「役職」を持っていることは、必ずしもいいことばかりではない。 責任を押し付けられるし、部下から「できて当たり前」というプレッシャーを「あてがわれる」のだ。 高い給与の対価として、いざと言う時に責任を取らなければならない。 それが暗黙の了解となる。 そもそも「役職」は「役割」の一つなのだから、必ずしも能力が高い人が役職が高くなるわけではない。 むしろ、能力以外のところ、 人間関係やタイミングなど、巡り合わせで決まることの方が多い。 それでもまだ、役職と能力が比例するというような考えは根強く残っているのだ。 だからおかしなことになる。 特に今の時代は、若者からすれば管理職は罰ゲームのように扱われる。 部下の立場が強くなりすぎて、かつてないほど会社組織が社員に対して過保護になる。 その結果、管理職にかかる負担はどんどん増えていき、給料が高かったとしても、割に合わなくなっている。 新卒社員がカジュ