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ChatGPTから効率よく知識を得られた。 と自分では思っていても、それがウソ知識であることは、よくあります。 そこで、なるたけChatGPTのウソに騙されないようにする方法について書きました。 たとえば、今、僕はガリア戦争(紀元前58~50年)を舞台にしたSF娯楽小説の戦闘シーンを書いているのだけど、ローマ兵の剣の刃渡りの長さがわからないと戦闘シーンの駆け引きの描写がリアルにならないし、挿絵も描けない(プロの方にカラー挿絵を描いてもらうことになっている)。 そこで、以下のようにChatGPT(GPT4)に聞いてみた。 ガリア戦争に従軍したローマ兵の剣の刃渡りはどれくらいの長さでしたか? ChatGPT(GPT4)の回答は以下の通り: ガリア戦争に従軍したローマ兵は、主にグラディウスと呼ばれる剣を使用していました。グラディウスの刃渡りはおおよそ45センチメートルから60センチメートル(約1
久々にビッグな研究不正のニュースktkr! ということでキリスト教思想史研究やってた人が研究不正で懲戒解雇された件について、報告書に目を通した上でちょっと書きます。 今回調査委員会が被告発者に求めたのは、以下の項目でした。 カール・レーフラーの実在を証明する一次資料の写しと説明文書カール・レーフラーの論文「今日の神学にとってのニーチェ」の実在を証明する一次資料の写しと説明文書トレルチ家に属する借用書や領収書等の実在を証明する一次資料の写しと説明文書この「写し」というのはどういうことでしょうか? 資料そのものを調査委員会が求めなかったのはどういうわけでしょうか? 歴史学者にとっては常識なのですが、他の分野の人にとってはどうかわからないので、解説してみます。 そもそも文系はどんな材料を使って研究してるのかこれは人というか研究分野によるので、安易なことは言えません。文学と哲学と社会学と人類学と歴
オッカム @oxomckoe アメリカ合衆国建国史研究を一生やっていくのではないかと思います。リツイートさせて頂く場合、基本的に賛意、こういう意見もあるなどポジティヴな動機によります。晒し上げはしません。2017年まで北海道にいました。稚内18年、長万部9年。それ以外は札幌(予備校と北大)です。飲酒時に書いたツイートは翌日恥じて消すことがあります。 blog.goo.ne.jp/william1787 オッカム @oxomckoe 本棚を見た学生から「先生、これ全部読んだんですか」と聞かれる。案外重要な問いだと思うのでいちいち応えている。「まず第一に、読んでません。ただ大学院博士課程で修行をすると、所蔵すべき重要文献が何かわかります。題名・目次・著者からおおよその内容は分かります。自分が書く時に読みます」。 2022-05-09 03:50:23 オッカム @oxomckoe 「第二に、創
はじめに 千葉大学・株式会社Nospareの川久保です. 今回は,初学者レベルから学部上級レベルの統計学関連の教科書を,順を追って紹介していきます.普段,経済学をはじめとする社会科学(経済学・経営学や政治学など)を学ぶ学生に教えているので,タイトルに「社会科学向き」と入れてみましたが,これから紹介する多くの本は,他の応用でも役に立つものが多いはずです. 入門書 大屋幸輔『コア・テキスト統計学』 厳密さと初学者に対する分かりやすさのバランスのとれた本です.演習問題を集めた副読本もあるので,こちらと併せて学習すると効果的だと思います. 久保川達也・国友直人『統計学』 入門書としては,やや硬派な教科書ですが,しっかり学びたい人にはお勧めの教科書です.「1.記述統計」「2.確率」「3.推測統計」と標準的な構成をしている中,最後の第4部では社会・経済データとして標本調査や時系列分析の話題にも触れてい
