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竜とそばかすの姫の検索結果1 - 40 件 / 93件

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竜とそばかすの姫に関するエントリは93件あります。 映画アニメ細田守 などが関連タグです。 人気エントリには 『「竜とそばかすの姫」レビュー 危険すぎるメッセージと脚本の致命的な欠陥』などがあります。
  • 「竜とそばかすの姫」レビュー 危険すぎるメッセージと脚本の致命的な欠陥

    ※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています 「竜とそばかすの姫」を見た後、はらわたが煮えくりかえっていた。 仮想テクノロジーによる没入型SNSという「サマーウォーズ」のアップデート、家庭内、社会内で孤立する若者を描いた「おおかみこどもの雨と雪」の延長線、何より「時をかける少女」との演出的な相似性。これまで氏の作品を見続けてきた者として、本作を総決算として見るのは非常に容易だ。むしろ細田守監督もそのつもりで本作に向き合っているのだろう。 結果、本作は市場が求めていた細田映画の再来として好調なスタート。細田史上最大のヒット作になるとの予想も出ている状態だ。だがそれと同時に逆の集大成――すなわち、過去作でも度々言及されてきた細田作品の負の側面、すなわち「社会システムへの根本的な不信」、それを原因とする「脚本の致命的な欠陥」。加えて結果として出力されたものが受け手側に示す「歪んだメッ

      「竜とそばかすの姫」レビュー 危険すぎるメッセージと脚本の致命的な欠陥
    • 金ローの『竜とそばかすの姫』放送で公式がガッツリ解説。江頭2:50が斬ったポイントで同じようにモヤる感想も

      アンク@金曜ロードショー公式 @kinro_ntv 「🎦そこは、みんなとつながる映画館。」日本テレビ『金曜ロードショー』の公式アカウントです。ボク(アンク🐾)が、映画のみどころ、裏話、お得情報などをつぶやきます。実況もするので「上映中は、携帯電話の電源をONにしてお楽しみください🐾」✨。フォローお待ちしてます♪ kinro.ntv.co.jp

        金ローの『竜とそばかすの姫』放送で公式がガッツリ解説。江頭2:50が斬ったポイントで同じようにモヤる感想も
      • 細田守アニメを批判するSNSと、SNSを批判する細田守アニメ『竜とそばかすの姫』|CDBと七紙草子

        細田守アニメが放送されるたびに、SNSでは批判やツッコミがあふれる。人後に落ちず細田アニメには突っ込んできた方だと思う。まあサマーウォーズの大家族に対する批判みたいなのについては「まあ田舎は田舎らしく描かなきゃしょうがないだろ」という擁護派だったが、『おおかみこども』のシングルマザー無双、ろくにバイトもやったことがない女子大生があっさり死んだ狼男の子ども2人を農業で育て上げる、というストーリーにはいくらファンタジーとは言え無茶だと思わざるをえなかった。「狼のおしっこの臭いで害獣が来ない」みたいなエクスキューズには「細田監督、虫っていますよね、そうあの小さいやつ」と言いたくもなろうと言うものだ。『バケモノの子』のヒロイン・楓ちゃんに至っては、それまでの主人公の経緯を一切何も知らないはずの女子高生が突然渋谷に現れた空飛ぶ白い鯨に「みんな一生懸命生きてるのよ!」みたいな説教を食らわす、しかも食ら

          細田守アニメを批判するSNSと、SNSを批判する細田守アニメ『竜とそばかすの姫』|CDBと七紙草子
        • 『竜とそばかすの姫』レビュー 現代における『美女と野獣』の寓話を語りましょう

          それはむかしむかしのお話です。あるところに少女を革命する物語を演出したり電脳世界でモンスターを描くことで有名になった作家がおりました。作家はその巧みな演出力により、夏を舞台とした物語で評判を呼び、国を代表する作家の後継者と呼ばれました。 やがて作家はたくさんの人が関わる大きな物語にかかわるようになります。しかし国を代表する作家を引き継ぐ等と煽られ、本当の姿を覆い隠す野獣へと変貌していきました。 野獣となってから生み出した物語は、どれも表向きは豪華で明るい物語です。しかし多くの人が関わって語られることで、明らかに彼自身の本音が覆い隠されてしまいました。これまで野獣を支えていた脚本家もいなくなり、野獣自身が物語を書くようになってから、どんどん登場人物たちの性格や行動が破綻していくようになります。 これではいけないと思ったのでしょう。野獣は状況を変えるためか、歌の優れた美女のこと聞きつけます。彼

            『竜とそばかすの姫』レビュー 現代における『美女と野獣』の寓話を語りましょう
          • 『竜とそばかすの姫』と、細田監督はダメ出ししてくれるスタッフを雇いましょうの巻|伊藤聡

            ※結末を含む内容について触れていますので、未見の方はご注意ください まず書いておきたいのは、私は今作で主人公役の声優をつとめたミュージシャンの中村佳穂を、デビュー当時から熱心に追いかけてきたファンだということです。彼女が『竜とそばかすの姫』の声優に選ばれたというニュースを知ったのも、渋谷で行われた中村のライブの途中でした。彼女が直接、舞台上から観客に伝え、会場が大きくどよめいたのを記憶しています。本作における彼女の声、歌は本当にすばらしく、みごとなものです。わけても、冒頭で流れる曲の斬新さにはワクワクされられました。作品全体を同様に絶賛できればどれほど嬉しかっただろうと思うのですが、正直なところ、映画そのものについては落胆してしまいました。「中村佳穂は本当にすばらしかった」と強調した上で、作品について考えていきます。第三者の視点の不在『竜とそばかすの姫』を見て最初に感じたのは、細田監督ひと

              『竜とそばかすの姫』と、細田監督はダメ出ししてくれるスタッフを雇いましょうの巻|伊藤聡
            • 『竜とそばかすの姫』フィクションで描かれる「間違った正しさ」と、それがもたらす救い【藤津亮太のアニメの門V 第73回】 | アニメ!アニメ!

