VVVF制御車両は、架線を流れる直流電流をインバーターで最適な電圧・周波数の交流電流に変換して交流モーターを駆動します。これにより、電力のロスを少なくできます。また、交流モーターは小型軽量で故障が少ないという利点もあります。 当社では業界に先駆けて1986年からVVVF制御車両を導入。2018年4月1日時点での導入率は全車両の77.8%であり、大手民鉄ではトップクラスです。今後も車両の更新などにあわせて導入を積極的に進めていきます。 鉄道は大量輸送機関であり、環境にやさしい乗り物といわれています。鉄道でお客さま1人を1km運ぶ際に排出するCO2(輸送人キロ当たりの排出量)は、自家用乗用車に比べ約7分の1となっています。 当社の2017年度の輸送人キロは約112億kmで、年間約11億79百万人のお客さまを、1人1回当たり約9.6km輸送しています(この距離は田園都市線渋谷駅~二子玉川駅間9.