循環する学び~現場とコミュニティの境目で考える~/Learning Cycle between a team and a community
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文:篠原諄也 写真:北原千恵美 千葉雅也(ちば・まさや)哲学者、批評家、作家 1978年栃木県生まれ。東京大学教養学部卒業。東京大学大学院総合文化研究科超域文化科学専攻表象文化論コース博士課程修了。博士(学術)。立命館大学大学院先端総合学術研究科准教授。著書に『動きすぎてはいけない――ジル・ドゥルーズと生成変化の哲学』『勉強の哲学――来たるべきバカのために』『意味がない無意味』『アメリカ紀行』など。 小説執筆は自分と言語との関わりの治療過程の一部 ――初めて小説を書いたのはどういう経緯だったのでしょう? もともと「物語的なものはそのうち書いてみたい」と思っていました。以前から「小説を書いてみたらどうですか」と依頼もされていました。ただ自分にとってまったく新しいことをやるというより、これまでの哲学の仕事にも物語的な要素はあったと思うんですね。 僕は哲学の仕事ではリクルートスーツを着たような論
日本建設業連合会の宮本洋一会長(清水建設会長)は27日の定例記者会見で、着工が遅れている2025年大阪・関西万博の海外パビリオンについて「もうデッドラインは過ぎていると思ってもいい」と強い危機感を示した。その上で各国に対し、精度の高い設計図面と予算の裏づけがある発注を一日も早く行うよう改めて訴えた。 【写真】夢洲で進められている大屋根工事の様子 海外パビリオンを巡っては、資材価格の高騰や人手不足などが影響し、各国と建設業者との契約が進まないといった状況に陥っている。 特に建物の形式で参加国が独自に設計する「タイプA」は準備に人手も時間も要するため、万博協会がプレハブ型の建物を建設し、各国が内装を手掛ける「タイプX」への移行や、「タイプA」でも構造を簡易なものにすることなどが現実的となりつつある。 宮本氏は通常の「タイプA」を希望し、建設会社との打ち合わせを今後始めたいという国について「よほ
著者: 千葉雅也 , 保坂和志 第41回野間文芸新人賞を受賞した、哲学者・千葉雅也さんの初めての小説『デッドライン』。この小説への授賞を強く推薦した選考委員が小説家・保坂和志さんでした。保坂さんの『書きあぐねている人のための小説入門』を『デッドライン』の執筆の参考にしたという千葉さん。書き手の計算を超えて細部が有機的に響きあう小説とはどんなものなのか、語り合いました(2019年12月16日、「文喫六本木」にて)。 会場は満員 千葉 今日は保坂さんが、『デッドライン』を読んでメモをされた資料を用意してくださっているんですよね。昨日ツイートされているのを僕も拝見して、ああ、こういうことが話題になっていくんだ、とチェックしていたのですが。 保坂 僕が定期的にやってる「小説的思考塾」の参加者も会場にたくさん来ているのですが、今日は『デッドライン』という小説がどういうふうに書かれているのか、というこ
〈GSOMIAを終了するにしても、これを6カ月後に猶予することを提案する――〉 11月23日の午前0時に迎える日韓軍事情報保護協定(GSOMIA)の失効期限。8月に破棄を表明した文在寅大統領だが、最終期限を目前にして、韓国国内では混乱が収まる気配がない。 冒頭で紹介したのは、失効期限が1週間後に迫った11月15日付の韓国3大紙「中央日報」電子版が報じた“奇策”だ。学界関係者や元外交・安保当局者などが3時間にわたり議論した結果、慌ててGSOMIAを破棄するのではなく、「延長または終了猶予」を提案してはどうかというのだ。そのために必要な「GSOMIA延長のために文大統領レベルの特別宣言」も提言された。 ソウル駐在のジャーナリストが語る。 「日本が韓国への輸出規制強化措置を取ったことへの報復とされるGSOMIA破棄ですが、実際は、当時疑惑の追及が続いていた腹心の曺国(チョ・グク)氏から国民の目を