                『竜とそばかすの姫』フィクションで描かれる「間違った正しさ」と、それがもたらす救い【藤津亮太のアニメの門V 第73回】 | アニメ!アニメ!
              • 国内で“快進撃”の映画『竜とそばかすの姫』 世界でも大ヒットの“予感”が期待できる「ワケ」(数土 直志) @gendai_biz

                カンヌで注目を浴びた『竜とそばかすの姫』 7月16日に全国416館で公開した細田守監督の最新作『竜とそばかすの姫』が、公開10日間で動員数169万人、興行収入24億円を超える大ヒットスタートを切った。最終的に細田守作品で過去最大ヒットの『バケモノの子』(2015)の58.5億円超えも視野にいれる好調ぶりだ。 古くから知られた『美女と野獣』に触発され、インターネットの仮想空間を舞台にした華やかな映像と音楽、そこに今日的な社会テーマを絡めた本作は、批評家だけでなく、ファンからも支持される。 作品の高い評価は日本だけでなく、早くも海外に届いている。7月6日から17日までフランスで開催された映画界の最高峰、カンヌ国際映画祭のプレミア部門の公式上映で大きな注目を浴びた。公式出品発表は映画祭開幕直前の7月4日、国内の完成報告会見が7月7日だったことから、映画完成のタイミングと合わせたスピード対応となる

                  国内で“快進撃”の映画『竜とそばかすの姫』 世界でも大ヒットの“予感”が期待できる「ワケ」(数土 直志) @gendai_biz
                • Uはお前なんだよ 「竜とそばかすの姫」 - 挑戦者ストロング

                  「竜とそばかすの姫」Blu-rayスタンダード・エディション 中村佳穂Amazon 細田守監督の新作「竜とそばかすの姫」。「時かけ」以外の細田作品を毎度毎度けなしているわたくしが劇場で観てきました。けなしながらも観てしまう、イヤミではなくこれは細田監督の力だと思う。本当に嫌いなら観なくなるもんな、神山健治監督作品みたいに。 いつもの電脳空間、いつもと違うキャラデザイン以下、ネタバレあり。未見の人は読むなよ絶対読むなよ! 「U」と「竜」が聞き分けづらい (★2) 今作はよく言えば細田守の集大成、悪く言えば使い回しの焼き直しだ。新しいことをやって不評だった「未来のミライ」の後なので、過去にウケた要素を集めてベスト盤にしたのだと思う。わたくしこれが非常に気に入らない。主人公すずが目覚め、ベッドから落ちた瞬間からもう激しく気に入らない。こんな定型芝居、ひと山幾らの深夜アニメで毎クールやってますわ。

                    Uはお前なんだよ 「竜とそばかすの姫」 - 挑戦者ストロング
                  • 正直これは……『竜とそばかすの姫』 映画評レビュー(酷評?) | フラスコ飯店 【考察】

                    細田守を応援してるけど、正直これは「全部どうでもいい話」かも。| 『竜とそばかすの姫』 | 映画評レビュー (C)2021 スタジオ地図 涙が出た。あくびで。毒舌の苦手な鈴ちゃんのために控えめに言ったとしても、最悪だ。なにこれ。僕は細田守のつくる映画が好きだ。好きだった。だからこそ、なおさらなのかもしれません。 (C)2021 スタジオ地図 スタンディングオベーションさながらの大喝采から、僕のようなネガティブな意見まで賛否両論。しかし否定的な観客も「絵と音は綺麗で荘厳だった」という部分には合意しています。けれど僕はそれすらも疑問です。 絵は綺麗。歌、魔力的。 しかしそれぞれがセパレートして味がバラバラ。 極上の刺身と、程よい温度のシャリを交互に食べているような感覚です。胃の中でいつか寿司になるのを待ってはみたけど、やっぱり肩透かしの空論でした。 シンガーの中村佳穂が演じるベルの歌唱は申し分

                    • 『竜とそばかすの姫』感想 『サマーウォーズ』の弔い合戦、『ぼくらのウォーゲーム!』の更新 - さめたパスタとぬるいコーラ

                      これまでの細田監督のオリジナル長編映画で一番よかったです。 見終えてまず、ようやく細田作品で『デジモンアドベンチャー ぼくらのウォーゲーム!』のインターネット描写が更新された、との感慨を覚えました。 『サマーウォーズ』公開時、演出のキレに圧倒されつつも、「釈然としない」気持ちが残ったのをよく覚えています。作品の大筋が『ぼくらのウォーゲーム!』と似通っていること自体はマイナスとは思っていません。「エヴァ」の新劇場版シリーズや新海監督の『君の名は。』のように、過去作の要素に別のスパイスを足して復刻する試みは、悪いことではない。しかし『サマーウォーズ』では、インターネットを巡る描写が『ぼくらのウォーゲーム!』に比べ単純に後退しているようだったのが引っかかりました。 『ぼくらのウォーゲーム!』の最も気に入っている点は、ネット民を「ありがた迷惑な存在」として描いたことでした。外野からの身勝手な声援は

                        『竜とそばかすの姫』感想 『サマーウォーズ』の弔い合戦、『ぼくらのウォーゲーム!』の更新 - さめたパスタとぬるいコーラ
                      • 『竜とそばかすの姫』に“違和感アリ”の声。監督の女性観に納得できない | 女子SPA!

