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2022年3月31日のブックマーク (14件)

  • 失われたリベラリズム、あるいはコーヒーを買ってきてくれるリベラリズム | 研究プログラム | 東京財団政策研究所

    書評(文献レビュー) ポピュリズム 失われたリベラリズム、あるいはコーヒーを買ってきてくれるリベラリズム March 3, 2021 政治 歴史 ポピュリズム ※稿は、2020年11月6日に開催されたポピュリズム国際歴史比較研究会の第六回会合(ヘレナ・ローゼンブラット『リベラリズム――失われた歴史と現在』合評会)で報告した内容の一部である。 古田拓也(広島大学特任助教) リベラリティの呼び声 リベラリズムについての入門書といえば、長いこと藤原保信の『自由主義の再検討』であった。今でもある程度はそうである。しかしこの藤原の新書は、「再検討」というタイトル――原案は『自由主義への反省』というタイトル――からも察せられるように、単なる歴史というよりは、リベラリズムの乗り越えを図った著作でもある[1]。では藤原にとってこの〈イズム〉の何が問題なのか。一言でまとめるなら、リベラリズム世界の利己主義

    失われたリベラリズム、あるいはコーヒーを買ってきてくれるリベラリズム | 研究プログラム | 東京財団政策研究所
    nisemono_san
    nisemono_san 2022/03/31
    一読して思ったのは、「コーヒーを買ってきてくれるリベラリズム」論法は「資本主義が望む理想の消費者(周囲にコカ・コーラ配って笑顔)」といういやらしさに無自覚な感じが、反発を招く理由ではとも思った。
  • The promise of post-liberal politics - ABC Religion & Ethics

    Posted 17 Nov 202117 Nov 2021Wed 17 Nov 2021 at 11:06am, updated 19 Nov 202119 Nov 2021Fri 19 Nov 2021 at 5:00am For all the suffering it has brought, the COVID-19 pandemic represents a moment to rebuild the common life which lies at the heart of a healthy body politic. (FrankyDeMeyer / iStock / Getty Images) For a brief moment in 2020, it seemed as if the long interregnum that began with the 2008

    The promise of post-liberal politics - ABC Religion & Ethics
  • Post-Liberalism - P2P Foundation

    Description M.T. Steiner: "Isolating a precise definition of post-liberal politics is difficult. Post-liberalism is a vague term that only denotes politics after liberalism—and after the “End of History“—without specifying what the content of this politics will be or clarifying how far this post-liberal withdrawal from liberal principles will go. According to the political philosopher John Gray, t

  • 『ピアニストを撃たないでください❗』

    今、毎晩少しずつ読んでいる 寺山修司の「ポケットに名言を」の 中に、こんなのがある。 「ドリアングレイの肖像」や 「幸福の王子」のなどの 作品で知られる小説家の オスカー・ワイルドの 旅行記で、 ワイルドがニューオリンズを 旅していた時のこと。 ニューオリンズの酒場の壁に、 「どうかピアニストを 撃たないで下さい」 という貼り紙がしてあったという。 オスカー・ワイルドが 旅した頃の アメリカの西部は無法時代で、 いつ喧嘩が始まって いつピストルの弾が飛び交い 殺し合いになるかもわからない。 酒場で犠牲者が出ることは 珍しくない。 その犠牲者が バーテンなんかだと 身代わりはあっても、 ピアニストだけは 死んでしまうと かわりが見つかるまで 長い時間がかかる。 ピアノの音楽なしの 殺風景な酒場が ずっとずっと 続いてしまう……… だから、 「ピアニストだけは 撃たないで下さい」 の貼り紙とな

    『ピアニストを撃たないでください❗』
  • 日本が男女平等ランキング120位の理由 - 委員長の日記

    労働基準法は男女同一賃金の原則を以下のように定めている。「第四条 使用者は、労働者が女性であることを理由として、賃金について、男性と差別的取扱いをしてはならない。」この規定によって、賃金制度上の差別だけでなく、性中立的な制度であっても運用において合理的根拠なしに男女を別扱いすることは、労働基準法第4条違反となります。 この規定があってもなぜ、日では女性の賃金が男性の約6割と格差が生じているのか、というと、公務員や大学などでは同一の賃金となっているが、民間では専門職と一般職のコース区別により、賃金格差が合法化されているからです。 専門職を選択すると、長時間労働や出張があり、育児や家事を受け持つ女性労働者は不利な一般職を選択しなければならない。つまりコース別職階により女性が自ら差別を受け入れた形にさせられています。女性労働者が出産や育児休暇から復帰すると契約社員への変更を迫られる例も増えてい

    nisemono_san
    nisemono_san 2022/03/31
    國分功一郎さんの大好きな喩えである「ヤンキーのカツアゲは自由な選択を装っているが、実質的には強制」みたいな話だ
  • 「右翼」と「極右」の違い