国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長とのオンライン会談を終え、会見で発言する東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長=2021年1月28日、東京都中央区[代表撮影] 大会中止か、それともしないのか? 7月23日の東京オリンピック開幕まであと半年を切った。新型コロナの感染拡大による経済の悪化に加え、患者対応で医療機関は崩壊の危機にある。 年明けに共同通信が行った世論調査によると「中止すべきだ」が35.3%、「再延期すべきだ」が44.8%で、7月開催への反対意見は全体の80.1%に達した。「五輪などやるなら、その予算をコロナ対策に」と訴える声は日に日に増している、というのが現状だろう。 年が明けてから、五輪の中止、あるいは延期の方向を示す外国メディアの報道がちらほらと聞こえてくるようになった。そんな中、大きな衝撃を与えたのは1月21日、英国の老舗新聞タイムズによる「連立与党幹部の
『動きすぎてはいけない』『勉強の哲学』など哲学思想書で異例のベストセラーを刊行している千葉雅也氏の初小説『デッドライン』(新潮社/初出『新潮』二〇一九年九月号)が刊行された。 本書はフランス現代思想を研究するゲイの大学院生が、赤いランプの明滅するハッテン場、大学のゼミ教室、ファミレス、深夜のドライブなど、二十一世紀を迎えたばかりの東京を回遊しながら、迫りくる修論のデッドラインを前に、ゲイであること、哲学を生きることに、もがき格闘する物語である。 本書の刊行を機に、著者の千葉雅也氏と批評家の佐々木敦氏による対談を企画した。 令和元年の年末、許された時間ぎりぎりまでお話しいただいたデッドライン対談!(編集部)
日本建設業連合会の宮本洋一会長(清水建設会長)は27日の定例記者会見で、着工が遅れている2025年大阪・関西万博の海外パビリオンについて「もうデッドラインは過ぎていると思ってもいい」と強い危機感を示した。その上で各国に対し、精度の高い設計図面と予算の裏づけがある発注を一日も早く行うよう改めて訴えた。 海外パビリオンを巡っては、資材価格の高騰や人手不足などが影響し、各国と建設業者との契約が進まないといった状況に陥っている。 特に建物の形式で参加国が独自に設計する「タイプA」は準備に人手も時間も要するため、万博協会がプレハブ型の建物を建設し、各国が内装を手掛ける「タイプX」への移行や、「タイプA」でも構造を簡易なものにすることなどが現実的となりつつある。 宮本氏は通常の「タイプA」を希望し、建設会社との打ち合わせを今後始めたいという国について「よほど簡易な構造であるか、あるいは部材調達のめどが
北朝鮮レストラン(以下、北レス)にとって、2018年1月9日は、第1次デッドラインと言える日だったが、最終デッドラインが日々刻々と近づきつつある。最終デッドラインとは、2019年12月31日大晦日に迎える。 今年の大晦日までに北朝鮮は北朝鮮国外に派遣している全北朝鮮人労働者を帰国させなければならないからだ。全員完全帰国は、国連制裁(国際連合安全保障理事会決議第2397号)によるものだ。 中国には最盛期100店ほどあった北レスは、第1次デッドラインで半分以下に減り、その後、2018年春以降の中朝関係の改善でポツポツと営業再開する店が出るなどして現在は50店舗ほどがあるとみられる。 取材を進めてみると、全体的に半減というわけではなく、地域差があることが分かってくる。 たとえば、北朝鮮と隣接しており国際列車が毎日運行されている丹東では、最盛期の半分以上の7店の営業が確認できる(2019年9月上旬
デッドライン 作者:トム デマルコ発売日: 2013/08/23メディア: Kindle版 voluntasさんのおすすめ本にあったのですが、読んだことなかったので読んでみました。 TL;DR デッドライン、「七人の侍的な感じで集まったドリームチームのプロジェクトに突如クソ上司が登場してめちゃくちゃに引っ掻き回すけど最後はデウスエクスマキナがいい感じにクソ上司を退場させてプロジェクトが成功する」って内容のITプロジェクト管理ラノベだった— Sho Shimauchi (@shiumachi) 2021年1月25日 デッドライン読んで一番印象に残ってるのが「やっぱデスマの根本原因となるクソ上司にクスリを盛って始末できる優秀なパートナーって最高だなあ」ってことなので、多分本の重要なパートを少しも習得できてない— Sho Shimauchi (@shiumachi) 2021年1月25日 概要