どんなPDFもChatGPT化してくれるChatPDFは、PDFを、ChatGPT風のインターフェイスを持つナレッジベースへと変換してくれるツールです。 あなたの会社の第1四半期報告書や、読まなければならない歴史の授業の資料のことだけを知っているChatGPTがある、と想像してみてください。 知っているのはそれだけですから、履歴書の体裁を整えたり、礼状を書いたりといったタスクを頼むことはできません。 質問できるのは、「会社がこの四半期に達成できた目標は何か?」とか、「ヨーロッパにおける神聖ローマ帝国の意義は何か?」など、その資料に関することだけです。 公式サイトには、次のように書かれています。 ChatPDFを使えば、PDFに含まれるすべての段落を対象にした、意味的なインデックスを作成できます。 質問をすると、ChatPDFは関連性がもっとも高い段落をPDFから見つけ出し、OpenAIのC
はじめに英語の論文をGPT4に執筆させた際の手順を記します。 普段からChatGPTを使っている人にとっては、当たり前のやり取りしかしていないのですが、意外と使えていない方がnon-AI分野では多いので、丁寧にプロンプトを示していきます。 (ワークショップで解説する必要が出てきたので、そのためのメモ書きです) GPT-4に論文は書けるのか?ゼロから書かせるのは難しいですが、日本語の下書きを英訳するのは得意で、少なくとも筆者が満足する品質のテキストが得られます。 GPTを使って執筆をするメリットDeepLやGoogle翻訳と違い、英文のスタイル(e.g., 論文調)を明示的に指示できるので、翻訳のクオリティが高い 日本語ネイティブにとっては、日本語で書いた方が圧倒的に楽※ スペルミスや文法ミスを犯さないので、校正の手間も減る。※ 基本的に翻訳タスクしか行っていないので、GPTが過去の類似文章
出版物はどんな自由に作ってもいいんだ(よくない)—コレクター泣かせな地獄からの使者・オハヨー出版のデタラメ単行本たち(志村裕次・原麻紀夫+鳴島生『雀鬼地獄の対決!』他) 『フランケンシュタインの男』および日野日出志作品の記事で、ひばり書房という会社は「同じ本を表紙とタイトル変えて別の本に見せかけて販売をしたりしていた」「奥付の日付が適当で初版がいつかよく分からない」という旨を書きました。ただこれ、80年代以前の漫画出版界、中でもメジャーじゃない所ではそこまで珍しいものではなく、例えば80年代竹書房の近代麻雀コミックスなんかはこうです。 能條純一『哭きの竜』(竹書房)より 初版の日付も書けや!(「Printed in Japan 1986」とあるのと連載開始時期を考えると1986年の前半だと思うんですけど) 初版本ならこれでもいいんですけど、ヘタにヒットした作品、例えば『フリテンくん』の1巻
iStock.com/vivalapenler 書籍情報はこちら 「周辺」から世界の歴史を見る 植民地など、「周辺」とされる地域から世界の歴史をみようとする立場は、いわゆる世界システム論をはじめとして、いまではそれほど珍しくはない。そうした見方は、学問的にも市民権を得ているといえる。しかし、ほんの半世紀まえには、そうした立場は、まともな学問とはみられないものでもあった。先頭を切って、この困難な局面を切り開いたひとりが、本書の著者エリック・ウィリアムズである。 トリニダード・トバゴの郵便局員の息子として生まれたウィリアムズは、秀才の誉れ高く、周りの期待を背負って、宗主国イギリスのオックスフォード大学に送りこまれた。古典学を専攻した彼は、抜群の成績で卒業したものの、当時のイギリスには─―というより、日本をふくむ世界には─―、西洋文明の根源にかかわる古典学、つまりギリシア語やラテン語の哲学や文学
It is not one of Wikipedia's policies or guidelines; rather, its purpose is to explain certain aspects of Wikipedia:Reliable sources guideline. It may reflect differing levels of consensus and vetting. This page in a nutshell: This is a list of repeatedly discussed sources, collected and summarized for convenience. Consensus can change, and context matters tremendously when determining how to use
