econとbooksに関するsaka-sanのブックマーク (75)

  • ジョセフ・スティグリッツ「世界に格差をバラ撒いたグローバリズムを正す」 - 備忘録

    世界に格差をバラ撒いたグローバリズムを正す 作者: ジョセフ・E.スティグリッツ,Joseph E. Stiglitz,楡井浩一出版社/メーカー: 徳間書店発売日: 2006/11メディア: 単行購入: 5人 クリック: 73回この商品を含むブログ (54件) を見る 格差問題に関する日国内での注目度は、ここ数年で非常に高まった。「失われた10数年」以前は、日社会は世界にもまれにみる総中流社会であり、完全失業率も先進主要国の中で比べて低かった。円高不況期には、マクロ経済全体の成長や日の製造業の「国際競争力」が注目された。バブル期に入ると、金融や不動産の分野において高い収益を上げる会社が注目された。所得格差をみても、この時期には、完全失業率が低下する中で所得格差も広がるというこれまでにない特徴がみられる。そして、デフレと長期不況下にあった1990年代後半以降は、経済成長が鈍化し完全失

    ジョセフ・スティグリッツ「世界に格差をバラ撒いたグローバリズムを正す」 - 備忘録
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    saka-san 2009/07/13
    情報の非対称性の下では、市場の需給メカニズムが適切に働かず、公正な価格が定まらない。貿易のルールが先進国に有利なものとなっている以上、途上国が自由貿易から恩恵を受ける程度は小さい
  • 求む!新書で標準的な経済学!!! - ハリ・セルダンになりたくて

    講義では今年も「夏休みに経済・経済学に関するを読んで、感想と考察をかけ」という課題を出そうと思っています。課題図書には「新書で手軽に読めるもの」という条件内で探そうと思っています。 そのため、最近、書店に行って課題図書になりそうなを探していたのですが、正直に行ってびっくりしました。 「推薦できるようながほとんどないじゃないか!」 ちゃんとした経済学的知見に基づいて書かれたがほとんどありません。 そこで、困ったときの皆さん頼みで申し訳ないのですが、以下の条件に合致する図書をご存知でしたら、コメントで教えていただけないでしょうか? [条件] 標準的な経済学もしくはきちんとした経済学の学術的研究に基づいていること 「経済に関する」もしくは「経済学」のであること 新書であること 去年の課題図書リストが以下に掲載してあります。矢野が求めているのはこういう新書です(以下のリストはこれまでに矢

    求む!新書で標準的な経済学!!! - ハリ・セルダンになりたくて
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    saka-san 2009/06/30
    コメント欄にもまだ手にしていない経済関連の新書
  • ポール・クルーグマン『危機突破の経済学』 

    いただきました。ありがとうございます。 クルーグマンが日の政策当局に「謝罪」とか、インタゲを放棄したとか嘘もいいかげんにしろ、と思っていたたんですが、もうそろそろこれで決着でしょう。しかしなんでそういう嘘をついてまでインタゲやクルーグマンをはじめとする日の政策の失敗を指摘する面々への誹謗中傷が、ブログどころではなく、書籍ベースや新聞などでも展開されるのか? 当にこの日的な風土は奇奇怪怪といっていいでしょうね。英語が読めないとか聞き取れないとか、いろいろあるにせよ。 さて題です。書は解説の若田部昌澄さんの言葉にもあるように小冊子ながら「80分間世界経済一周」の旅を約束してくれるすぐれものである。しかも他のではあまり論じられていない、アメリカの「基軸通貨」議論や、日の東アジアの共通通貨圏構想なども検討していて、その過程でのクルーグマンがまだまだ考えをいろいろ思案しているその

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    saka-san 2009/06/10
    「「80分間世界経済一周」の旅を約束してくれるすぐれもの」の本らしい。読んでみよ
  • 『アニマルスピリット』の議論の原型 - 梶ピエールのブログ