                        細田守監督の『竜とそばかすの姫』が3週連続で興行ランキング首位を獲得した。細田作品の中でも、とりわけ壮大なヴィジュアルや、これまでにない歌唱シーンなどが話題を呼び、現在も好調に成績を伸ばしている。 だが本作は同時に、少なくない観客が違和感を表明している作品でもある。ここでは、その“違和感”とは何なのか、そして、その奥に潜むものの正体を考えていきたい。 本作の主人公は、高知県の田舎町に住んでいる、17歳の女子高生、内藤鈴(すず)。彼女は友人に招待されて、世界中の人々が利用する仮想世界“U”にアクセスする。現実では平凡な鈴だが、“U”の中では、まるでお姫様のような姿となり、幼少期に母を亡くしてから出せなくなった歌声を披露できるようになるのだった。彼女は秀でた歌唱力でカリスマ的な人気を獲得。鈴は、“Belle(ベル)”として、正体を知られぬまま世界的なアーティストになっていく……。 主人公の鈴/

                          『竜とそばかすの姫』に“違和感アリ”の声。監督の女性観に納得できない | 女子SPA!
                        • 細田守『竜とそばかすの姫』(の、寓喩と演出についてのメモ)|yatte

                          とかく細田守は誤解されやすい作家だとおもう。前作『未来のミライ』など顕著な例だったが、映像的な技巧によって観客の解読を惹起する側面がこと細田作品については「なぜかいつも」おしなべて閑却され、おおむねリアリティや蓋然性の側からのみ評価されがちなのだ。これには徴候的なものさえ感じられてしまう――とはいえ実際のところ、この作り手がいつも寓話性とリアリティとの折衷に苦心しているようにみえるのもまた事実で、正味この夏の新作『竜とそばかすの姫』についてもその印象はまったく変わらない。あまつさえ現実と対照されるヴァーチャル空間の映像がどこまでも茫漠とした印象をしかあたえず、そこへ物語の立ちあがりの遅滞や諸要素の不活性がかさなりあうと、なるほどこと本作に関しては蓋然性の問題ばかり指弾されてもむべなるかなという気はする。反面、細田のもくろみがあくまで寓話の構築にあった点をつよく意識して画面をおもいおこしてい

                            細田守『竜とそばかすの姫』(の、寓喩と演出についてのメモ)|yatte
                          • 細田守監督最新作は「竜とそばかすの姫」。2021年夏公開

                              細田守監督最新作は「竜とそばかすの姫」。2021年夏公開
                            • 「竜とそばかすの姫」公式サイト

                              細田守監督渾身の最新作。「竜とそばかすの姫」大ヒット上映中!

                                「竜とそばかすの姫」公式サイト
                              • 中村佳穂が語る『竜とそばかすの姫』 シェアされ伝播する歌の姿 | CINRA

                                中村佳穂に、大きな転機が訪れている。その底知れない才能がより広く知れ渡ろうとしている。 中村佳穂は、7月16日に公開された細田守監督の最新作『竜とそばかすの姫』に主人公・すず / ベル役として出演。millennium parade × Belle名義でリリースされるメインテーマ“U”など数々の劇中歌の歌唱も担当する。 そのニュースを知って驚いた人は多いだろう。本人がそれを告げたのは6月2日、約1年半ぶりとなる有観客のライブ『うたのげんざいち 2021 in 東京 LINE CUBE SHIBUYA』のステージでのことだ。同日には高揚感あふれる新曲“アイミル”もリリースされたばかりである。 大きな反響を巻き起こした『AINOU』(2018年)以降も、中村佳穂はミュージシャンとして着実に進化を遂げてきていた。2019年にはシングル『LINDY』『q』『Rukakan Town』をリリースし、

                                  中村佳穂が語る『竜とそばかすの姫』 シェアされ伝播する歌の姿 | CINRA
                                • 中村佳穂が細田守監督「竜とそばかすの姫」に主人公の女子高生役で出演、圧倒的な歌唱力で劇中歌も担当(コメントあり)

                                  中村佳穂が細田守監督「竜とそばかすの姫」に主人公の女子高生役で出演、圧倒的な歌唱力で劇中歌も担当 2021年6月2日 19:57 6890 50 音楽ナタリー編集部 × 6890 この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。 1590 4694 606 シェア

                                    中村佳穂が細田守監督「竜とそばかすの姫」に主人公の女子高生役で出演、圧倒的な歌唱力で劇中歌も担当(コメントあり)
                                  • 『竜とそばかすの姫』の感想 - bono1978 BLOG

                                    ファンの期待しないものを見せること 細田守監督の新作が公開されるたびに、「最近の細田作品はファンの期待しているものと違う!」という感想をネットで見かける。その期待しているものが『デジモン』なのか「橋本カツヨ」なのか、『時かけ』なのか『サマーウォーズ』なのか、新しい何かなのか、その辺は人それぞれだと思うけど。 ただ、そういう「期待しないものを見せられた!」とネットで言われがちな監督だな~という意識があったので、「『竜とそばかすの姫』では何を見せられるんだろう?」という気持ちで観に行った。そしたら、まさにその「ファンの期待していないものをクリエイターが見せる行為」が主人公の行動として描かれていたので、少し興味深く思った。 映画の終盤、ネットの世界で人気シンガー「ベル」となった主人公「鈴」が、自分の素顔をさらそうとする場面がある。他人を救うために、ファンの期待とは違うものを見せようとする。すると

                                      『竜とそばかすの姫』の感想 - bono1978 BLOG
                                    • だれもが自分らしく生きられるリベラル社会とは「無理ゲー社会」のことである 『竜とそばかすの姫』が描いたこと

                                      「無理ゲー社会」と『竜とそばかすの姫』の相関関係 細田守監督のアニメ映画『竜とそばかすの姫』では、高知県の田舎町に住む女子高生すずが、インターネットの仮想世界で歌姫のベル(Belle)になり、そこで竜という野獣(Beast)と出会う。 この設定からわかるように、物語はディズニーアニメで有名になった「美女と野獣」を下敷きにしている。 私は新著『無理ゲー社会』(小学館新書)で、世界はますます「リベラル化」し、それが「評判格差社会」を生み出し、生きづらさが増していると論じた。 ここではその視点から評判のアニメを読み解いてみたい(以下、ネタバレあり)。 コクトー版『美女と野獣』は野獣が王子として甦る 「美女と野獣」はフランスの伝承で、それを1946年に詩人・小説家でもあるジャン・コクトーが映像化した。この作品では、主人公のベルは兄の友人にほのかな恋心を抱いているが、破産しかけた父を見捨てることがで

