いくらかの人間にとっては、人生ってあんまり面白くない映画と一緒で、面白くはないけど途中で席を立つほどではない、くらいの位置づけだと思うしそれはそれでいいんじゃないのかな。 自分はつまんない映画から楽しめるワンシーンを見つけられたら嬉しいくらいのところに落ち着いて以来、気持ちがすごく楽になった。
世相的な話から始めます。 金融庁が公表した「公的年金以外に老後資金2000万円が必要」という報告書は、大きな波紋を呼びました。政府はその報告書を受け取らない=なかったことにしたわけですが、そのインパクトはすさまじく、「年金だけで暮らすのはもう絶対無理なんだな……」というのが国民の間に暗黙のコンセンサスとして根付いた感はあります。実際あちこちの雑誌やウェブサイトで「どうやって2000万円ためるか」みたいな特集やってるし、NISAやiDeCo始める人も増えたらしいし。 というか「老後2000万円」って絶対、2019年の流行語大賞にノミネートされますよね。なんなら大賞取るかもしれない。それくらいインパクトのある言葉でした。 で、このニュースを見たときに、こう思ったのです。 「藤子・F・不二雄の『定年退食』の世界が、ついに現実化した」と。 僕だけじゃない。「定年退食」を読んだことのある人はきっと全
LOVEALEX @del10piero07 これはミ○ノで人事をやっていた叔父さんが言ってたけど、以下ウンタラカンタラ 面接とは自分をアピールするために本気で物事に取り組んでいたかをいかに短時間に面接官にまとめ伝えられるかを競う場である その人の本質を見抜いている訳でなく学生の本分を見ていると思う 驕っているのはどちらだろう twitter.com/neneneneln/sta… 2020-06-22 14:37:39 TakuKobayashi @taptappun これは表現の問題 僕はエンジニアなら会話をしたら3分で相手の実力がわかる ウソをつく、話を盛る そんなのは掘り下げればすぐにわかる でもこれから一緒に仕事をするという観点なら実力とか本気で取り組んだかとかあんまり関係ない これはウソついている虚勢を張っている人は信用できないよねという話 twitter.com/nenene
新型コロナウイルス感染症については、必ず1次情報として 厚生労働省 や 首相官邸 のウェブサイトなど公的機関で発表されている発生状況やQ&A、相談窓口の情報もご確認ください。※非常時のため、すべての関連記事に本注意書きを一時的に出しています。 1 気配はずっと前からあった。もうしばらくずっと、みんな疲れているようだった。基本的にSNSなんていうものは好きで使っているはずで、しかもツイッターというものは好きな人しかフォローできないわけだから、自分が嫌なものは見ないで済むはずだった。RTボタンがすべてを変えた。人の意見や反論を簡単に引用できるようになった。本来見えるべきもないマイクロな不満が拡声機によってどうしようもなく耳に入るようになった。いつしか、本来自分にはまったく関係なく、しかも緊急性に乏しい案件が、あたかも地球全体の危機であるかのように喧伝されるように相成った。いかに胸のすくようなこ
note.mu 「ニセ医学」から、どうやって身を守ればよいのか? 上記のエントリでも言及されている「はあちゅう」さんのインタビュー記事を読んで、「いやさすがにこれで『ステマじゃない』は通らないだろう」と思ったんですよ。 https://www.buzzfeed.com/jp/ryosukekamba/hachu 「インフルエンサー」を自認し、その立場を利用して収入を得ていながら、自分が他者に拡散しているものに問題があることを指摘すると「私も被害者の面がある」「門外漢にはその治療が本当に適正なものなのかどうかわからない」と、言い訳をするというのは、なんだか薄気味悪い。 WELQ問題のときもそうだったのですが、メディア、あるいはインフルエンサーとして、命や健康、高額のお金に関わる「情報」を拡散するのに協力して対価を得ているのに(はあちゅうさんの場合は、少なくとも編集長をやっていたメディアが利益
40代自意識語り p-shirokuma.hatenadiary.com hase0831.hatenablog.jp pha.hateblo.jp goldhead.hatenablog.com ta-nishi.hatenablog.com ここら辺の。 自分も自分の人生もまとめみたいな形ですこし書いてみる。 まあ、少し前に書いた 今までの人生で脳汁がでるほど嵌ったコンテンツ125 +α本 - orangestarの雑記 これが、それにあたるといえばあたるのだけれども。 いろんな人の40代がある。 ただ、それに対して”語れる”ひとはそんなに多くはいない。 20年前、10年前、5年前はブログで頻繁に記事を更新していたような人も、もうブログの更新を辞めてしまったり、インターネットから消えてしまった人が多い。(twitterは時々生存確認みたいにツイートしてたりするけれども) みんな、生活が