    アニマルスピリット 作者: ジョージ・A・アカロフ,ロバート・シラー,山形浩生出版社/メーカー: 東洋経済新報社発売日: 2009/05/29メディア: 単行購入: 11人 クリック: 154回この商品を含むブログ (67件) を見る http://d.hatena.ne.jp/kaikaji/20051118#p2より 先日、UCBの経済学部主催のセミナーで、コーディネータであるアカロフ先生が御大自ら行ったレクチャーを聞く機会があった。「ケインズ経済学の逆襲!」というのは僕が勝手にそう呼んでいるだけで、'the Missing Motivation in Macroeconomics'というのが講演の当のタイトルである。タイトルだけでなく以下の講演のまとめも、あくまで梶ピエールの理解によるものなので、必ずしもアカロフ先生の意図を正確に伝えていない可能性があるが、ご人がこれを読んでク

    『アニマルスピリット』の議論の原型 - 梶ピエールのブログ
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    saka-san 2009/06/05
    アカロフの講演と「アニマルスピリット」、5つの中立性に関する仮説への批判がそのまま書籍に結実
  • 書評:姜克實『石橋湛山の戦後 引き継がれゆく小日本主義』 - Economics Lovers Live 田中秀臣のブログ

    昨日、触れた僕が戦後の湛山の見かたを変えるきっかけになった。旧ブログで掲載したこともあるけれども再録。 『週刊東洋経済』に掲載されたもの。後の『経済論戦の読み方』(講談社新書)にも再録された。 ーーーーー 優れた歴史書とは、一次資料と研究文献を綿密に解読し、細密画のように人と出来事のかかわりを描写していることを条件としている。同時に優れた歴史書は、現代の課題にこたえる処方箋や基的な視座をも提供していることが多い。書はこのふたつの条件をみたした歴史研究の見事な典型である。 戦前は『東洋経済新報』を中心とした幅広い言論活動を行い、戦後は大蔵大臣を経て総理大臣に就任した石橋湛山の、主に戦後の活動に焦点をあてている。敗戦直後における日再建ビジョンの提起、大蔵大臣としての「人間中心」的な経済政策の主張、公職追放からの復権、そして総理になるまでの政治的・社会的活動を、丹念にフォローしていて、明

    書評:姜克實『石橋湛山の戦後 引き継がれゆく小日本主義』 - Economics Lovers Live 田中秀臣のブログ
    saka-san
    saka-san 2009/05/08
    「優れた歴史書とは、一次資料と研究文献を綿密に解読し、細密画のように人と出来事のかかわりを描写している」「同時に優れた歴史書は、現代の課題にこたえる処方箋や基本的な視座をも提供していることが多い。」
  • Econviews-hatena ver.∞

    ようこそゲストさん ブログトップ 記事一覧 ログイン無料ブログ開設 Econviews-hatena ver.∞

    saka-san
    saka-san 2009/03/31
    3つの論点のうち、「サブプライムローン問題の本質とは何だったのか」について、サブプライム問題の発生の原因と取られた政策について改めて整理
  • ハロルド・ウィンター『人でなしの経済理論 トレードオフの経済学』(山形浩生訳) - Economics Lovers

    ご恵贈いただきました。どうもありがとうございます。 書は経済学の基的な観点である、人間行動のありかた(費用と便益のトレードオフ……つまり損と得の比較)に注目することで、経済学を理解していない人たちでも容易に、経済学の基礎的な観点とそれを応用した実に幅広い話題の理解につながることを示していて爽快なです。以前、僕のブログでもふれたことがありました(id:hicksianさんから教えてもらったのです)。それが山形さんのわかりやすい訳文となって日の幅広い人が読めることになったのはラッキーなことでしょう。 書は単に理論的な話で終わるものではなく、実践的な観点から現代社会のさまざまな論争に、この費用と便益のトレードオフをもとに切り込んでいきます。人命の価値の計測、臓器の交換をめぐる論争、著作や医薬品の権利をめぐる論争、喫煙をめぐる論争(書はこの喫煙をめぐる論争にかなりの紙数を割いています)