    人の友人、田辺真一氏(49)の誕生日パーティに招待された。誕生日パーティに出席するのは、約20年前、大学時代以来だ。田辺氏は、日の社会と文化を私に説明してくれる水先案内人のような友人だ。 2日、東京の恵比寿駅付近のある居酒屋。午後7時に合わせて行くと、すでに20人ほど集まっていた。30分が経つと出席者は50人に増えた。コンサルティング会社を経営していたので、彼の人脈は広かった。 田辺氏は「紹介する」と言って1人1人出席者を立たせて紹介した。その後に「イッキ」。私の番になった。内心どう紹介するのか気になった。「こいつは韓国から来た東亜(トンア)日報の記者です。日の隅々を韓国に紹介しています。考えの違いもあるけれど、それでも話が通じる奴です」。 その通りだ。田辺氏と私は考えの違いが大きい。田辺氏は安倍晋三首相の熱烈な支持者だ。領土問題でも譲歩しない。「従軍慰安婦は金儲けのための職業女性

    「右翼」と「極右」の違い
  • 巻頭エッセイ(『科学』2022年4月号) - 岩波書店

    福島第⼀原⼦⼒発電所事故後に始まった当時18歳以下の福島県民の甲状腺検診で,予想を数⼗倍上回る甲状腺がんが検出された。そして今年,事故を起こした東京電力を相手に東京地裁に訴訟が提起された。原告は事故当時6歳から16歳の甲状腺がん患者である。 この訴訟について因果関係⽴証の困難さを指摘する声もあるが,環境保健で因果関係を専⾨とする者にとっては,科学的因果関係の⽴証がこれほどシンプルな事例は珍しい。過去の医学研究の知見,発がん物質の知識,エビデンスなどが揃っている。通常の数⼗倍という多発は福島県の県民健康調査検討委員会(検討委員会)も認めており誰も疑っていない。チェルノブイリ原発事故後も著しく多発した⼩児甲状腺がんは,放射性ヨウ素への被ばくが唯一の原因として知られ,放射性ヨウ素への被ばくで小児甲状腺がんは多発する。今回の過酷事故では広範囲に放射性物質が拡散し,自然に存在しない核種が⾸都圏から西

    巻頭エッセイ(『科学』2022年4月号) - 岩波書店
  • 「恐怖の中で思考し続けることが国際政治の分析だ」藤原帰一教授 退職記念インタビュー【後編】 - 東大新聞オンライン

    ロシアウクライナ侵攻によって世界はどう変わるのか。国際政治研究はどうあるべきなのか。東大で30年以上国際政治研究に携わり、今年度で東大退職される藤原教授のロングインタビュー後編。 (取材・円光門、撮影・中井健太) 藤原帰一(ふじわら・きいち)教授(東京大学大学院法学政治学研究科) 米イエール大学大学院政治学研究科博士課程留学を経て、84年東大法学政治学研究科博士課程単位取得退学。東大社会科学研究所助教授(当時)などを経て、99年より現職。著書に『平和のリアリズム』(岩波書店)、『国際政治』(放送大学教育振興会)、『不安定化する世界——何が終わり、何が変わったのか』(朝日新聞出版社)など。 【インタビュー前編はこちら】 「アイデンティティへの疑問がナショナリズム研究につながった」藤原帰一教授 退職記念インタビュー【前編】 ──今回のウクライナ侵攻で、ロシアに対する大規模な経済制裁が行われ

    「恐怖の中で思考し続けることが国際政治の分析だ」藤原帰一教授 退職記念インタビュー【後編】 - 東大新聞オンライン
  • きっかけは1件のツイート 非常電話“8割故障”のわけ|NHK

    「名阪国道、非常電話で連絡しようとおもったけど、全部故障してる。一体どうなってんのよ」。 こんな内容のツイートがあるという連絡が、メールで届きました。 非常電話は、高速道路や自動車専用道路などで、いざというときに大切な存在。 それがなぜ故障しているのか…。 取材を始めると、インフラをめぐる“変化の兆し”が見えてきました。 (津放送局記者 周防則志) 東京・渋谷にあるNHK放送センター。 記者やデスクが集まる、いわば取材の中枢部分に「SoLT」=「Social Listening Team」はあります。「SoLT」では、ツイッターなどソーシャルメディア上に投稿された事件や事故の一報のほか、ネットで話題になったり、“炎上”したりしている事案を1年365日チェック。必要な情報を全国各地のNHKの放送局にいる記者などに知らせています。 私のもとにも、火事や交通事故などの情報が週に何度か届き、取材に

