国立国会図書館は、令和6(2024)年4月30日に、「国立国会図書館デジタルコレクション」収録の約26万点(ZIP:約12MB)を「国立国会図書館内限定公開資料」から「送信対象資料」に切り替え、図書館向け/個人向けデジタル化資料送信サービスで提供を開始しました。 コレクション 点数 主な対象資料(以下の資料のうち、所定の手続を経て入手困難であることが確認されたもの) 図書
【注意】 トランスジェンダーへの差別的言説に具体的に言及します。 * * 2023年12月3日、記事タイトルに挙げた書籍の刊行がKADOKAWAから発表された。 『#あの子もトランスジェンダーになった#SNSで伝染する性転換ブームの悲劇』 (原題 #IrreversibleDamage)#アビゲイル・シュライアー 1/24発売 予約販売開始しました 米国12万部 10カ国語に翻訳 タイムズ紙、サンデー・タイムズ紙 年間ベストブック タブーに挑む大問題作https://t.co/yE4YOz3XP5 pic.twitter.com/aeuYQ8NxiP — KADOKAWA翻訳チーム (@kadokawahonyaku) 2023年12月2日 【魚拓】 http://archive.today/2023.12.05-060034/https://twitter.com/kadokawahon
デイリーポータルZのライター、関係者が愛読している本を語ります。 今回は編集部 石川さん。レコメンドは「音楽大図鑑」 聞き手は林、べつやく、とりもちです。 では石川さん、お願いします。 (ここの文章は編集部) インターネットユーザー。電子工作でオリジナルの処刑器具を作ったり、辺境の国の変わった音楽を集めたりしています。「技術力の低い人限定ロボコン(通称:ヘボコン)」主催者。1980年岐阜県生まれ。 本『雑に作る ―電子工作で好きなものを作る近道集』(共著)がオライリーから出ました! 前の記事:あのドクペがゼロカロリー。ドクターペッパー・ダイエットを30本買え > 個人サイト nomoonwalk 僕が紹介したい本は「世界の音楽大図鑑」(河出書房新社)という本です。 驚くべきことに、これはコンパクト版なんですよ。 前にハードカバーのバージョンがどうもあったっぽくて。 それから比べるとちょっと
「あとで読む」と思った本が、後で読まれた試しがない。 今度の週末・連休にと、積まれた本は崩されない。次の盆休み・年末年始に繰り越され、山脈を成し床が消える。 読書を食事になぞらえて、「血肉化」と表現するならば、私がやっていることは、メニューを眺めて片っ端から注文しているくせに、いんすた映えを気にしながら撮るくせに、まともに咀嚼して嚥下して消化してない状態だ。 そのくせ、「積読も読書のうち」と開き直ったり、溜まった本こそ私の証などと屁理屈こね回す。読まない本に「負債」のような後ろめたさを感じつつ、新刊本を探しだす。新しい本はそれだけで価値があると盲信し、かくして積読リストは延びてゆく。 もう一つ、恐ろしい予感がある。感受性の劣化だ。 あれほど楽しみに「取っておいた」本が、まるで面白くなくなっている。いや、その本の「面白さ」が何であるかは理解できる。だが、それを面白いと感じなくなっているのだ。
インパクトのある副題だ。登場人物が物語の中で「突然歌いだす」ことはミュージカルに慣れない人が一番面食らうところ(自分もそうだ)で、その問いに答えてくれるのかと思って手にとって読んでみた。本書はコンパクトな新書だが、ヨーロッパにおける音楽劇史を抑えた上で、アメリカでそれがどのようにミュージカルとして成立していったかが丹念に追われる。案外ガチガチの歴史書なのだ。 期待は半分外れていて、半分当たっていた、というべきか。「なぜ突然歌いだすのか」というキャッチーな副題から、初心者向けにおもしろおかしくミュージカルを解説してくれる本かと思ってしまうのだが、そういうライトな読み味を想定すると面食らうかもしれない。一方で、そのように語られるミュージカルの歴史自体がとてもおもしろい。ある時期にはアメリカの音楽ビジネスの要として、流行歌を生み出す一種のメディア(ロックンロールにおけるラジオみたいなもんである)