                                        だれもが自分らしく生きられるリベラル社会とは「無理ゲー社会」のことである 『竜とそばかすの姫』が描いたこと
                                      • 『竜とそばかすの姫』はVR社会をどう描いたか? 細田守のインターネット観を考える

                                        『竜とそばかすの姫』はVR社会をどう描いたか? 細田守のインターネット観を考える 「現実はひどくてネットは良い、ネットはひどくて現実は良いという二元論的なことになりがちですが、どちらにも良い悪いの両面がある」 「『デジモン~』から『サマー~』と、ずっとネットを肯定的に描いてきた世界で唯一の監督だと自分で思っています(笑)」(パンレットより) 細田守が現在公開中の作品『竜とそばかすの姫』のパンフレット内で語った言葉だ。 『デジモンアドベンチャー ぼくらのウォーゲーム』ではインターネット内での子どもたちの戦いを描いた。『サマーウォーズ』では今でいうSNSにあたる仮想都市「OZ(オズ)」をビジュアル化し、多くの視聴者に夢を与えた。 (C)2021 スタジオ地図 この「ネットを肯定的に描いてきた」発言が出た時、Twitterでは細田守ファンが「本当にそうか?」とざわついた。というのも「OZ」に比べ

                                          『竜とそばかすの姫』はVR社会をどう描いたか? 細田守のインターネット観を考える
                                        • 【感想】細田守監督最新作『竜とそばかすの姫』の感想を集めました【夏の映画特集第1弾】 - 週刊はてなブログ

                                          長編アニメーション映画『時をかける少女』や『サマーウォーズ』で広く知られる、細田守監督の最新作『竜とそばかすの姫』が劇場で公開されています。 主人公・すずの声優にミュージシャンの中村佳穂さんを起用し、メインテーマにはmillennium paradeが関わるなど、音楽的な注目度も高い本作。 今回は、『竜とそばかすの姫』を劇場で見たはてなブロガーの感想を集めました。 以降で紹介する感想には「ネタバレ」的記述が多く含まれます。ご注意ください。 「ここにきてまさかの『原点回帰』」 「全体としては歌と画面がよかった」 「一言で言えば、共同体フェチ」 「大画面で見る映像美と歌」 今回紹介したブログの一覧 皆さんも映画の感想をブログに書いてみませんか? 「ここにきてまさかの『原点回帰』」 horizont.hatenablog.com 『竜とそばかすの姫』について「電脳空間のSNSという、『時をかける

                                            【感想】細田守監督最新作『竜とそばかすの姫』の感想を集めました【夏の映画特集第1弾】 - 週刊はてなブログ
                                          • ネタバレ『竜とそばかすの姫』感想。匿名でカッコイイ事言っても無意味。爆ぜろ!って叫びを感じる - 社会の独房から

                                            細田守監督がパンフレットで 『劇場版デジモンアドベンチャー ぼくらのウォーゲーム!』から『サマーウォーズ』と、ずっとネットを肯定的に描いてきた世界で唯一の監督だと自分で思っています(笑) と仰っていて、令和最大の「こやつめ、ハハハ」って気持ちになった初夏の香が街頭に満つ時期ですが、いかがお過ごしでしょうか。 趣味と性癖全開の路線から、川村元気などのセーブ役を見つけ、趣味と性癖を内包しながらもエンタメ路線へと舵を切り、日本を代表する監督となった新海誠。 一方で『時をかける少女』や『サマーウォーズ』の大ヒットで、宮崎駿の後継者と期待されながらも、奥寺佐渡子脚本から監督自身が脚本に手を入れるようになり、『バケモノの子』や『未来のミライ』とパーソナルで独特の倫理観、雑さが目立つようになり、夏休み映画として予算とか人員を貰いながらもエンタメで終わらない自由な作品を作るようになった現代の海賊王こと細田

                                              ネタバレ『竜とそばかすの姫』感想。匿名でカッコイイ事言っても無意味。爆ぜろ!って叫びを感じる - 社会の独房から
                                            • 『竜とそばかすの姫』細田守 本誌未収録インタビュー Vol.1 なぜ “シネマスコープサイズ” だったのかSWITCH 2021年8月号 特集:SOUNDTRACK 2021 – SWITCH ONLINE

                                              本誌SWITCH 2021年8月号では、最新作『竜とそばかすの姫』について主に「歌」や「音楽」の面から訊いた細田守監督インタビューを掲載したが、ここでは、その本誌には収録しきれなかった、主に「映像表現」の面についてのインタビューを、4つのトピックに分けて紹介する。 Vol. 1 なぜ “シネマスコープサイズ” だったのか ――――『竜とそばかすの姫』の映像表現の面で、新たな挑戦となったポイントはいくつかあると思いますが、今作で初めて映画本編のスクリーンサイズとして「シネマスコープサイズ」(縦横比1:2.35)が採用された、というのは一つ大きなポイントだったと思います。『時をかける少女』から『未来のミライ』までの5作品はすべて「ビスタサイズ」(縦横比1:1.85)で制作されてきた中で、今回なぜシネマスコープサイズが選ばれたのでしょうか。 細田 実は『バケモノの子』の頃からシネスコにしようか、

                                                『竜とそばかすの姫』細田守 本誌未収録インタビュー Vol.1 なぜ “シネマスコープサイズ” だったのかSWITCH 2021年8月号 特集:SOUNDTRACK 2021 – SWITCH ONLINE
                                              • 【コラム/細野真宏の試写室日記】「竜とそばかすの姫」。気になる細田守監督作品の推移は? : 映画ニュース - 映画.com

