【PDP】研究倫理シリーズ第4回 『発表倫理を考える』 教育関係共同利用拠点提供プログラム 教育内容・カリキュラム論 L-03 【講師】 山崎 茂明教授(愛知淑徳大学人間情報学部) 吉村富美子教授(東北学院大文学部英文学科) 大隅 典子教授(東北大学医学系研究科) 羽田 貴史教授(東北大学高度教養教育・学生支援機構) 【趣旨】 責任ある研究活動を進める上で、コアとなるのは発表倫理ですが、国際的な動向と日本の動向とは大きなずれもあります。たとえば、オーサーシップ一つとってみても、国際医学雑誌編集者委員会の定めた3基準は、海外では60-70%程度の研究者がこの基準を満たしているのに、日本の自然科学研究者3,499人を対象にした調査では、約85%が基準を満たしていないことが明らかになりました(Yukawa et al.2014)。また、盗用についても英語圏と非英語圏では、解釈に違いがあります。