数研出版で出している『つれづれ』に5ページほど寄稿をしました。これは教材会社である版元の営業ツールとして、高校の国語科の先生方に配布するA5判の小冊子です。ご存知のように国語教育については、今回の常用漢字表改定により大きな影響が及ぶはずです。その真っ直中にいる国語教師が主な読者層ということで、大変やり甲斐のある仕事でした。 内容としては、以下のような質問をたて、それに回答する形で新常用漢字表について解説するというものです。自分の主張は脇におき、なるべく客観的な記述を心がけたつもり。 「新常用漢字表」ってなに? いつ制定されるの? なんで改定されるの? 「試案」の基本的な考え方とは? どういうふうに変わるの? 「字体の不統一」って? 字種・字体・字形 なぜ不統一になったのか その理由はなにか 手書き文字と印刷文字 字体の許容 字体不統一でよい理由 また、以下のような図や表を掲載しています。