買春客が受ける「講習」の費用と内容 フェルナンドの逮捕の1週間後、私はテキサス州中部の都市ウェーコの繁華街にある教会の地下にいた。そこに集まったのは、買春をしようとして捕まった男11人だ。野球帽をかぶって下を向き、お互いの視線を避けている。男たちが誰よりも目を合わせたくないのは、自分たちの前に立つ男だった。 「言っておくぞ。これからやるのは、お互いを長々とハグするハガソンのようなことではない。ここには優しさはあるが、ヤワなところは一切ないんだ」 こう警告するのはブレット・ミルズ。ここの売買春防止プログラムの主任だ。警察に逮捕された買春客を対象に行われるこの種の売買春防止プログラムは、「買春客更生学校」とも呼ばれる。 インターネットで売買春を持ちかけて有罪となった初犯者は、この教育プログラムの受講が必須になっているのだ。 ミルズは2016年から、妻のエミリーと運営する非営利団体「ジーザス・セ
内田樹(うちだ・たつる)/1950年、東京都生まれ。思想家・武道家。東京大学文学部仏文科卒業。専門はフランス現代思想。神戸女学院大学名誉教授、京都精華大学客員教授、合気道凱風館館長。近著に『街場の天皇論』、主な著書は『直感は割と正しい 内田樹の大市民講座』『アジア辺境論 これが日本の生きる道』など多数 ※写真はイメージ(gettyimages) 哲学者の内田樹さんの「AERA」巻頭エッセイ「eyes」をお届けします。時事問題に、倫理的視点からアプローチします。 * * * 「桜を見る会」の話を書く。私自身いい加減この話題にも飽きているのだが、まさに「国民がこの話題に飽きて、忘れること」を官邸が専一的にめざしている以上、その手に乗るわけにゆかない。 この事件には現代日本社会の致命的欠陥がいくつも露出している。もちろん、どんな社会にも欠点はある。完全な社会など存在しない。けれども、その疾病
By geralt 「気候の緊急事態に対する警告」と題された論文に153カ国の科学者1万1000人以上が賛意を示し、合同で「気候変動のスピードは予想よりも速い」と訴えています。 World Scientists’ Warning of a Climate Emergency | BioScience | Oxford Academic https://academic.oup.com/bioscience/advance-article/doi/10.1093/biosci/biz088/5610806 EXPERT REACTION: World scientists declare climate emergency - Scimex https://www.scimex.org/newsfeed/world-scientists-declare-climate-emergency M
本日1月3日、夜9時から新海誠監督の『天気の子』が地上波で初めて放送される。映画公開時の2019年8月に批評家の杉田俊介が現代ビジネスに寄稿した同作の批評を再掲する。 『鬼滅の刃』も…ドイツ在住ライターが「日本アニメ、すごいのに残念」と言う理由 【本稿はネタバレを含みます】 「アニメ化する日本社会」を批判するアニメ 新海誠監督の新作『天気の子』を観て、疑問を持った。その疑問について書く(今回は枚数制限があるため、他の新海作品との比較などは行わない。私の新海誠論については『戦争と虚構』(作品社、二〇一七年)を参照)。 『天気の子』の舞台は、異常気象でもうずっと陰鬱な雨の止まない、東京オリンピック・パラリンピックの翌年の東京である。伊豆諸島の離島・神津島から何らかの事情で家出し新宿でネットカフェ難民となった高校生の森嶋帆高(ほだか)と、母を病気で失って弟の凪(なぎ)と二人で安アパートに暮らす天
大学基金(ファンド)は高い運用益を出し、毎年大学に資金を支出する必要がある。当面は資金支出の必要がない公的年金と比べ、ハードルは高い。専門家会議の下部組織で資金運用の基本的な考え方をまとめた検討会議の伊藤隆敏座長も「高度な運用技術が必要になる」と認める。 利回りを求めて、安全資産の債券と、よりリスクはあるが利回りの良い株式の割合は35%対65%に設定した。年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の50%ずつより株式の割合が高く、株価下落時には評価損が発生しやすくなる。 検討会議のこれまでの議論で、コロナ・ショックの際に株を買い、後に株価の回復局面で大きな利益を得た海外のファンドの事例が報告された。伊藤氏も「世界の常識」としたが、毀損が許されない公金の運用で、評価損が出ている時に買い増す判断が機動的にできるか、世論が反対した際にどう説明責任を果たすかは大きな課題だ。
このコラムには一部ネタバレに抵触する表記があります。『天気の子』を未見の方は注意してお読みください。 恐るべき破壊衝動だ。 『君の名は。』の歴史的大ヒットの後に、まさかこれほど純度の高い、むき出しの作家性を突きつけてくるとは思わなかった。気晴らしの中編の企画ではないのだ、映画館が最も賑わう夏休みシーズンに、最大手の映画会社が配給する、今年最も公開規模が大きい作品で、これだけ強い我を通すことができる人間がいるということに驚く。湯浅政明監督が『きみと、波にのれたら』でウェルメイドなドラマを志向したのとは対照的に(売上も対照的な結果になりそうだ)、新海誠監督は自分の作家としての武器を研ぎ澄ます方法に進化した。世界でただ1人、新海誠しか語らないであろう物語を、新海誠にしかできないで映像で紡ぎあげている。 にもかかわらず、独りよがりな作家の内省的な作品に終わらず、現代の空気と強烈に呼応してしまってい