リニューアルに際して、ブックマークレットの箇所も更新しました。(2022/12/21) 使えなくなってたのでまた更新しました。(2023/01/05) これは何の記事 国会図書館次世代デジタルライブラリーで古典籍が検索できるようになって、いよいよすごいことになっている。 / 古典籍資料の全文検索が可能になります! \ 11月1日(火)に、実験システム #次世代デジタルライブラリー に古典籍資料6万点のOCR全文テキストデータを追加します。これまでの明治以降の図書に加え、江戸期以前のくずし字等資料の全文検索も可能となります。https://t.co/9KT1CdaSYa pic.twitter.com/aOz7OmyWew— 国立国会図書館 NDL (@NDLJP) 2022年10月26日 まじでいいんですか? 次世代デジタルライブラリー上でテキストのダウンロードもできる(右下の「この資料の
今月で2010年代が終わる。改めて「2020」という文字を見ると、近未来感があって少しワクワクする。そんな感想も今月限りなのだと思うと寂しい。世界の情報化はますます進んで、「インプットよりもアウトプット、スピードこそが価値」みたいな考えが幅を利かせていて息苦しい。アウトプットし続けないと埋もれてしまうのは事実だけど、情報があふれる今だからこそ、緻密なインプットに基づく丁寧な仕事が求められているのではないかと感じる。思い付きで何かを始める前に 過去に同じことを考えたことのある人が世界のどこかにいるのではないか この問題は今どこまで解決していて、どこから未解決なのか といった点をしっかり押さえてから着手することで、2度手間が減り論点もクリアになって、結果的に時間に対するアウトプットの質を高めることができると思う。 研究の世界では、質・量いずれにおいても「論文」が最も重要なインプットであり、新着
2024年2月29日時点での既刊のちくま学芸文庫全2,036点(セット版を除く)をあげた。 文庫の整理番号順に従って表記(一部変更あり)した。 「♾️」マークはMath&Scienceシリーズ(青背)を示す。 人名表記の揺れ(例「シモーヌ・ヴェイユ」と「シモーヌ・ヴェーユ」)は訳者に従い、統一はせずそのままにした。 編者、訳者は一部を除き割愛し、編著者が3人以上に及ぶ場合は代表者1人の名前のみ記した。 Math&Scienceシリーズのみの刊行書目一覧はこちら。 浅田彰『ヘルメスの音楽』 赤坂憲雄『異人論序説』 赤坂憲雄『王と天皇』 赤坂憲雄『排除の現象学』 赤坂憲雄『遠野/物語考』 赤坂憲雄『象徴天皇という物語』 赤坂憲雄『柳田国男を読む』 天沢退二郎『宮沢賢治の彼方へ』 飛鳥井雅道『明治大帝』 E・アウエルバッハ『ミメーシス[上] ヨーロッパ文学における現実描写』 E・アウエルバッハ『
WHOが推奨する「5つの予防策」 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が徐々に日本国内でも蔓延し始めている。 3月8日午後12:00現在、国内で確認されている感染者(検査による陽性、ダイヤモンドプリンセス号は除く)は454人、うち症状がある人は408人、死者は6人。 現在判明している新型コロナウイルスの感染経路は咳やくしゃみなどで飛び散ったウイルスを含む唾など(飛沫)を吸い込む「飛沫感染」、感染者から発生したウイルスが付着したものを手で触り、その手で口や鼻を触るなどをして体内にウイルスが入り込んで感染する「接触感染」の2つ。 急激な感染者の増加により、一部では感染者から飛び散った飛沫から水分が抜けた状態でウイルスが長時間空気中を漂い、それを吸い込むことで感染が起こる「空気感染」を危惧する向きもあるが、今のところその証拠はなく、大方の専門家も限定的だ。 一方、ここ最近の報告からは感染