                                                「竜とそばかすの姫」(C)2021 スタジオ地図 映画はコケた、大ヒット、など、経済的な視点からも面白いコンテンツが少なくない。そこで「映画の経済的な意味を考えるコラム」を書く。それがこの日記の核です。また、クリエイター目線で「さすがだな~」と感心する映画も、毎日見ていれば1~2週間に1本くらいは見つかる。本音で薦めたい作品があれば随時紹介します。更新がないときは、別分野の仕事で忙しいときなのか、あるいは……?(笑)(文/細野真宏) 私が初めて細田守監督のことをキチンと認識したのは、今から15年前の2006年「時をかける少女」の時です。 ただ、作品を実際に見るまでの期待値は高くありませんでした。 というのも、この「時をかける少女」の時はマスコミ試写はほとんど行われず、数少ない一般試写とのジョイントのような形だったりもしていたのです。 それもそのはず、全国での劇場公開予定は21館と、まさに「

                                                  【コラム/細野真宏の試写室日記】「竜とそばかすの姫」。気になる細田守監督作品の推移は? : 映画ニュース - 映画.com
                                                • 『竜とそばかすの姫』などアカデミー賞長編アニメ部門にエントリー!:第94回アカデミー賞|シネマトゥデイ

                                                  細田守監督作が『未来のミライ』に続き2度目のアカデミー賞ノミネートとなるか? - 『竜とそばかすの姫』より - (c) 2021 スタジオ地図 現地時間6日、映画芸術科学アカデミーが第94回アカデミー賞長編アニメ映画部門にエントリーされた26作を発表した。日本からは、細田守監督の『竜とそばかすの姫』、明石家さんま企画・プロデュースの『漁港の肉子ちゃん』、キングコング・西野亮廣が製作総指揮・原作・脚本を務めた『映画 えんとつ町のプペル』、田辺聖子の青春恋愛小説を基にした『ジョゼと虎と魚たち』、「pixiv」で発表された杉谷庄吾によるコミックを原作にした『映画大好きポンポさん』、宗教団体・幸福の科学の大川隆法が製作総指揮・原作を手掛けた『宇宙の法-エローヒム編-』の6作がエントリーされている。 【画像】カンヌ映画祭で約14分間のスタンディングオベーションを受けた『竜とそばかすの姫』 海外有名ス

                                                    『竜とそばかすの姫』などアカデミー賞長編アニメ部門にエントリー!:第94回アカデミー賞|シネマトゥデイ
                                                  • 『竜とそばかすの姫』細田守 本誌未収録インタビュー Vol.2 日本絵画と西洋絵画の対立SWITCH 2021年8月号 特集:SOUNDTRACK 2021 – SWITCH ONLINE

                                                    本誌SWITCH 2021年8月号では、最新作『竜とそばかすの姫』について主に「歌」や「音楽」の面から訊いた細田守監督インタビューを掲載したが、ここでは、その本誌には収録しきれなかった、主に「映像表現」の面についてのインタビューを、4つのトピックに分けて紹介する。 Vol. 2 日本絵画と西洋絵画の対立 ――――本作では、キャラクターの作画において、現実世界のパートは従来どおりの手描きアニメーションが採用されている一方で、<U>の世界はすべてCGアニメーションで描かれている、というのが大きな特徴です。しかもその<U>の世界の作画監督を、『劇場版デジモンアドベンチャー』(1999)以来、主に作画監督としてずっと一緒に作品を作り続けてきた山下高明さんが担当しています。山下さんは、細田監督にとっては東映動画(現・東映アニメーション)時代のアニメーターの先輩であり、いわば手描きアニメーションの伝統

                                                      『竜とそばかすの姫』細田守 本誌未収録インタビュー Vol.2 日本絵画と西洋絵画の対立SWITCH 2021年8月号 特集:SOUNDTRACK 2021 – SWITCH ONLINE
                                                    • 竜とそばかすの姫 - のの日和♪

                                                      臆病な私を 変えてくれたのは、 あなたでした。 映画を観てきました。 『竜とそばかすの姫』 巨大インターネット空間の仮想世界"U"を舞台に 一人の少女の成長を描いた 細田 守監督のオリジナル長編アニメ映画です。 "U"の歌姫ベルと "U"で皆から恐れられている竜による 『美女と野獣』チックな場面もありましたよ。 www.youtube.com www.youtube.com * 劇中歌の動画、追加しちゃいました♫ も〜ね〜☆(≧▽≦) とにかく 映像がハンパなく綺麗で、音楽がイイ♪ ↑上の動画をご覧になれば… 百聞は一見に如かず、です。 さて。 で、肝心のお話の方ですが。。 まず✋ アニメ映画って、 ジブリにしても ディズニーしても キメツにしても、 近年だと新海監督の『天気の子』でも感じた 正直 ありえない ぶっ飛んだ展開ーー ソレって、個人的には、ナシよりのアリ と思っています。 むし

                                                        竜とそばかすの姫 - のの日和♪
                                                      • 『竜とそばかすの姫』トリビアまとめ 驚きの仕掛けがたくさん! – 記事詳細|Infoseekニュース -

                                                        『竜とそばかすの姫』トリビアまとめ 驚きの仕掛けがたくさん! – 記事詳細|Infoseekニュース今夜(23日)に日本テレビ系「金曜ロードショー」で放送される細田守監督のアニメーション映画『竜とそばかすの姫』(よる9時~11時24分)のトリビアを振り返ってみた。本作は、『美女と野獣』をモチーフにした青春映画。幼い頃に母を事故で亡くして以来、歌うことができなくなった17歳の女子高生すずが、全世界で… ストーリー 50億人がすれ違う 美しくも残酷な仮想世界。 ベルの歌声は世界を変えるーー 自然豊かな高知の田舎に住む17歳の女子高校生・内藤鈴(すず)は、幼い頃に母を事故で亡くし、父と二人暮らし。 母と一緒に歌うことが何よりも大好きだったすずは、その死をきっかけに歌うことができなくなっていた。 曲を作ることだけが生きる糧となっていたある日、親友に誘われ、全世界で50億人以上が集うインターネット上