「デッドラインは遅くとも2030年。痛みも伴うし、社員一人一人の意識改革が必要だ」紙とデジタルのバランスに悩む朝日新聞取締役が描くビジョン、そして記者の役割 「最盛期と比べて、部数は半分近いですね」。午前2時。明かりが灯る朝日新聞の販売店「ASA関町」(東京・練馬区)の温水謙三所長は危機感を口にした。経営を支える「折り込み広告」の売上も減少、コロナ禍の影響で、“ほぼ半減”という月さえあるという。 創業から83年を迎えた販売店の3代目として、購読する一軒一軒に宛て手紙を書いた。契約者の多くは60代以上。相手の生活を気遣いながら、雑誌などと併読してもらえないか、と綴った。「小さな一販売店ではありますが、新聞社には報道機関としての使命を改めて認識してもらい、より一層、読者の視点に立った紙面作りをするよう、要請致します。新聞がこの社会に存在する事で、みなさまの日々の暮らしがより良いものとなる一助と
「デッドライン」千葉雅也 新潮社 2019 読み終えるのが惜しかった。「ツイッター哲学 別の仕方で」を読んでゐてよかった。青春群像、哲学談義、師弟関係、他者論、さまざまな読みどころがあり、みな面白い。 断片を放り投げるようにして積み重ねていく。計算された切断という感じではない。しかしどれひとつ無関係なものはなく、宙に浮いたいくつもの断面は別のいくつもの断面と結びつく無限の可能性をもってゐる。そこにも、ここにも、生成がある。 哲学の学びと、論文を書くことと、他者との関係性と、すべてが連関し、交じり合う。それが小説のスタイルと文体で表現されてゐる。ぶっきらぼうにさへ感じられる切断が最高に気持ちいい。 「先生」による、荘子「蹄筌の故事」の解釈。 「ここからは、私の解釈です」 先生は咳払いをして、縁なし眼鏡に手を触れる。 自己/他者という二項対立から始めるのではなく、ただたんに「そばにいる」、「傍
最近プロジェクトマネジメントをちゃんと学ぼうと思って色々読んでいる。今回はデッドラインを読んだ。 デッドライン 作者:トム デマルコ日経BPAmazon 読み物として普通に面白かった。また「チームの結束については、既存のチームを探して利用する」「新しい仕事を引き受ける意欲のある結束の固いチームは、プロジェクトの成果の一つとみなす」辺りは新しい観点に触れられたと感じてよかった。 読書メモ * 脅迫は、結果を挙げさせる手段としては不完全である。どれほど強い脅しをかけても、最初に割り当てた時間が足りなければ、やはり仕事は完成しない 823 * 気づき: 「もう少し〇〇してほしい」というのも一種の脅迫だと思う。それをやりたいと思うような理由をうまく作る必要がある * 新しく採用した人材には、1回は実証済みの能力レベルのプロジェクトを任せ、ほんとうに目標を拡大するのは次回とする 1197 * 最も採
読むのがホネな(積みがちな)技術書やビジネス書を取り上げて2週間の読書期限を課して読んでアウトプットする仮想読書会「デッドライン読書会」の第48回。常時、けっこうな量の積読があるのだけれども、知り合いと読書期日を約束することによって消化が捗るという仕組み。過去5回分のログはこんな感じ。 #47 いまさら「マスターアルゴリズム」読んだ #デッドライン読書会 - 勘と経験と読経 #46 「エンタープライズ設計」を再読した #デッドライン読書会 - 勘と経験と読経 #45 パタヘネを読む4(付録A、B) #デッドライン読書会 - 勘と経験と読経 #44 パタヘネを読む3(第5章〜第6章) #デッドライン読書会 - 勘と経験と読経 #43 パタヘネを読む2(第3章〜第4章) #デッドライン読書会 - 勘と経験と読経 今回取り上げるのは「哲学思考トレーニング (ちくま新書)」である。 哲学思考トレー
このブログをお読みになってくださる方へ 3000文字チャレンジという公式があり、週に1つお題がでます。そのお題にそって、3000文字以上で自由に書くことがこのチャレンジの目的です。写真や画像、動画、文字の修飾もできません。 エッセイ、小説、どんな形式でもかまいませんが、使えるものは文字だけです。ただただ文字で表現するブログを楽しみたい方、お気に入りのブログを見つけてください。 今回のお題は「締め切り」(2020/5/28) 浩一は今日もなんて面白くない日だろうと、気が重かった。プレゼン用の資料にダメ出しを受けた。今回は自分でも自信があったのに。締め切りは2日後だし、余裕をもって提出した。 けれども課長に突き返された。「これじゃまだクライアントを納得させるには足りない。競合に負けるぞ。」「どこがダメなんですか?」「自分で見直してみろ。」 いつもこれだ。1発でOKをもらえたことなど1度もない。
