Toshlの著書「洗脳~地獄の12年からの生還~」が発売された。 この本は1990年代後半に世間を賑わせたToshlとホームオブハートを巡る「洗脳騒動」についてToshl自身がつづったもの。Toshlはホームオブハート主宰のMASAYAとの出会いや家族との争い、元妻の裏切り、暴力と搾取の日々など、自身がマインドコントロールされていたという12年間の日々を明かしている。 Toshlはなぜ、今この本を出版したのか。今回ナタリーは本人に話を聞く機会を得た。 取材・文 / 加藤一陽 撮影 / 小原啓樹 うわ、いまだにこんなことやってんのか! ──Toshlさんの洗脳騒動が世間を賑わせたのが1998年で、ToshlさんがMASAYAさんとの決別を伝える記者会見を開いたのが2010年でした。それから4年が経っていますが、この本を書こうと思ったのはいつ頃だったんですか? 執筆を始めたのは2013年の1、