                                                          『竜とそばかすの姫』トリビアまとめ 驚きの仕掛けがたくさん! – 記事詳細|Infoseekニュース -
                                                        • 『竜とそばかすの姫』主人公・すず役に抜擢。稀代のミュージシャン、中村佳穂の”唯一無二の才能”とは(柴那典) - エキスパート - Yahoo!ニュース

                                                          中村佳穂が1年9ヶ月ぶりとなる新曲「アイミル」をリリースした。 〈「アイミル」リリックビデオ〉 6月2日には久々のライブ「うたのげんざいち 2021 in 東京 LINE CUBE SHIBUYA」も開催。そして、7月16日に公開される細田守監督の最新作『竜とそばかすの姫』の主人公・すず/ベル役をつとめることも明かされた。 『竜とそばかすの姫』は、17歳の女子高生・すずがインターネット上の仮想世界<U>での体験を経て成長していく物語を描く長編アニメーション。幼い頃に母を亡くしたことで心に深い傷を負い歌うことができなくなっていたすずは、歌姫「ベル」のアバターで<U>に参加し、その歌声で世界から注目を集めていく。予告映像では、劇中でベルが歌う楽曲の一部も公開されている。 〈『竜とそばかすの姫』予告〉 キャストが公表されていない段階から、歌姫「ベル」の透明感のある力強い歌声は大きな話題を呼んでい

                                                            『竜とそばかすの姫』主人公・すず役に抜擢。稀代のミュージシャン、中村佳穂の”唯一無二の才能”とは(柴那典) - エキスパート - Yahoo!ニュース
                                                          • 『竜とそばかすの姫』に刻まれる佐々木昭一郎の影響 映画史的記憶を引き継ぐ俳優の起用も

                                                            目の前を男が落ちてきた。『竜とそばかすの姫』の試写を観た帰り道の出来事である。すぐに近くの交番から警官が駆けつけ、一部始終の目撃者が大きな身振りで何事かを警官に話している。やがて救急車の音が聞こえてきたので筆者はその場を離れたが、つい気になってSNSで検索してみると、当事者のツイートが直ぐに見つかった。落ちてきた男は、その直前まで動画配信を行っていたのだ。その動画には、何人かが思いとどまるようにリプライを送っていた。 道に横たわる彼を目にした直後に、数分前の彼の映像をかんたんに見ることができてしまうのが現代である。ネット社会の発達は、匿名の仮面など突発的な事態が起きれば直ぐに剥がし、通りすがりにすぎない筆者に、なぜ彼がそのような行動を取り、どんな原因があったのかまで瞬時に分からせてしまう。『竜とそばかすの姫』で描かれていたのも、こうした現代のインターネットと現実の関係である。 毀誉褒貶の激

                                                              『竜とそばかすの姫』に刻まれる佐々木昭一郎の影響 映画史的記憶を引き継ぐ俳優の起用も
                                                            • 映画『竜とそばかすの姫』ネタバレ・あらすじ「細田監督は心やさしい人だ」感想「Belle(中村佳穂)の歌が胸に染みる」結末「カンヌで輝く日本アニメは凄い!」

                                                              映画『竜とそばかすの姫』のあらすじ・ネタバレ・解説・感想・評価から作品情報・概要・キャスト・予告編動画も紹介し、物語のラストまで簡単に解説しています。 映画『竜とそばかすの姫』公式サイトにて作品情報・キャスト・上映館・お時間もご確認ください。 YouTubeで予告映像もご覧ください。 『運だぜ!アート』ツイッターアカウント 『竜とそばかすの姫』 (2021年製作/121分/G/日本) 【監督】 細田守 【原作】細田守【脚本】細田守【企画】スタジオ地図【作画監督】青山浩行【CG作画監督】山下高明【CGキャラクターデザイン】ジン・キム 秋屋蜻一【CGディレクター】堀部亮 下澤洋平【美術監督】池信孝【プロダクションデザイン】上條安里 エリック・ウォン【色彩設計】三笠修【衣装】伊賀大介 森永邦彦 篠崎恵美【撮影監督】李周美 上遠野学 町田啓【編集】西山茂【音楽監督】岩崎太整【音楽】岩崎太整 ルドウ

                                                                映画『竜とそばかすの姫』ネタバレ・あらすじ「細田監督は心やさしい人だ」感想「Belle(中村佳穂)の歌が胸に染みる」結末「カンヌで輝く日本アニメは凄い!」
                                                              • ロケ地 聖地巡礼【竜とそばかすの姫】土佐高知すずの足跡をたどる旅 - QUATRE(キャトル)の庭

                                                                (2022年7月22日更新) こんにちは、QUATRE(キャトル)です。 細田守監督の映画「竜とそばかすの姫」。 仮想世界と現実世界を舞台に物語が進行します。 今回の現実世界の舞台は、高知県。 映画ができる2年前、細田監督をはじめクルーのみなさんが実際に見て回って決められたそうです。 2週間後には、細田監督やディレクターら4人が来高。浅尾沈下橋(高岡郡越知町)を含め、2泊3日で仁淀川流域などを回った。JR伊野駅から「汽車」に乗ったり、丸の内高校のカヌー部の鏡川での練習に同行したり。高知西高校では、監督自ら、「休日はどう過ごしている?」「お年寄りと若者の土佐弁の違いは」などと、生徒たちにインタビューしていた。 (引用元:高知新聞より) 実際の風景を元にアニメに描き起こしをされる工程をみると、 アニメ文化の奥深さを実感します。 さて、その映画のロケ地となった高知県「竜とそばかすの姫」の聖地巡礼

