかになっています。支援の背後に何があるのか―。(統一協会取材班) アフリカ・セネガル駐在の日本大使から外相宛てに送られた「電信」があります。穀田氏の求めに外務省が提出した書類です。日付は2014年11月末。セネガルで職業訓練校を建設するため日本円で約955万円をODAで支出したいと承認を求めた書類です。 外務省によると、ODAの「草の根・人間の安全保障無償資金協力」による資金供与で、供与限度額は、原則1000万円以下。限度額に対してほぼ満額を提供した形です。セネガルでは日本円で数億円に匹敵する金額だとされています。 調査約束したが 不思議なことに書類には、ODAを提供する団体の和名が「女性平和団体」としか記されて