    きっかけは1件のツイート 非常電話“8割故障”のわけ|NHK
  • 絵入智慧の環 - Wikipedia

    『絵入智慧の環』初編上巻より 『絵入智慧の環』(えいりちえのわ)は、明治時代初めの1870年から1872年に日で出版された初等教育の教科書・教材書である。古川正雄が書いた文を、内山楓山の筆で書き、八田小雲が画を書いた。発行者は岡田屋嘉七。全8冊。このうち絵を中心にした2冊については、江戸時代からの絵入りと質的に異なる日最初の近代絵とも言われる。 構成・内容[編集] 木版・和綴、一部に多色刷りのページがある。全8冊の構成は、以下の通り。 初編上 詞の巻 初編下 詞の巻 二編上 万国尽の巻 二編下 詞の巻 三編上 大日国尽の巻 三編下 詞の巻 四編上 名所の巻 四編下 詞の巻 このうち、初編の上下2冊は、絵を中心にして詞(単語)を添えたものである。上巻では、いろはによる平仮名の表、にごり(濁音)の表、変体仮名の表を示したあとで、最初の字がいろは順になる詞を「いぬ」「ろ」「はち」「には

    絵入智慧の環 - Wikipedia
  • RESEARCH ゲノム・言語・音楽からヒトの歴史を探る

    約20万年前にアフリカで誕生したヒト(ホモ・サピエンス)の共通祖先は、その後世界中に拡散して多様化した。民族集団の移動や混血の痕跡は、今を生きる私たちのゲノムの中に共通性と多様性として刻み込まれている。ヒトの文化も同様に世界中で多様化している一方、そこには普遍性も見られる。特に言語では、音声、文法、語彙、意味等さまざまな側面からそれを見ることができる。ゲノム解析によりヒトの歴史を生物学から調べている私にとって、文化の多様性と共通性は魅力的な材料である。 2001年に国際コンソーシアムで最初のヒト・ドラフトゲノムが解読されてから20年近く経った。今や世界中の様々な民族のゲノムのみならず、遺跡から出土した古い人骨に僅かに残ったDNAから得たゲノム情報を用いて、民族集団の多様性の歴史を再構築する研究が盛んになっている。現代は、こうしたゲノムのビッグデータを用いて、統計学的にヒトの歴史の解明に迫る

    RESEARCH ゲノム・言語・音楽からヒトの歴史を探る
  • 国立国会図書館デジタルコレクション

  • しっかり学ぶ数理最適化 ヒューリスティック編 - Qiita

    これはどんな記事? 記事は、私がヒューリスティック関連の知識をまとめることになった際に作成したJupyter Notebookを、Qiitaの記事へと改変したものです。 前提としてこれは梅谷俊治先生の「しっかり学ぶ数理最適化 モデルからアルゴリズムまで」という(以下、教科書と表記)の内容に準拠しています。 そしてその内容の多くは、ありがたいことにネット上の様々な形で公開されており、梅谷先生によるスライド1やスライド2、日オペレーションズ・リサーチ学会(以下、ORと表記)での記事1や記事2、そしてORの他の方の記事1や記事2などでも類似した内容を見ることが可能です。 (そしてそれ故に、記事を公開させて頂いています。流石に家の方がネット上で公開されていない内容を書くのは、例え権利的に問題がないとしても気が引けるので……) また、この記事は、それらの内容を踏まえた上で、私がネット上の様

    しっかり学ぶ数理最適化 ヒューリスティック編 - Qiita
  • 過酷なノルマ、ルーブル下落…ロシアの厳しい環境にも耐えて働く北朝鮮の出稼ぎ労働者:東京新聞 TOKYO Web

    ではあまり知られていなかったロシアで出稼ぎする北朝鮮労働者の実態を、早稲田大日米研究所の李愛俐娥(りえりあ)氏が解き明かしつつある。北朝鮮中国との国境に近いロシア極東の沿海州を中心に重ねたフィールドワークからは、国連制裁や新型コロナウイルス禍、ロシアウクライナ侵攻で厳しい環境に置かれながらも、したたかに生きる労働者たちの実像が浮かぶ。(上野実輝彦)

    過酷なノルマ、ルーブル下落…ロシアの厳しい環境にも耐えて働く北朝鮮の出稼ぎ労働者:東京新聞 TOKYO Web