                                                                  ロケ地 聖地巡礼【竜とそばかすの姫】土佐高知すずの足跡をたどる旅 - QUATRE(キャトル)の庭
                                                                • 細田守監督 アニメ映画『竜とそばかすの姫』主題歌 曲名は?歌手は? - QUATRE(キャトル)の庭

                                                                  (2022年7月22日更新) こんにちは、QUATRE(キャトル)です。 待望の細田守監督の作品 竜とそばかすの姫 が、2021年7月26日劇場公開されました。 『美女と野獣』をインターネットで描くとどうなるのだろう 細田守監督の発想から5年の構想を経て完成した『竜とそばかすの姫』。 この映画には、様々なクリエイターが集結して見どころがたくさんなのですが、 なかでも、ミュージカル的な要素 歌姫ベルの歌唱力が圧巻です。 竜とそばかすの姫は、カンヌ国際映画祭の「カンヌ・プルミエール」部門に選出され、現地で行われた「ワールドプレミア」では、約1000人もの観客を動員。上映後に起こったスタンディングオベーションは14分も続くほどの大反響だったそうです。 『#竜とそばかすの姫』カンヌで約14分間のスタンディングオベーション!【第74回カンヌ国際映画祭】#細田守 https://t.co/JFk7ZZ

                                                                    細田守監督 アニメ映画『竜とそばかすの姫』主題歌 曲名は?歌手は? - QUATRE(キャトル)の庭
                                                                  • 『竜とそばかすの姫』解説|細田守作品が賛否両論になる理由が改めてわかった | CINEMAS+

                                                                    >>>『竜とそばかすの姫』画像を全て見る(13点) 『竜とそばかすの姫』は劇場公開からわずか3日間で、動員数60万人、興行収入8億9000万円に到達する大ヒットを遂げた。 まず、本作は絶対に映画館の大スクリーンで観る価値がある。ネット空間の仮想世界〈U〉の広大さ、ダイナミックなアニメの表現、エモーショナルに炸裂する煌びやかな演出など、細田守監督およびスタジオ地図はもちろん、『ウルフウォーカー』(20)のトム・ムーアやロス・スチュアートなど、国内外の一流クリエイターが集結したからこそのアニメーションの力を思い知らされた。世界中で人気になることに説得力を持たせた楽曲と、中村佳穂の歌唱力も圧巻の一言。そのクオリティを世界最高峰と認めるのはやぶさかではない。 だが、細田守監督は国民的なアニメ映画監督となった一方で、作品には極端なまでの賛否両論が渦巻く作家でもある。今回の『竜とそばかすの姫』は「細田

                                                                      『竜とそばかすの姫』解説|細田守作品が賛否両論になる理由が改めてわかった | CINEMAS+
                                                                    • 『竜とそばかすの姫』細田守 本誌未収録インタビュー Vol.3 なぜ舞台は高知県だったのかSWITCH 2021年8月号 特集:SOUNDTRACK 2021 – SWITCH ONLINE

                                                                      本誌SWITCH 2021年8月号では、最新作『竜とそばかすの姫』について主に「歌」や「音楽」の面から訊いた細田守監督インタビューを掲載したが、ここでは、その本誌には収録しきれなかった、主に「映像表現」の面についてのインタビューを、4つのトピックに分けて紹介する。 Vol. 3 なぜ舞台は高知県だったのか ――――『サマーウォーズ』の長野県上田市、『おおかみこどもの雨と雪』の富山県上市町、『バケモノの子』の東京都渋谷区、『未来のミライ』の神奈川県横浜市など、これまでの作品でも現実の土地が映画の舞台として描かれてきましたが、今作では高知県が舞台となっています。鏡川や仁淀川など実在の川も重要なモチーフとして登場しますが、そもそもなぜ舞台として高知県が選ばれたのでしょうか。 細田 高知は昔からずっと憧れの土地ではあったんです。二十歳ぐらいの時に『竜馬がゆく』(司馬遼太郎 著)を読むと、誰もがそう

                                                                      • インターネット的想像力の崩壊ーー竜とそばかすの姫について|紅茶泡海苔

                                                                        細田守作品について、僕は長い間極めて複雑な態度で見ていた。『竜とそばかすの姫』のPVを観たとき、おそらく多くの人も僕と同じく、こういうふうに感じていたであろう。「また細田脚本かよ」っと。自分で脚本を書くと必ずダメな作品になる、と揶揄される細田守だが、それも細田への一種の愛情表現なのだ。 それでも映画館で見ようと思ったのは、やはり今回の細田作品が「インターネット的想像力」への原点回帰であることを期待していたからだ。だけど、実際は違っていて、失望の感情を抱えて映画館を出た。もし一言で『竜とそばかすの姫』を形容するならば、それは「優れたディズニーミュージカルによって粉飾されたインターネット的想像力の崩壊」にほかならない。それはどういうことか。 細田守は本来、インターネット的想像力の代表だった 思うに、『デジモンアドベンチャー』時代(1999・2000)の細田守は、Win98のGUIや初期のメール

                                                                          インターネット的想像力の崩壊ーー竜とそばかすの姫について|紅茶泡海苔
                                                                        • 佐藤健『竜とそばかすの姫』で竜の声、情報解禁できず「予告編見ながらヒヤヒヤ」 – 記事詳細|Infoseekニュース - トレンド情報お届け!