東京大学が契約する電子リソース(本や雑誌、新聞、データベースなど)を自宅から使う方法をご案内します。また、自宅学習に役立つ検索ツールや電子リソースをご紹介します。 お願い:スムーズに電子リソースを利用するために SSL-VPN・認証GWサービス経由での利用が終わったら必ず「ログアウト」してください。 オープンアクセス、FREEの論文は、SSL-VPN・認証GWサービスを使わずにアクセスしてください。 大量ダウンロードが発生すると、全学で電子ジャーナル等にアクセスできず自宅学習期間中、回復しない事態も考えられます。 → 電子ジャーナルの大量ダウンロード禁止について 契約する電子リソースを自宅から利用できる方 【お願い】スムーズに電子リソースを利用するために 同時アクセス数 電子ブック・電子ジャーナルを使う データベースを使う 自宅学習に役立つ無料の検索ツールや電子リソース シラバス掲載図書一
今日5月1日から令和の時代がスタートする。4月1日の新元号発表から1ヵ月、この二文字についてさまざまな意見が飛び交ったが、そのなかには誤解に基づくものも少なくない。明治大学教授で中国文学が専門、漢文のプロフェッショナルである加藤徹氏がその誤解を解く。 さる4月1日の昼、国民の目はテレビに釘付けだった。菅義偉官房長官は発表の会場で、新元号「令和」を毛筆で書いた台紙を見せたあと、こう述べた。 「新元号の典拠について申し上げます。令和は『万葉集』の『梅の花の歌三十二首』の序文にある『初春の令月(れいげつ)にして 気淑(きよ)く風和(やわら)ぎ 梅は鏡前(きょうぜん)の粉(こ)を披(ひら)き 蘭は珮後(はいご)の香を薫(かお)らす』から引用したものであります」 このときからSNSやメディアに、新元号に対する賛否両論がわきおこった。 意見を述べるのは万人の自由だが、誤解も散見される。 『万葉集』は奈
春学期講義が終わった。今期は日本史の概論で前近代も担当することになったので、参考にした本をまとめておく(ただし全部ではない)。わかりやすい説明の仕方を求めた結果、ついつい新書や概説が中心になってしまって、本格的な研究書には手が出せなかった。来年度以降さらに精度を高めたい。 ※なお、言い訳がましくなりますが、筆者の専門は明治以降の日本近代の思想史であって、前近代のほうはこれまでなかなか勉強もできておりませんでした。その点でかなり恥ずかしい内容ですが、あれも読んだ方がいいぞというご意見をいただければ幸いと思い、こちらに掲載いたします。 私、毎年こんなこと考えていて、高校日本史の学び直しでもほぼ一年前にこんな記事を書いているので良かったらあわせてご覧ください。 高校日本史の学び直しに向けて今何ができるだろう - みちくさのみち 授業で扱うので、通史に関しては、できるだけ平易な説明のものを参考にし
※2023年4月27日作成 ※2023年8月7日改訂:新機能の追加や一部機能の有料化,新しいモード搭載等あり改訂 AIを活用した医学論文検索Ver.2.0 ■これまでAI(人工知能)は医学領域も含め程度話題にはなっていたものの,そこまで盛り上がりは見せていなかった.しかし,2022年末にOpenAI社からChatGPTが登場,その後数多くのAIや拡張ツールが登場,2023年3月にはChatGPTのグレードアップしたGPT-4が登場している.特に3月中旬からの約1か月あたり1000以上の有用なツールが登場しており,まさに今年はAI革命とも言える状態になっている.今回の記事では医学領域でも使える医学論文検索のためのAI拡張ツールを紹介する. ■現在,医学論文の検索に使用できる無料の科学論文特化型AI検索ツールは以下のものが挙げられる(最近になり一部の機能が有料化しているものもある).・Perp