    ハロルド・ウィンター『人でなしの経済理論 トレードオフの経済学』(山形浩生訳) - Economics Lovers
    saka-san
    saka-san 2009/03/30
    人間行動のありかた(費用と便益のトレードオフ……つまり損と得の比較)に注目
  • ポール・クルーグマン『世界大不況からの脱出』 - Economics Lovers Live

    書は世界が「恐慌型経済」−利用可能な生産力に見合うだけの個人消費など需要が不足している経済のことーに陥った、という前提のもと、緊急の政策的対応を提示することを目的にしている。書は1999年に旧版がでていたものに大幅に加筆し、まさに90年代の経済危機、恐慌の事例を総ざらえした上で、今日の世界同時不況を検討する内容になっている。 書における主要な観点は主に二つである。一つは、景気がなぜ落ち込むか、時には今日のようにひどい不況や恐慌に陥るかを、非常に簡単なベビーシッター協同組合モデルというもので説明していること(ここを参照)。そしてこれを補助するものとして、なぜ経済は異常な過熱(つまりバブル)とその後の崩壊(信用市場の破綻=信用フローの停滞)に直面するのかという点を「モラルハザード」で説明している*1。 その上で、特に書で注目すべき事例は、私にとってはふたつである。ひとつは日経済、もう

    ポール・クルーグマン『世界大不況からの脱出』 - Economics Lovers Live
    saka-san
    saka-san 2009/03/24
    「10年前と主張を変えたか」とも言われているクルーグマンの10年前の主張と今をつなぐ本。10年前(と今)の日本はデフレに陥っていたが、現在のアメリカはまだデフレではない
  • 岩田規久男『世界同時不況』 - Economics Lovers Live 田中秀臣のブログ

    岩田先生から献いただきました。どうもありがとうございます。前著『金融危機の経済学』と併読することで、今回の世界金融危機から世界同時不況への展望と、それに対する処方箋についての示唆が豊富に得られます。特に今回の著作は、昭和恐慌、世界大恐慌、そして日の「失われた10年(以上)」の経験を踏まえて、デフレ不況がどのように長期停滞をもたらしたか、を明らかにしています。 長期停滞は、金融政策の失敗に起因する実質利子率の高止まりによる消費・投資の低迷にあります。これを解消するために、積極的な金融緩和(インフレ目標を定めた長期国債の買いオペなど)を行うことで長期停滞を脱出する解決策が示されています。今回の世界同時不況の解決のキーもまた積極的な金融緩和とそれを補う財政政策のポリシーミックスにあるというのが書の主張です。 世界同時不況からの脱出策として、まず世界全体の金融の超緩和(=貨幣供給量の増加がポ

    岩田規久男『世界同時不況』 - Economics Lovers Live 田中秀臣のブログ
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    saka-san 2009/03/20
    「本書はいままでの岩田先生の主張が総展望できること、そして今日の世界同時不況の現状とその対策を知る上で必読の書といえるでしょう」
  • 田中秀臣「雇用大崩壊 失業率10%時代の到来」 - 備忘録

    雇用大崩壊―失業率10%時代の到来 (生活人新書) 作者: 田中秀臣出版社/メーカー: 日放送出版協会発売日: 2009/03メディア: 単行購入: 10人 クリック: 116回この商品を含むブログ (51件) を見る まずもって、書名と書の内容はミスマッチです。ということの意図は、ちまたに見られる同様の「煽る」ような書名の書籍とは異なり、書では、現下の雇用問題と日経済の課題に関する論点が、きわめてまっとうな経済学の論理に従い、適切に配置されている、ということです。 自分の関心に合わせて書の内容を区分けすると、前半は、著者の「日型サラリーマン」論いらいの研究対象となっている日の雇用システム論、後半は、より広い視点からの日経済論であり、それぞれ、深刻かつ急速に進む不況下にあって、新たに整理されたものとなっています。 前半の日の雇用システム論では、まず、日の雇用者について