                                                                          内容紹介(出版社より) 高知の田舎町で父と暮らす17歳の高校生・すずは、幼い頃に母を事故で亡くし、現実世界では心を閉ざしていた。ある日、親友に誘われたことをきっかけに“もうひとつの現実”と呼ばれるインターネット上の超巨大仮想空間〈U〉に「ベル」というアバターで参加することに。ずっと秘めてきた比類なき歌声で瞬く間に世界中から注目される歌姫となったすず(ベル)は、〈U〉の中で「竜」と呼ばれ恐れられている謎の存在に出逢う。凶暴ながらもどこか孤独な竜との出逢いをきっかけに、すずは自分の中にある迷いや弱さと向き合っていくーー。歌が導く奇跡の出会いと成長の物語! トレンドニュースランキング にほんブログ村

                                                                            佐藤健『竜とそばかすの姫』で竜の声、情報解禁できず「予告編見ながらヒヤヒヤ」 – 記事詳細|Infoseekニュース - トレンド情報お届け!
                                                                          • 細田守監督作品『竜とそばかすの姫』で「48時間ルール」を誤認する人が少なくない理由と現実世界の問題 - Junk-weed’s blog

                                                                            ネタバレ注意 細田守監督作品『竜とそばかすの姫』は後半の重要なシーンで少なくない観客が「48時間ルール」について誤認している可能性がある。 そもそも「48時間ルール」とは? 「48時間ルール」は以下の通り。 虐待通告受理後、原則48時間以内に児童相談所や関係機関において、 直接子どもの様子を確認するなど安全確認を実施する https://www.mhlw.go.jp/content/000517278.pdf つまり「児童相談所は通報から48時間以内に安全確認に行く」というルールだ。 『竜そば』の演出的にルールを誤認する人多数 一方で『竜そば』の該当シーンは以下の通り。 「もしもし、恐れ入りますが今から伝えます地域に至急保護して頂きたい子供たちが…」 「えっ?直ぐには出来ない?」 「ルール?」 「48時間!?じゃあ、その間にもしものことがあったら…」 このシーンは主人公サイドのセリフのみで

                                                                              細田守監督作品『竜とそばかすの姫』で「48時間ルール」を誤認する人が少なくない理由と現実世界の問題 - Junk-weed’s blog
                                                                            • 「竜とそばかすの姫」を鑑賞してきました♪ - テイルズ・オブ・シングルマン

                                                                              ★圧巻の歌声が映画館に響き渡るのです。 ●皆様おはようございます。 こんにちは、こんばんはです♫ 細田守監督最新作! 「竜とそばかすの姫」 この夏1番の話題作であり大作である事に間違いはないと思います。 引用元:「竜とそばかすの姫」公式サイトより ■荒過ぎるあらすじです♪■ アカウント登録者数50億人を超える仮想空間<U(ユー)>で注目を集める歌姫「ベル」、彼女の正体は田舎の平凡な女子高生「すず」である。 引用元:Movie Walkerより 過去の出来事で心に傷を負った彼女は、現実世界では人前で歌う事ができなくなっていた。 彼女が演じるベルのコンサートの最中に出会った、仮想世界の秩序を乱す嫌われ者の「竜」。 背中に刻まれた多くの傷を持つ彼の悲しみを感じ取った彼女は、竜が持つ傷の秘密を知りたいと願う。 引用元:Amazon商品画像より これは秘密に近づき寄り添いたいと願う彼女の成長の物語で

                                                                                「竜とそばかすの姫」を鑑賞してきました♪ - テイルズ・オブ・シングルマン
                                                                              • 尾田栄一郎総合プロデューサー『ONE PIECE FILM RED』の「ウタ」と細田守監督『竜とそばかすの姫』の「すず(ベル)」の決定的な違い - Junk-weed’s blog

                                                                                ネタバレ注意 大ヒット公開中の『ONE PIECE FILM RED』は昨年夏に公開された細田守監督『竜とそばかすの姫』に似ている。 ウタとすずの共通点 まず『ONE PIECE FILM RED』のウタも『竜とそばかすの姫』のすずも自分が親に捨てられたと思って心に深い傷を負っている。ウタはどうして自分がシャンクスにエレジアに置いてけぼりにされたのかが分からないし、すずもどうして母親が自分を置いて見ず知らずの子供のために氾濫する川に入っていったのかが理解できない。そんな辛い心理状況で長年過ごしてきた2人を救ったのは共に自身が大好きな「歌」だった。ウタは「不特定多数に念波を発信する電伝虫」、すずは「全世界で50億人以上が集う超巨大インターネット空間の仮想世界〈U〉」で自身の歌を世界中に発信して、注目を集め、共にどこの誰かも知らぬ人の救いになっていった。 ウタにだけ生じた苦しみ こうして徐々に

                                                                                  尾田栄一郎総合プロデューサー『ONE PIECE FILM RED』の「ウタ」と細田守監督『竜とそばかすの姫』の「すず(ベル)」の決定的な違い - Junk-weed’s blog
                                                                                • 『竜とそばかすの姫』細田守インタビュー|【アニメスタジオの今と未来・番外編】 | アニメイトタイムズ

                                                                                  【アニメスタジオの今と未来】スタジオ地図10周年企画・細田守監督に聞く『竜とそばかすの姫』。現代のネット社会が起こした化学反応とは【番外編】 日本を代表するアニメ制作会社のみなさんにインタビューを行っていく新企画「アニメスタジオの今と未来」。今回は、特別編をお届け。登場するのは、7月16日に公開を控えた『竜とそばかすの姫』を手掛ける細田守監督です。 スタジオ地図での活動も10周年ということで、本作の気合いの入り具合はそうとうなものでしょう。 これまでも『時をかける少女』や『バケモノの子』といった人気作品を手掛けてきた細田監督。その中には『劇場版デジモンアドベンチャー ぼくらのウォーゲーム!』や『サマーウォーズ』といったインターネットを舞台にした作品もあり、「細田監督といえばインターネット!」というイメージを持っている方も多いのではないでしょうか。 『竜とそばかすの姫』では、再び舞台をインタ

                                                                                    『竜とそばかすの姫』細田守インタビュー|【アニメスタジオの今と未来・番外編】 | アニメイトタイムズ

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