日常生活のちょっとした作業をRaspberry Piで自動化していきたい。そんな思いで2年をかけて拡充してきたシステムが「進化し続ける我が家の『IoT』」です。各種センサーや表示装置を家中に置き、ひと目で確認できるようにしました(図1)。種別ごとのゴミ出し日の通知、気象条件に応じた携帯電話などへのアラーム、ライブカメラによるペット見守り、赤外線リモコンによるテレビの制御など、さまざまな機能を実現しています。コンテストの審査会議では、「ホビーの電子工作でやってみたい、ほとんどすべての要素が入っている」と評価されました。 2014年夏からシステムを徐々に拡張させて、Raspberry Piは2台に増えました。60歳を超えてから初めてLinuxに挑戦して製作した作品です。 ゴミ収集日をメールで繰り返し通知 最初に実装したのが、ゴミ収集日の通知器でした。燃えるゴミや、ペットボトル、金属類、ガラス類