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著者 池上 俊一 著 ジャンル 人文科学 > 歴史 発売日 2022/12/26 ISBN 978-4-13-023080-3 判型・ページ数 四六 ・ 312ページ 定価 3,190円(本体2,900円+税) 在庫 在庫あり 歴史とは何か、そして史料とは何か。ヨーロッパ史研究を牽引してきた著者が歴史学のさまざまな手法を解説、学問の基本と作法を平易に説く。歴史教育の現状も視野に入れ、私たちがこれからすすむべき道を示す。概論を学びたい学生や、歴史を見る眼を養いたい社会人にも最適。 【「はじめに」より】 歴史学の方法に関しては、もうほとんどのことは言い尽くされているし、後は誰が何を書いてもあまり代わり映えしない(…)ようにも思えるが、昔ながらの史学概論や、さまざまな新潮流のたんなる紹介にとどまらない、 もう一歩踏み込んだ主張をする余地は、まだ残っているのではなかろうか。 つまり、グローバル化す
3つの要点 ✔️ 自然言語の発展に大いに貢献 ✔️ 学習しなくても前に接続するだけで精度が向上 ✔️ 入出力に新規性 BERT: Pre-training of Deep Bidirectional Transformers for Language Understanding written by Jacob Devlin, Ming-Wei Chang, Kenton Lee, Kristina Toutanova (Submitted on 11 Oct 2018 (v1), last revised 24 May 2019 (this version, v2)) Comments: Published by NAACL-HLT 2019 Subjects: Computation and Language (cs.CL) はじめに 2019年2月に自然言語処理のトップカンファレンス
表情研究における「普遍的な表情」への疑問 表情は他者とコミュニケーションをはかるうえで重要な社会的信号です。感情と表情に関する研究をいち早く行ったエクマン博士のグループは、西洋文化圏から隔絶された文化圏の人々が、西洋文化圏の人の表出する表情の意図を読み取ることができること、そして彼らの表出する表情もまた西洋文化圏で表出される表情と共通であることを見出すなど、多様な文化における表情研究に基づいて、基本的な6つの感情(怒り・嫌悪・恐怖・喜び・悲しみ・驚き)を表す普遍的な表情があるという理論を提案しました。 この理論は世界的に普及し、多くの表情研究がそのような普遍的な表情があることを前提として行われています。また、エクマン博士がモデルとなった米国テレビドラマ『ライ・トゥ・ミー 嘘の瞬間』などをとおして、一般的にも広く知られるようになりました。 しかし、その後に行われた表情表出を実証的に調べた研究
日本近代史・現代史の論文を書く、すべての初学者のために――。テーマの決めかた、史料について、調査の方法、目次のつくりかたなど歴史研究の基盤を、論文執筆の作業フローに即して基本から解説。第一線の研究者たちが提供する大きな見取り図が、研究史と向き合うあなたを助けてくれる。必要なことは、この一冊で分かる! はじめに 何が悲しくて研究するのか? この本は何のために書かれているのか なぜこんな本が必要なのか それでも研究するのか? 第Ⅰ部 研究を始めよう 論文を書き終えるまで……松沢裕作・高嶋修一 1 とりあえずテーマを決める テーマとは何か 最初は思いつきでもよい 史料の有無 たいていのことは誰かが研究している ──先行研究の有無 なぜその研究対象・研究テーマを思いついたのか 何も思いつかない場合 テーマの見直し 2 先行研究をつくる 何がどう「先行」するというのか とりあえず検索してみよう 入門
書物や新聞そしてインターネットによる情報や、博物館展示や学校の授業など、歴史に触れる機会は数多いが、歴史研究の新たな成果はどれほど社会に伝わっているのか。研究者と社会とをつなぐ役割をになっている人たちの現場の声と向き合い、これからの歴史学が取り組むべき課題を示す。 まえがき I 楽しむ――カルチャーからエンターテインメントへ 1 「バーチャル名護屋城」の試み――佐賀県名護屋城博物館の城復元CG(松尾法博) 2 旅に出て歩いて学ぶ歴史の現場――『観光コースでない』シリーズの誕生(飯塚直) 3 「歴史コンテンツ」と東アジア(堀内淳一) 【コラム①】日韓関係の歴史と観光スポット──景福宮・閔妃殺害現場をめぐって(木村直也) 4 アニメで読み、絵画で見る歴史(藤川隆男) 【コラム②】「暗黒時代」の娯楽──中世ヨーロッパの人々と巡礼(原田晶子) 5 娯楽の自粛について考える――ある観光系学科の講義か