【2024年2月27日更新】集英社コバルト・オレンジ文庫の出身作家の親族を名乗るアカウントが、編集者のパワハラによる作家の自殺(実際にはご生存)について投稿した件の経緯まとめ まとめ主は今後、この件について新情報を見逃す可能性があります。 何かありましたら、コメント欄で教えてください。(通知を見逃し、気づかない場合は申し訳ありません) この記事は、特定の人物を傷つけることを目的としたものではなく、何が起きたのかを考えるために使っていただければ幸いです。原則、重要な加筆は上部に、補足的な加筆は下部に付け足してあります。 結果的には不正確だった情報の拡散によって、傷ついた方々にはお詫び申し上げます。 誠に申し訳ありませんでした。 【重要】騒動から約三ヶ月後の2024年2月27日、複数のレーベル関係者のアカウントが、長尾彩子先生はご生存されているとツイートしました。※公式やご本人からの発表はなく
michaelweinberg.org Open Source Hardware Association の理事を務め、ワタシが訳した『3Dプリンティングと著作権を考える』の著者であるマイケル・ワインバーグが、「なんで電子書籍を所有できないの?」という直球なエントリを書いている。 もはや電子書籍はまったく珍しいものではなく、お金を払ってアクセスするのは容易である。しかし、所有する紙の本にできるようなこと、転売したり、譲渡したりができない。つまり、我々は電子書籍を「所有」はしておらず、特定のプラットフォームで電子書籍にアクセスする「ライセンス」を買ってるだけ、という話はよく知られる。 で、それは誰のせいでそうなってるの? どんなインセンティブや制約のせいでそうなってんの? を掘り下げた The Anti-Ownership Ebook Economy(リンク先 PDF ファイル)が公開されて
図書室で電子書籍貸出 岡崎にある京都府立図書館ではじまった、 「電子書籍貸出サービス」をさっそく利用してみました。 一度現地で会員登録さえすれば、 京都府民なら誰でも電子書籍をレンタル利用できるようになります。 ・・・実際やってみたところ、登録手続き自体はわずか10~20分ほどで完了。 その後は本会員登録登録をオンラインですると、 電子本をレンタルできるようになります。 あくまで参考に、 ラインナップをざっと眺めて個人的な趣向で読みたいなと思ったのを ざっとあげてみます。 ・文章表現のための辞典活用法 ・水族館の文化史 ・同性愛文学の系譜 ・多様性との対話 ・クィア短編小説集 ・日本人のためのリズム感 ・音楽の哲学入門 (リンク張るのめんどくさくなったので、下記からタイトルのみです・・) ・ネット炎上の研究 ・俗語百科事典 ・100人の作家で知る ラテンアメリカ文学ガイドブック ・私小説の
『母親になって後悔してる』 ドキッとするようなこの言葉。イスラエルの研究者が執筆した本のタイトルです。学術書の翻訳だけあって、正直、誰もが読みやすいと感じるものではありません。 それにもかかわらず、発売直後からSNS上などで話題となり、新聞や雑誌で紹介されるなど注目を集めています。 書評で「言葉にしていいんだっけ」とも表現されたこの言葉。 みなさんはどう感じますか? (社会部記者 高橋歩唯) ことし3月に国内で発売されたこの本は「今の知識と経験をふまえて過去に戻れるとしたら、もう一度母になることを選ぶか」という質問に「いいえ」と答えたイスラエル人の女性23人にインタビューした内容をもとに構成されています。 2016年にドイツで初めて出版されてから、ヨーロッパやアメリカ、アジアなど世界13の国と地域で次々と出版が決まりました。 「子どものために自分の人生をあきらめた」 「母になることで奪われ
新潮社校閲部の高崎祐一さんのデスクには広辞苑のほか、様々な資料が並ぶ。ゲラを読む際は、体裁のズレなども確認する(photo 張溢文) 芥川賞作品や事件記事などを支えているのが、脚光を浴びることがほとんどない校閲者たちだ。すさまじい量のファクトチェックを黙々とこなす職人たちの姿に迫った。AERA 2022年4月18日号の記事を紹介する。 【写真】校閲が確認したゲラがこちら。アニメの話数、20年以上前のパソコンのスペックなど様々な疑問が書かれている * * * 「O」がキリル文字になっています──。 昨年末、書籍の原稿で校閲者からこんな指摘を受けた。アルファベット「O」とキリル文字「О」は同じに見えた。フォントや閲覧環境で徴妙な違いが出るケースもあるが、そのときは視認できる違いはなかった。 こんな誤りが起きたのは、私が全角のアルファベットを打つときに「おー」と入力して変換する癖が原因だった
