Let's Encrypt にバグが発見されました。利用ドメイン全体の 2.6% のサイトに影響があるとの事です 有効な証明書の 2.6% に影響があるとの事です。影響があるサイトは 2020/3/4 までに対応が必要です。すでに期限は過ぎています。該当サイトには個別にメールが届きますが、メールが届かない場合もあるとの事なので注意して下さい。 この記事では問題の概要と該当するかどうかの確認方法、および対応方法について記載しています。 記事の修正を行いました(2020/3/6 追記) この記事は筆者の予想をはるかに超えて多くの方に読んで頂きました。ありがとうございます。改めて読み返してみると不完全な部分も多かったため、以下の修正を行いました。 2.6% の意味が不正確だったので修正 バグの概要と、その影響について以下の項に追記 問題の概要 どんな影響があるのか? 確認方法の詳細、補足説明、注
On 2020-02-29 UTC, Let’s Encrypt found a bug in our CAA code. Our CA software, Boulder, checks for CAA records at the same time it validates a subscriber’s control of a domain name. Most subscribers issue a certificate immediately after domain control validation, but we consider a validation good for 30 days. That means in some cases we need to check CAA records a second time, just before issuance
全く以て意味不明な誤謬がはびこっていた上に、やたら上から目線だったので、消火しておこうと思う。 そもそもSSL, TLSとは何か SSL/TLSは暗号化技術である。 SSL/TLSのデータ通信自体は対称暗号である。ただし、暗号化に利用する暗号鍵は使い捨てる。 Cipherはかなり色々使えるのだけど、だいたいはTriple DES (3DES)かAESが使われる。 その手順は <- HelloRequest -> ClientHello <- ServerHello <- ServerCertificate <- ServerKeyExchange <- ServerHelloDone -> ClientKeyExchange -> Finished -> ChangeCipherSpec <- Finished <- ChangeChiperSpec <-> Application Dat
What is SSL? SSL (Secure Sockets Layer) is a protocol used in the Internet to provide secure end-to-end communication and client and server authentication. It is widely used in e-commerce and Internet banking. SSL relies on three different cryptographic algorithms. The first algorithm is a key-exchange algorithm such as RSA, DHE, or DSA. These algorithms provide a secure way to exchange the key ev
■ 祝!! docomoの「FirstPass」終了のお知らせ docomoから「FirstPass」を終了するとの知らせが出た。これは歓迎されるべきことである。 報道発表資料:「FirstPass」(ファーストパス)のサービス終了, NTTドコモ, 2010年6月30日 「FirstPass」の何が悪いかについては、2003年に何度か日記に書いた。 通信キャリアの独占型PKIは安全なのか, 2003年6月24日の日記 セキュリティ研究者はプライバシーを理解しているのか, 2003年8月24日の日記 当時はまだブログを始めたばかりで遠慮がちに書いていたので、今読んでみると、読者層によってはわかりにくいものになっている。「FirstPass」の何が悪いのか、以下に改めて端的に書いておく。 「FirstPass」は、SSL(TLS)のクライアント認証を携帯電話に初めて導入したものであったが、こ
米MicrosoftとFirefoxブラウザ開発元のMozillaは11月3日、マレーシアのSSL認証局が発行した証明書に問題があることが分かったとして、この認証局が発行する証明書を失効させると表明した。 両社によると、問題が発覚したのは米Entrust傘下の認証局DigiCert Sdn. Bhdが発行した証明書。暗号強度が不十分な512ビットのRSA鍵を使用した証明書を22件発行していたほか、同社の発行した証明書には複数の技術的問題があることも判明したという。 問題の証明書はマレーシア政府機関のWebサイト用に発行されたもので、現時点で不正に利用された痕跡はないとされる。しかし、攻撃者がこの証明書の問題を悪用すれば、ユーザーをだまして不正なWebサイトを正規サイトだと思わせることが可能になる。 Microsoft、MozillaともEntrustからの連絡を受けて、DigiCert S
■ SoftBankガラケーの致命的な脆弱性がようやく解消 ソフトバンクモバイルのガラケーWebブラウザで、https:接続する際の仕様に変更があった。昨年10月に予告が発表され、元々は2月に実施される予定だったのが、6月30日に延期されていたもの。これまで、https:サイトへのリンクのすべてが https://secure.softbank.ne.jp/ 経由に書き換えられる仕様だったが、この機能が廃止された。 ソフトバンクモバイル、携帯サイトの仕様変更で注意喚起, ITmedia, 2011年6月30日 Yahoo! ケータイ、2011年2月に仕様変更 ユーザーとサイト開発者に注意喚起, ITmedia, 2010年10月15日 MOBILE CREATION - WEB & NETWORK SSL/TLS, ソフトバンクモバイル これは、昨年6月に、ソフトバンクモバイル宮川CTOに
2011/04/07 SSL証明書で不適合な名前を使っている問題 コモド事件でSSLの信頼が揺らいでいるが、threatpostによれば、EFFがウェブで使われるSSL証明書を集めたSSLオブザーバトリー・データベースを調査したところ、合法な証明書の3万7千以上に、コモンネームが'localhost'、'mail' のような一般名が使われているという問題が見付かったそうだ[slashdot]。コモンネームはURL(FQDNあるいはIPアドレス)を入れる必要があるが、このような一般名だとMITM攻撃の危険が大きくなる。Unqualified Name PatternValid Certificates Observed“localhost”2,201“exchange”806“exchange” with characters on either side, e.g. “exchange01
0x00. はじめに Androidアプリケーションの解析の際に、それがどのようなSSL通信を行っているかが重要となる場面がある。そのようなとき、Doormanのようなローカルプロキシでその通信をフックすることができれば目的が達成できる。 しかし通常の(PC上の)ウェブブラウザのSSL通信と同じように、Androidにも元々「信頼できるもの」として扱われるルート証明書群がインストールされており、これらの証明書を元にSSL通信が実施されてしまう。ただ単にローカルプロキシでSSL通信をフックしようとしても、当然「偽物の証明書である」としてエラーとなってしまうため、プロキシでのフックを実施するためには少し工夫が必要となる。いくつかの方法が考えられるが、このエントリではまず筆者が一番はじめに試した方法を紹介する。 0x01. 対象 まず、今回はURLConnectionクラスを使ったSSLのアクセ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く