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2016年4月4日のブックマーク (2件)

  • 富野由悠季作品における芝居について

    富野監督作品の魅力とは何か。 世界観、富野台詞、皆殺し展開、エキセントリックなキャラ。 監督自身が提唱する映像の原則に則った、自然な繋がりのある映像。 おそらくそれだけではない。 少し前にsiwasuさんの「ガンダム30周年でなんか書こうと思ったらもう師走だよ」 を読みながら、昨日「機動戦士ガンダム F91」を見て確信した。 富野作品の魅力は「芝居」(所作)そのものにある。 siwasuさんが富野作品の芝居について、簡潔明瞭に語っている。 ストーリーをみようとすると、芝居という枝葉に邪魔されて、発見できない(笑)だろう。 このあたりは、富野の欠点でもあり魅力でもある。 ストーリーなど気にせずに、場面場面の芝居を堪能すれば、おのずと作品世界の息遣いを感じることができるようになる。 そうなれば、あとは芳醇な悦楽が待っている。 『ガンダム Gのレコンギスタ』を第九話まで観た(ネタバレなし)「ガン

    富野由悠季作品における芝居について
    nuryouguda
    nuryouguda 2016/04/04
    バイザー開けるのは芝居でもあるし「空気入りました」説明でもあるので分かりやすい
  • Gレコ雑感「父と娘」|菰田将司

    富野監督の「娘」像は変化している。 ファーストガンダムの時、フラウには父の像が描かれていない、また、その後の80〜90年代の作品の多くは息子による父の打倒がメインテーマの一つに置かれている。 対して、女性キャラへの父性の影響を示す表現は少ない。 富野監督自身は娘がいる。しかし、自分の事を父失格と言っている。娘たちに手をかけることができなかった、と。それは同時に、異性の親としてどう接するのかを懊悩しながら、結果として夫人に委ねていた、ということを自虐として省みた発言のように思える。 『イデオン』では、カララとドバ・アジバと関係があるが、これは典型的な父親像だ。娘がいつの間にか異星人とデキてしまっていて、オマケに子供まで出来てることに「父親の悔しみ」と怒り、娘の言葉に聞く耳すら持たない。実際そんなことになってたら、そりゃ怒るよなあ、と思うと同時に、怒っている自分もまた、その典型的父娘観の中にい

    Gレコ雑感「父と娘」|菰田将司
    nuryouguda
    nuryouguda 2016/04/04
    ガンダムの家族論という監督のそのものズバリの本が