    田中秀臣「雇用大崩壊 失業率10%時代の到来」 - 備忘録
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    saka-san 2009/03/08
    現下の雇用問題と日本経済の課題に関する論点が、きわめてまっとうな経済学の論理に従い適切に配置されている、いい意味での書名と内容が異なる本
  • ポール・クルーグマン「良い経済学 悪い経済学」 - 備忘録

    良い経済学 悪い経済学 (日経ビジネス人文庫) 作者: ポールクルーグマン出版社/メーカー: 日経済新聞社発売日: 2000/11/07メディア: 文庫購入: 18人 クリック: 187回この商品を含むブログ (57件) を見る 書の日語版は、1997年の刊行。現在では、経済学による啓蒙的な書籍をみることは珍しいものではなくなったが、書は、そうした書籍の嚆矢的なものであるといえる。 書が批判の対象とするのは、主に「俗流国際経済学」である。そして、それを批判するための武器となるのが、国の経済に占める貿易の規模、比較優位の原理、ISバランス、成長会計といった経済学の「常識」である。 ここで「俗流国際経済学」とされているのは、書の中に例示的に文章化されているつぎのような考え方である(169頁)。 経済の新しいパラダイムが必要になっている。アメリカがいまでは、ほんとうの意味でのグローバ

    ポール・クルーグマン「良い経済学 悪い経済学」 - 備忘録
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    saka-san 2009/03/02
    当時は経済はゼロサム・ゲームだなんて本がベストセラーになっていた。「アジアの奇跡という幻想」もこの本の中に
  • [経済]駒村康平『大貧困社会』- Economics Lovers Live

    ここ数年読んだ新書の中でもベスト5に入るきわめてすぐれた著作。構造改革路線(小さな政府と規制緩和=トリックルダウン方式)への対抗軸を出しているし、書ではほとんど重視されていないが、マクロ経済政策(リフレ政策)とも調和できる見解だと思う(マクロ関係が弱かったり間違っているように思うがそれはこちら?で修正できると思う)。 僕はリフレ政策でマクロ経済政策を転換しないと、いかなるセーフティネット政策のレジーム転換も失敗すると思っているので、その意味でも書のような「大きい政府、格差縮小」を目指し、かつ世代間対立を深刻化させないでソフトランディングするためには、いまの(資産価格をターゲットにした日銀行の事実上のデフレ政策を転換する)リフレ・レジームが必要だと考えている。 ちなみに日ではなぜか誤解されてるけれども、小さい政府=規制緩和というのは間違った認識で、労働者や社会的弱者を厚く保護する=大

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    saka-san 2009/01/31
    構造改革路線(小さな政府と規制緩和=トリクルダウン方式)への対抗軸を出しているし、リフレ政策とも調和できる見解
  • 改革派の急先鋒だったのは浅はかだった――懺悔の書『資本主義はなぜ自壊したのか』を書いた中谷巌氏に聞く(1) | 書評 | 投資・経済・ビジネスの東洋経済オンライン

    改革派の急先鋒だったのは浅はかだった――懺悔の書『資主義はなぜ自壊したのか』を書いた中谷巌氏に聞く(1) - 09/01/17 | 00:00 細川内閣、小渕内閣で経済改革の旗振り役を担った中谷巌氏が「懺悔の書」を刊行した。なぜ転向したのか。その真意を聞いた。 ――書のまえがきに「自戒の念を込めて書かれた『懺悔の書』」とあります。  短絡した軽薄なものの考え方がまずかった。新自由主義的な、市場至上主義的な、あるいは改革派の急先鋒的な自分の行動に対して、それは浅はかであり、社会全体、あるいは人間の幸せとはと、考慮すべきだった。犯罪を犯したわけではないし、そのときそのときに必要なことを言っていたと思うが、配慮が足りなかった。たとえば貧困層がこんなに急激に増えていくことに気づかなかった。多様な目線を持っていないと、バランスの取れた政策は議論できないという反省がある。  小さい政府や自己責任を

