「取り調べと言えばカツ丼」。刑事ドラマなどでそんなイメージを抱いているという人は少なくないのでは? ですが、実は今では取り調べの時にカツ丼を出すのは違法なのだとか!なぜ取り調べ=カツ丼というイメージが定着したのでしょうか?その由来を解説します! 「取り調べ=カツ丼」の由来は? 刑事ドラマが作り出したイメージ なぜ「取り調べ=カツ丼」というイメージが定着したのか?一番大きな理由は、刑事ドラマの取り調べシーンの影響です。 そもそも、刑事ドラマに初めてカツ丼が登場したのは、1955年公開の映画『警察日記』であるとされています。この映画は、会津磐梯山のふもとの警察署を舞台にしたヒューマンドラマ。その中で、無銭飲食や盗みなどを犯した町民に警官がカツ丼をごちそうするシーンがあったそうです。 当時、カツ丼は最高に贅沢な食べ物。警官の温情の厚さを表すための小道具として、カツ丼は効果的だったんですね。 昭和