サムスン系列の半導体・ディスプレー産業向け設備メーカー、セメスの今年上半期の工場稼働率は33%にとどまった。前年同期(95%)と比較すると、62ポイントも低下した。同社は韓国で最大手の半導体設備メーカーだが、今年上半期は営業損益が450億ウォン(約39億7000万円)の赤字に転落した。業界は「主要顧客のサムスン電子、SKハイニックスなどによる新規設備投資が滞り、大きな打撃を受けている」と分析した。 全国の主な産業団地の稼働率は最近3年間で急激に低下し、60-70%にとどまっている。こうした中、韓国500大企業のうち製造業143社の稼働率は過去1年間で2ポイント以上低下し、80%以下に転落した。全国経済人連合会(全経連)のペ・サングン専務は「これまで製造業の稼働率低下は主に中小企業で見られたが、最近は半導体市況の悪化、輸出低迷などの影響で大企業の稼働率まで低下している。今後米中貿易戦争などが
トップ > Chunichi/Tokyo Bookweb > 書く人 > 記事一覧 > 記事 【書く人】 複雑であいまいな性 『デッドライン』 哲学者・批評家 千葉雅也さん(40) Tweet 2019年12月8日 フランスの哲学者ジル・ドゥルーズの著作を挑戦的に読み解き、現代人の「接続過剰」に警鐘を鳴らしたデビュー作『動きすぎてはいけない』。勉強とは自己破壊であり<「来たるべきバカ」に変身する>ことである、と刺激的な論考を展開した『勉強の哲学』-。話題作を次々刊行してきた気鋭の哲学者が、初めて発表した小説で野間文芸新人賞に選ばれた。 ゲイの大学院生が一夜の相手を求め「ハッテン場」を回遊(クルーズ)する。次の場面では、ゼミの講義で中国古代哲学とフランス現代思想の関連に思索を深めている。夜の顔と昼の顔に引き裂かれながら人生を模索する主人公に、ひたひたと修士論文の締め切り(デッドライン)が迫る
性に関しての描写に限らず、色気が漂いドキドキさせられる、そんな文章があります。文字と文字、あるいは行間に潜む色気を見出し、味わう。その喜びとは、どんなもの? 小説『デッドライン』から考える、“色気のある文章”とは? 昨年秋に発売され、芥川賞候補にもなった千葉雅也さんの初の小説、『デッドライン』。青春小説としての評価が高い一方で、文体の色っぽさもおおいに話題になっています。激しいセックス描写も出てこないこの小説に、なぜ色気が漂うのか。まずはそれを考えます。 修士論文の締め切りが迫る、大学院生の“僕”の日々。 舞台は2000年代初期の東京。主人公の“僕”は、大学院で哲学を学ぶゲイの青年。“僕”は、高校からの友人と深夜にドライブをし、大学院やその他の友人たちと自主映画を作り、授業で哲学を論じ合い、また行きずりの男性と体を重ねることも。そんな中、修士論文の提出期限が刻々と迫ってくる…というのが、物
ベストセラー『勉強の哲学』などで知られる哲学者で批評家の千葉雅也さん(40)による初の小説が話題となっている。フランス現代思想を学ぶゲイの大学院生の悩みと苦闘を乾いたタッチでつづった『デッドライン』(新潮社)。自らの体験を大枠にした、という切実な青春小説はツイッターでも反響を呼び、今年の野間文芸新人賞にも選ばれた。 「全力を尽くして書いたので評価をいただけてうれしい。ツイッター上での反応もすごくいい。また次も書いていこう、と背中を押された気持ちですね」。デビュー小説にして権威ある文学賞を射止め、千葉さんは笑みをこぼす。 物語の舞台はインターネット初期で、まだSNSもない2001(平成13)年前後の東京。大学院でフランスの思想家ジル・ドゥルーズを研究している主人公の「僕」は日々、新宿の雑居ビルなどにあるハッテン場に出かけては男性と導き合う。友人との深夜のドライブとおしゃべり。学生と教授とのど
