産業能率大学は4日、「上場企業の課長に関する実態調査」の結果を発表した。同調査は、2012年12月7日~10日の期間にインターネット上で行われ、従業員100人以上の上場企業に勤務し、部下を持つ30~50代の課長600名(男性583名、女性17名)から有効回答を得た。 同調査で、仕事におけるプレイヤーとしての割合について、選択肢から当てはまるものを選んでもらったところ、99.2%がプレイヤーとしての役割を兼務していることが判明。さらに、プレイヤーとしての役割が「51%以上」と答えた人が約半数の48.2%を占め、2年前の前回調査より8.2ポイント増加したことがわかった。 マネジメント活動を振り返る時間が「取れていない」と回答したのは67.5%。プレイヤーとしての役割を兼務することで、「マネジメント業務に支障がある」と答えた人は58.1%に上った。 課長として悩みを感じている割合は88.8%。悩