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    saka-san 2009/01/17
    「中谷マクロ」で勉強していた頃が懐かしい
  • 竹森俊平著『資本主義は嫌いですか』;書評じゃないよ - Irregular Economist 〜hicksianの経済学学習帳〜

    ●John B. Taylor, “The Financial Crisis and the Policy Responses: An Empirical Analysis of What Went Wrong(pdf)”(written version of keynote at Bank of Canada, November 2008) ●Carmen M. Reinhart and Kenneth S. Rogoff, “The Aftermath of Financial Crisespdf)”(Paper prepared for presentation at the American Economic Association meetings in San Francisco, January 3, 2009) 正月に竹森俊平著『資主義は嫌いですか』を読み直したんだけれ

    竹森俊平著『資本主義は嫌いですか』;書評じゃないよ - Irregular Economist 〜hicksianの経済学学習帳〜
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    saka-san 2009/01/06
    「資本主義は嫌いですか」で紹介されていたテイラーとロゴフ=レインハートの研究論文拡充版へのリンク
  • 2008年、あなたが読むべき「たった1冊の本」〜この金融政策が日本経済を救う〜 - ハリ・セルダンになりたくて

    [お断り]当blogに書かれていることはすべて矢野個人の意見であり、矢野が所属するいかなる組織とも関係ありません。 [トップ10では多すぎる] 毎年、年末になると「今年のビジネス書トップ10」などという企画が新聞・雑誌、blogで行われることが多いです。矢野はこのランキングを読むのが好きで、毎年年末になるのをそれらを読むのを楽しみにしています。 しかし、問題が一つだけあります。矢野はを読むのがとても遅いので、10冊も読めないのです。 で、いつも「今年、最高の一冊」は何だろうか?と考えてます。 [原価50円の一万円札] もし、手元にお札(紙幣)があったらよく見てください。 たとえば一万円札は福沢諭吉先生が書かれている面に「日銀行券」と書いてあります。これは一万円札を日銀行(以下日銀)が発行していることを表わしています。世間にはあまり知られていないことですが、この一万円札は一枚約50円の

    2008年、あなたが読むべき「たった1冊の本」〜この金融政策が日本経済を救う〜 - ハリ・セルダンになりたくて
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    saka-san 2008/12/18
    日銀は「一枚50円の原価で一万円札を発行する権限を国民から委託されている」という考え方
  • 人は「予想どおりに不合理」だけど「意外に合理的」でもある、という話 - H-Yamaguchi.net

    大学教員だからなのかブロガーだからなのか知らないが(たぶん後者だろうとは思うが)、をよくいただく。自分で買ったを後でいただくこともあって、そういうときは「どうせくれるならもっと早くくれよ」と罰あたりなことを思ったりもするが、基的にはもちろんありがたい限り。 で、ほぼ同時期にいただいたのがこの2冊。タイトルからして対照的で面白いので、いっしょに取り上げることにした。「予想どおりに不合理」のほうは、原書を持っていて、ブログで紹介記事を書こう書こうと思っているうちに翻訳が出ちゃったもの。一方「人は意外に合理的」のほうは、原書を買おう買おうと思っているうちに翻訳が出ちゃったもの。もちろんどちらもありがたい。多謝。 で、題。タイトルが正反対なこの2冊。どっちが当なんじゃいというわけだが、別にどちらかがまちがっているというわけではない。前者は行動経済学の話。さまざまな実例や実験によって、人間

    人は「予想どおりに不合理」だけど「意外に合理的」でもある、という話 - H-Yamaguchi.net
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    saka-san 2008/12/14
    「人は意外に合理的」(日常の行動をミクロ経済学のアプローチで説明)「予想どおり不合理」(行動経済学)の書評
  • 飯田教養三部作がおススメ