「日本の金融教育は遅れている」諸外国と比べたとき、そのように語る識者は少なくない。だが、はたして日本人の金融リテラシーは本当にそこまで低いのか。また、今後、高校でスタートする「お金」の教育はどこまで有用と言えるのだろうか。 株式会社マネネを立ち上げ「金融教育」を日本に広めようと尽力している森永康平氏が、アメリカの金融教育の実情と比較しながら、解説する。 家庭科の授業で「お金」の教育? 2022年度から実施される高校の新指導要領では、家庭科の授業の中で「資産形成」について指導することが決まりました。 これまで、「金融教育」とは一切縁のなかった日本においては、非常に大きな一歩だと感じています。 しかし、このことがニュースで報じられると、SNS上では否定的なコメントが多く見られました。 「家庭科の先生に教えられるわけがない」、「子どもに投資を教えるのはよくない」などです。 前者はまだしも、後者の
2019/06/30 に arXiv にアップロードされた論文である The Ramanujan Machine: Automatically Generated Conjectures on Fundamental Constants を読んだのでその概要をメモしようと思います。 概要 円周率 $\pi$ や自然対数の底 $e$ といった数学の定数を含む式は規則的な項を持つ連分数で表現できることが知られています。例えば wikipedia からの引用ですが以下のような等式が成り立つようです。 論文ではこのような形の等式に関する予想をコンピューターに自動で発見させる手法を提案しています。結果として、これまでに知られていなかった予想を複数個得られたと著者は報告しています。以下は見つかったとされる予想の一例です。 著者らの発見したこれらの等式には数学的な証明はありません ("予想"であるため)
子供を持たない選択をする人が増えている。子供を持たないと、自分の生きた証しは次の世代へ遺らないのだろうか。ブロガーのフミコフミオ氏は、「そんなことはない。子供がいなくても、今を真剣に生きること自体が次代へのメッセージになる」という——。 人生の折り返し地点であえて半生ではなく人生について語る 「人生について書いてほしい」と言われたとき、僕の胸に去来したのは、「お前はもうオワコンだから衰えて何もできなくなる前、今のうちに人生を総括して、少しでも後進の役に立つようなことをしなさい」と言われているのかな……という寂しい気持ちである。 45歳とはそういう斜陽でおセンチなお年頃なので、お取り扱いには気を付けてもらいたいものだ。それが書きもののオファーであっても、だ。秋の夕暮れに自分の落日する姿を重ねて、瞼まぶたを濡らしているくらいなのだからね。 実際問題、人生の折り返し地点をターンしたばかりの人生ペ
大学受験に合格したら今度は新生活の準備です。 とは言っても、「新生活には何が必要なのか分からない!」という方も多いと思います。 そんな方のために、この記事では私が実際に大学の新生活を始めるにあたって準備した物、必要と感じた物をご紹介します。 各アイテムは☆の数で必要度を評価しています。 ☆☆☆…重要 ☆☆ …用意しておくべき ☆ …場合によっては必要 家電・冷蔵庫☆☆☆ ・洗濯機☆☆ ・電子レンジ☆☆ ・掃除機☆☆ ・ドライヤー☆☆ ・炊飯器☆ ・電気ケトル☆・冷蔵庫☆☆☆ 一人暮らしには欠かせない家電の1つです。 家電量販店の新生活応援セールを利用するとお得に購入できるので、入居日に届くようにしておきましょう。 サイズは150リットル以上をお勧めします。 ・洗濯機☆☆入居したての頃はコインランドリーを使えば、なくても問題ありません。 しかし、自分で洗濯をする方が節約にも時短にもなるので
深刻化するナルシシズムの「病理」 本論では、現代の日本社会において最も警戒しなければならない心理的な課題が、ナルシシズムの病理であることを主張し、それを乗り越えるための手段について考察する。 一方には健康なナルシシズムというものが存在し、それは正当で根拠のある誇りや自負心・自己効力感を支えるもので、人間が社会生活を営む中で必要不可欠なものである。 それに対して、ナルシシズムの「病理」とは、個人や集団において自己愛の傷つきやすさが過剰に亢進している状況を指す。 自分の美点を他者から承認されることは非常に好む一方で、自分の弱点を直視することに著しい困難がある。 他者との些細な不一致や分離の気配にも耐えることができず、そこに極端に強い心理的な苦痛を感じてしまう。 他者と距離があることから悲しさや寂しさの情緒を感じる感性は発達しておらず、自分と一致しないものに対して明確に自覚できる感情は強い怒りで
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