勝間和代さんが、メルペイ青柳さんの「新しい本を『借りるようにして読む』という、メルカリとメルペイならではの体験を届けられる」という発言に憤っておられた。 以前から、新刊を書店からアマゾンや書店で定価で買って、すぐにメルカリで売ると数百円で本が読めて便利、という話があったことは知っています。 そして、私の本が大量にメルカリに出回っていることも知っています。 しかし、著者にとって、本を書いても、原則として新刊の印税しかこないというビジネスモデルだということを、メルカリの代表取締役や参加者はどこまで理解をしているのでしょうか? もちろん、ブックオフも以前から存在し、中古本はいくらでも市場に出回っていますから、これは今に始まった問題ではありません。ただ、ブックオフは買取価格が安いこともあり、新刊のビジネスとはある程度棲み分けがなされていました。 それが、今回のメルペイは、著者や出版社へのなんの敬意
(※再公開です) 批評理論入門―『フランケンシュタイン』解剖講義 (中公新書) 作者:廣野 由美子 発売日: 2005/03/01 メディア: 新書 批評ブログやりたいわけじゃないんだけど、物語作品の考察なり分析なり書こうとするとどうしてもこういうところの参照が要請されるので再確認のためにも出してきました。 日本の読書文化が誇る中公新書における名著の1つなので今更感はあるけど、こういうのは書いとくに越したことはないでしょう。今はこんなのも電子版出ててすごいね。 題名は「批評理論入門」となっているけど、思い切って言えばこれは「小説の読み方」を教えてくれる本です。もちろん映画でもアニメでも物語ならなんでも役に立つ。このジャンルの入門書でこの本を越えるものは令和3年の今でもおそらくまだない。入門書と言っても何度も読み返すに値する深みを持っている、正しく新書版の名著と呼ぶにふさわしい本です。 1.
てりあ @TERIAf1 電撃文庫、bookwalkerのアプリで開くと口絵が小さくて見にくいんだけど、こういう仕様なのかしら。特にタブレットだと酷い。あとHJ文庫は口絵見開きは2ページ分割されて折角の一枚絵がモッタイナイことになってる。その他のレーベルは結構綺麗に表示されてるんだけどなあ。残念。 2020-07-15 13:35:16 てりあ @TERIAf1 今bookwalkerで所有しているラノベでパパッと口絵見てみたら、電撃文庫・HJ文庫・オーバーラップ文庫は綺麗に表示されない。GA文庫・MF文庫J・ファミ通文庫・富士見ファンタジア文庫は問題ない。個人的には口絵は非常に大事にしてるので、ちゃんと表示されないなら電子書籍での購入は回避するかも。 2020-07-15 13:41:58
写真家・幡野広志さんの書籍『ぼくが子どものころ、ほしかった親になる。』(PHP研究所)をnoteの記事で知り、即購読。 これは是非コノビーの記事にさせていただきたい、と動き出した。 すでにかなり売れている話題作であるし、今までやり取りをさせていただいたことのない出版社でもあったので、なかなか不安はあったものの、先方のご厚意で、なんと幡野さんご本人に未公開のお写真4枚(奥様撮影)までご提供いただき、記事の制作が実現した。 私はたいへん感動し、普段はGoogleドライブの機能をつかって文字起こしをするのだが、今回は1字ずつ、すべて自分のキーボードで入稿してみた。 (校正に付き合ってくれた編集部員に感謝。) 記事はこちら1本目:息子に知ってほしいのは、相手に気持ちを伝える方法。 2本目:「いい写真ってなんだろう。」答えは息子が教えてくれた。 あえて非効率な方法を選ぶことになんの意味が?と問われる
アマゾンジャパン(東京・目黒)は書籍や雑誌を印刷会社から直接取り寄せる。文芸春秋など出版社に注文した雑誌などは出版取次会社を介さず、印刷工場から自社倉庫に仕入れる。アマゾンは取次大手の日本出版販売(日販)と在庫のない書籍については取引をすでに打ち切った。出版社だけでなく印刷会社との直接取引で、取次会社を前提とした書籍の流通構造が大きく変わりそうだ。アマゾンは書籍の多くを日販から仕入れている。日
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