    極東ブログのfinalventさんから :今後こうした危機が世界に及ぶのかわからないが、基的な金融の仕組みについて、この関連でいえば金利がどう決まるかについては、10代、20代で知っておくべきなのだろう。こういうのを学ぶのによさげな参考書ってあるでしょうかね。: 基的な金融の仕組みや金利の決定というよりも、経済問題全般で(10代、20代に限定せずに)教養レベルでためになる最初の三冊として、僕は飯田泰之さんの「教養三部作」を推薦してます。経済学ってやはり現実との関係がみえないで、ミクロ、マクロ、計量とやっていくとかなりの割合で興味失うので、やはり彼の三部作を先によんでなにかしら現実経済と経済的思考の関係を知った上で格的に取り組むのもよし、または幅広い教養の中で別なものを究めていくのもいいんじゃないでしょうか。僕らが学部学生のときに、佐和隆光とか宇沢弘文氏らの岩波新書が、現実経済と経済的

    飯田教養三部作がおススメ
  • 松尾匡『「はだかの王様」の経済学』 - Economics Lovers Live 田中秀臣のブログ

    お待たせ、ようやく読了。え! お前、祭りまで仕切りながらまだ読んでなかったのかよw といわれそうですが、前にも書きましたが、ええ、読んでないで祭りにだけ便乗しました。おまけに松尾さんが頻繁に注記をホームページで書くもんですからそれで読んだ気になってしまい幾年(いや幾日)。 ところがお仕事のために鈴木謙介氏らの論説を読んでてこれはちゃんと読まないとまずい、と決心したわけです。たとえば別ブログhttp://blog.goo.ne.jp/reflation2008/e/e2e5b5ceea1030512b3ac94e93cc7f79でふれている、鈴木氏の秋葉原事件についてのふたつの論稿や、また彼が依拠している大澤氏らの疎外論を読むと、松尾匡的疎外論はかなり楽観的な色彩が強いかな、という気がします。 松尾さんの疎外論の定式は「依存関係+ばらばら=疎外」でしたよね。この「ばらばら」はたとえば分業など

    松尾匡『「はだかの王様」の経済学』 - Economics Lovers Live 田中秀臣のブログ
  • 診断は成った。問題は治療法だ - 書評 - 格差と希望 誰が損をしているか? : 404 Blog Not Found

    2008年07月07日18:00 カテゴリ書評/画評/品評Art 診断は成った。問題は治療法だ - 書評 - 格差と希望 誰が損をしているか? 著者より献御礼。 格差と希望 誰が損をしているか? 大竹文雄 まずはグッドニュース。日の格差問題に関する、決定的な診断書である。 続いてバッドニュース。この「病気」、進行ガンなみにやっかいだ。 書「格差と希望 誰が損をしているか?」は、今日で最も注目すべき経済学者である大竹文雄の、2005年から最近に至るまでに各誌に発表した論文をまとめた上で、最新の知見に基づいて大幅に追記したもの。優れた経済書であると同時に、優れた「直近日史」ともなっている。 目次 - 大竹文雄のブログ: 「格差と希望」日発売より 目次 はしがき 第1章 資の論理を問う 「若者二極化」の弊害―意欲を再生する政策を Column1 新規学卒偏重のデメリット 「資の論

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  • <現代経済理解へのガイド>夏休みの課題図書リスト(案) - ハリ・セルダンになりたくて

    学生さんたちに出す夏休みの課題図書のリストを作ってみました。以下のリストから一冊を読んで、感想文を提出してもらおうかと思っています。 以下の図書の選定理由はあまり厳密なものではないのですが 新書であること(「比較的、値段が安い」というのが理由)*1 最近、出版されたものであること(例外あり) あまり難しくないこと 読んで面白い(少なくとも矢野は楽しんで読んだものである)こと 標準的な経済学もしくは最新の研究成果に基づいていること*2 数学・数式が出てこないこと という大雑把な基準で選びました。 [経済学を様々な分野へ応用する] 「こんなに使える経済学―肥満から出世まで」、 大竹文雄編著、(ちくま新書 701) こんなに使える経済学―肥満から出世まで (ちくま新書) 作者: 大竹文雄出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2008/01/01メディア: 新書購入: 8人 クリック: 303回こ