デッドラインは2020年2月!Chromeが混合コンテンツをブロック。サイトへの影響とその対策を解説 2019.11.262024.01.30 ECニュース Chromeの安全性を高めるため、「サイト内の混合コンテンツを、段階的にブロックする」とGoogleが発表しました(2019年10月)。 もし混合コンテンツがあった場合、サイト内容が正しく表示されず、ユーザーの離脱や検索順位の下落を招くおそれがあります。 集客や売上にも影響するので、そのような状態は避けたいですよね。 では、混合コンテンツを排除するにはどうすればいいのでしょうか? 本記事では「そもそも混合コンテンツってなに?」というキホンから、その対策方法について紹介します。 デッドラインは2020年2月なので、記事の内容を参考に、混合コンテンツの対策をぜひ進めてみてください。 ▼Google ChromeのUpdateによって起こる
——かが屋は出場しなかった2000年を除くと、2018年から2022年まですべて準決勝以上まで勝ち進んでいます。準決勝では2本ずつネタを披露しなければならないわけですが、いずれもネタはかぶっていないのですか? 加賀 かぶってないです。 ——やっぱりそうなんですね。そんな気がしました。かが屋はとにかくネタメーカーという印象が強かったもので。でも、ほとんどの組はそれだけ頻繁に準決勝以上までくると、1、2年空けて、過去のネタを再度かけたりしていますよね。 加賀 僕はそれは怖くてできないんですよ。一度でも見られていたら……って思っちゃう。それだけでウケ量が減ってしまう気がして。 ——ビスケットブラザーズの『野犬』のように、何年かかけてブラッシュアップするという方法もあるんじゃないですか。 加賀 それよりも、まったく別の、もっとおもしろいネタを考えたくなっちゃうんですよね。磨いておもしろくするよりも
著者: 千葉雅也 , 保坂和志 第41回野間文芸新人賞を受賞した、哲学者・千葉雅也さんの初めての小説『デッドライン』。この小説への授賞を強く推薦した選考委員が小説家・保坂和志さんでした。保坂さんの『書きあぐねている人のための小説入門』を『デッドライン』の執筆の参考にしたという千葉さん。書き手の計算を超えて細部が有機的に響きあう小説とはどんなものなのか、語り合いました(2019年12月16日、「文喫六本木」にて)。 保坂 それにしても、ゲイの世界を描くことも含めて、とても勇気に溢れた小説だと感じます。物を書くということは、実際にひとりひとりが何か自分の立場や存立を危うくするようなことを書くことによってしか書く中身を拡げていけないし、書くという行為が強くなっていかないと思うんですよね。 千葉 僕もそう思います。自分というものがガッチリとあって、その上で何か社会的表現をする、ということに、基本的
読むのがホネな(積みがちな)技術書やビジネス書を取り上げて2週間の読書期限を課して読んでアウトプットする仮想読書会「デッドライン読書会」の第39回。常時、けっこうな量の積読があるのだけれども、知り合いと読書期日を約束することによって消化が捗るという仕組み。ここ最近はこんな本を読んでいる。 #38 「Team Topologies」後半読んだ #デッドライン読書会 - 勘と経験と読経 #37 「Team Topologies」前半読んだ #デッドライン読書会 - 勘と経験と読経 #36 「恐れのない組織」読んだ #デッドライン読書会 - 勘と経験と読経 #35 「リーン・エンタープライズ」後半も読んだ #デッドライン読書会 - 勘と経験と読経 #34 「リーン・エンタープライズ」まず前半を読んだ #デッドライン読書会 - 勘と経験と読経 さて、今回のお題は「セキュア・バイ・デザイン」である。
エンジニアにとっても、ビジネスパーソンにとっても、書籍から情報を得ることは価値があると思っています。でもついつい積読してしまったり、途中まで読んでそのままおいてある本は多いのではないでしょうか。そういったときにおすすめな方法は、「リズミカル」に「共読」する方法です。それらを実現する方法として私はアクティブ・ブック・ダイアローグ(ABD)という読書法も好きですが、実は昨年から自社の中で試していた読書習慣を作る方法がありまして、それを自社の中に限るのではなく、オンライン上で実施することにしました。その名も… デッドライン読書会!! デッドライン読書会の目的は次の2つです。 リズミカルに本を読む習慣をつけること(締切とリズム) 複数人で同じ本を読むことにより、理解を深めること(共読) 進め方は次の通り。 1冊書籍を決めます。(ジャンルは広く問わず) 2週間かけて本を読み、最終日までに感想文を書き
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