自民党の河井案里参議院議員は、初当選した去年の参議院選挙の前に、みずからと夫の政党支部に、党本部から合わせて1億5000万円が振り込まれていたなどと週刊誌で報じられたことについて「違法性はない」と述べました。 これについて、河井案里氏は23日、記者団に対し「いただきました」と認め、「私が活動を始めたのは4月半ば以降で、選挙までのわずか2か月半の間に党勢を拡大しなければいけないということで、短い期間に資金が集中したものと考えている」と述べました。 一方で「政治資金収支報告書にしっかりと記載し、報告することにしているので、違法性はないと考えている」と述べました。 また、23日の参議院本会議の代表質問で、みずからが取り上げられたことについて「政治家として本当に申し訳なく思っている」と述べました。 河井案里氏は、参議院選挙でみずからの陣営が、いわゆるウグイス嬢の運動員に法律の規定を超える報酬を支払