歴史家と考えよう、「歴史」のとらえ方・描き方 学校で習う日本史・世界史はもちろん、マンガやゲーム、小説、映画、ドラマのなかにも「歴史」との接点はたくさんある。横溢する「歴史」にどう向き合うべきか? 6人の歴史家による問題提起。 市民講座、自分史、歴史小説、映画、テレビ、漫画、ゲーム……私たちの日常には「歴史」があふれている。一方、学校現場では歴史教育に苦労している。学生が減り、制度も変更され、学習指導要領では「(暗記ではなく)歴史的思考力を」と求められる。過去についてもあらゆる情報が氾濫し、誰も信憑性を保証しない今、一人ひとりの「歴史的思考力」が問われている。本書は歴史をとらえる力をいかにして養うか、どのような点に留意して歴史をみるべきかを考える書。 はじめに 第Ⅰ部 歴史像ができるまで 第1章 歴史と出会うとき(南塚信吾) 1 与えられる多様な「歴史」 2 「歴史は大切だ」と人は言うけれ
内 容 日本人引揚やドイツ人追放をはじめとする戦後人口移動の起源を、ギリシア=トルコの住民交換を画期とする近代国際政治の展開から解明するとともに、東西の事例を冷戦やソ連の民族政策もふまえて世界史上に位置づけ、地域や帝国の枠組みをこえた引揚・追放・残留の知られざる連関を浮かび上がらせる。 執筆者一覧 (執筆順、*は編者) *蘭 信三 (序章、第1章) 山本めゆ (第7章) 吉川 元 (第2章) 坂田勝彦 (第8章) *川喜田敦子 (第3章、終章) 野入直美 (第9章) *松浦雄介 (第4章、終章) 崔 徳孝 (第10章) 西脇靖洋 (第5章) 李 淵植 (第11章) 佐原彩子 (第6章) 中山大将 (第12章) 目 次 序 章 引揚・追放・残留の国際比較・関係史に向けて はじめに —— なぜいま引揚・追放・残留か 1
ベストセラー『21世紀の資本』を発展継承する超大作、ついに邦訳。《財産主義》という視点から、三機能社会、奴隷制社会、フランス革命、植民地支配から現代のハイパー資本主義まで、巨大なスケールで世界史をたどり、イデオロギーと格差の関係を明らかにする。さらには《バラモン左翼》と《商人右翼》の連合に囚われつつある現代民主政治を分析。労働者の企業統治参画と累進年次資産税など、新たな公正な経済システムを提示する。 序文と謝辞 はじめに イデオロギーとは何か/境界と財産/イデオロギーを本気で考える/集合的な学習と社会科学/本書で使った情報源――各種の格差とイデオロギー/人間の進歩、格差の復活、世界の多様性/格差の復活――最初の方向性/エレファントカーブ――グローバル化をめぐる冷静な議論/極端な格差の正当化について/歴史から学ぶ――20世紀の教訓/イデオロギーの凍結と新しい教育格差/複数エリートの復活と平等
国内外で活躍するための必須スキルとされる「論理的思考」。だが実は、「何を論理的・説得的と感じるか」は普遍的なものでなく、ある国(文化)で論理的とされるものが、ほかでは非論理的だと受け取られることも。本書では、日や米とも異なるフランスの「論理的思考」と、それが社会的に構築される様相と背景を読み解く。 序 章 1 思考表現スタイルと論理的思考 2 学校の特別な役割 3 小論文の型と「論理的である」と感じる根拠 4 なぜフランスなのか 5 本書の構成 第一部 論文構造から生まれる論理と思考法――哲学と文学のディセルタシオン 第1章 論文の構造と論理の型――エッセイとディセルタシオン 1 「論理的」であることの探求 2 ディセルタシオンの構造と論理――エッセイとの比較から 3 構造から導かれる米仏の論理の特徴 第2章 哲学のディセルタシオンと哲学教育――吟味し否定する方法を教える 1 哲学のディセ
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