三菱電機エンジニアリング株式会社は、超音波を利用した超指向性音響システム「ここだけ」の受注を5月20日に開始する。特定の空間にいる人だけに、限定的に音を聞かせることができるシステムで、主に交通機関や美術館、アミューズメント施設などでの業務用途を想定している。システムは放射器、増幅器、変調機の3つで構成され、価格は各1台ずつのセットで140万円となっている。なお、2004年度に600システム、約10億円の売上を予想している。
HDMIに対応したテレビ、プロジェクタ、レコーダ、プレーヤーなど各種機材が揃ってきたが、高品位な映像や音を得るための使いこなしには様々な誤解が多い。 幾つもの情報や経験則から生まれるHDMIの使いこなしが推測を生み、その推測がまた別の経験則と結びつけられ、何が原因でどのような事が機器の中で起きているのか、さっぱり判らなくなっているユーザーが増えているのが、読者から届くメールやAVファンのブログなどから見えてくる。 しかし、実はHDMIの特徴を把握していれば、HDMIの使いこなしはさほど難しいことではなく、カンのいい方ならばいろいろな対策を思いつくだろう。今回はHDMIの使いこなしについて、その基本的な考え方を紹介しよう。 ■ HDMIの映像/音声の品位を決めるものは? HDMIが一般的なデジタル音声インターフェイス(S/PDIFなど)や、アナログ音声/映像と異なる点は、ケーブルを通じて“信
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