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森川嘉一郎の検索結果1 - 25 件 / 25件

  • 日本初の男性向け同人誌『シベール』を考察する - Underground Magazine Archives

    1979年*1、第11回コミックマーケット(C11)にて、創作系ロリコン漫画同人誌『シベール』(無気力プロ内シベール編集部)創刊号が頒布された。 同誌は、男性向けエロ同人誌の記念すべき第1号として知られており、終刊直後から今日に至るまで、とにかく方々で神話的に語り継がれている。が、今となっては『シベール』の何が凄いのか、よく分からない人も多いだろう。 簡潔に言うと『シベール』は、手塚の系譜を受け継いだ伝統的・記号的な絵柄で、はじめて性描写を展開したエロマンガ雑誌である。それまでのエロマンガはリアルタッチの三流劇画しかなく、おたく的な青少年たちは、アニメ調のシンプルなラインで描かれた美少女のエロマンガが存在しないことに違和感を覚え始めていた。 そこで、時代の潮流として「かわいいエロ」が求められた。そんな中で出現したのが、同人誌『シベール』である*2。 シベール Vol.0 予告&原稿募集号h

      日本初の男性向け同人誌『シベール』を考察する - Underground Magazine Archives
    • TVアニメ『アキバ冥途戦争』におけるアキバブームの刻印:メイドに関する偽史的想像力をどのように考えるべきか|髙橋優

      ※Twitterでの指摘を受けて、本稿の文末に追記を加えました。 博徒の子分は理非を辨へずに、ひたすらに親方の指揮に服從する。 (柳田國男「親方子方」『定本 柳田國男集 第十五巻』筑摩書房、1963年、390頁) 2022年12月に放送が終了したTVアニメ『アキバ冥途戦争』は、加藤智大による無差別殺傷事件(2008年6月8日)を生むような秋葉原の都市構造の変容を前提とした、マッチポンプ的な作品だった。 本作は「萌えと暴力について」というキャッチコピーを引っ提げて、秋葉原でメイドとして働く女たちがヤクザ映画さながらの殺し合いを演じる様子を余すところなく描き出す。1999年の秋葉原を舞台に繰り広げられるのは、メイドカフェグループ間の血で血を洗う抗争とメイドカフェグループ内部の内紛だ。本作において、秋葉原はメイドカフェグループの双璧をなすケダモノランドグループとメイドリアングループによって牛耳ら

        TVアニメ『アキバ冥途戦争』におけるアキバブームの刻印:メイドに関する偽史的想像力をどのように考えるべきか|髙橋優
      • 森川嘉一郎 on Twitter: "マンガを嫌う人が、マンガが市民権を得ていく過程で、あからさまな憎悪を表明する、ということは昔から見受けられた。「良いマンガ」と「悪いマンガ」を切断しようとする、という点も通底している。 この事例は読売新聞1989年7月17日。30… https://t.co/oqt66IZ4av"

        マンガを嫌う人が、マンガが市民権を得ていく過程で、あからさまな憎悪を表明する、ということは昔から見受けられた。「良いマンガ」と「悪いマンガ」を切断しようとする、という点も通底している。 この事例は読売新聞1989年7月17日。30… https://t.co/oqt66IZ4av

          森川嘉一郎 on Twitter: "マンガを嫌う人が、マンガが市民権を得ていく過程で、あからさまな憎悪を表明する、ということは昔から見受けられた。「良いマンガ」と「悪いマンガ」を切断しようとする、という点も通底している。 この事例は読売新聞1989年7月17日。30… https://t.co/oqt66IZ4av"
        • 「今の若者は元気がない」「全然酒飲まない」と思う大人たちが理解していないこと(飯田 一史) @gendai_biz

          SNSとデジタルコンテンツが当たり前になった今日のオタクやギャル・ギャル男にとって、かつては存在していた「自分(たち)だけが知っている/持っている」ことに優位性を感じる価値観はもはや成立していない。とかく大人からは「元気がない」「おとなしくなった」と言われるが、逆に「かつておかしかったことがまともになった」と言えるのかもしれない——。 木村絵里子、牧野智和、轡田竜蔵編『場所から問う若者文化 ポストアーバン化時代の若者論』(晃洋書房)にオタク論を寄稿した大倉韻氏(東京医科歯科大学教養部ほか非常勤講師)とギャル・ギャル男論を寄稿した荒井悠介氏(成蹊大学文学部調査・実習 指導助手ほか)に現在の若者の価値観について訊いた。 (前編「今や若者の半数以上が「オタク」…この四半世紀で一体どう変わったのか」はこちら) いま、リアルな場の価値とは? ——若者の消費がデジタルコンテンツやオンラインショッピング

            「今の若者は元気がない」「全然酒飲まない」と思う大人たちが理解していないこと(飯田 一史) @gendai_biz
          • 漫画「コミティアに参加し続ける男の話」にほっこりする人達。即売会参加者も自身の体験を想起する展開へ

            芳崎せいむ @yseimu 30日発売17巻の書影が公開されました。帯文は明治大学の森川嘉一郎先生 @kai_morikawa が手がけてくださいました。 「詩人か?」と感じ入る名文です。ありがとうございました! Amazon在庫切れのため、予約はe -honにてお願いいたします。 e-hon.ne.jp/bec/SP/SA/Deta… リンク オンライン書店 e-hon 金魚屋古書店 17 【IKKI COMIX】 / 芳崎せいむ - オンライン書店 e-hon 本の購入はオンライン書店e-honで。書店受取なら完全送料無料でカード番号の入力も不要!お手軽なうえに、個別梱包で届くので安心です。宅配もお選びいただけます。

              漫画「コミティアに参加し続ける男の話」にほっこりする人達。即売会参加者も自身の体験を想起する展開へ
            • 日本初の男性向けエロ同人誌『シベール』全書評(抄録) - Underground Magazine Archives

              1979年*1、第11回コミックマーケット(C11)にて、創作系ロリコン漫画同人誌『シベール』(無気力プロ内シベール編集部)創刊号が頒布された。 同誌は、男性向け同人誌の記念すべき第1号として知られており、終刊直後から今日に至るまで、とにかく方々で神話的に語り継がれている。が、今となっては『シベール』の何が凄いのか、よく分からない人も多いだろう。 簡潔に言うと『シベール』は、手塚の系譜を受け継いだ伝統的・記号的な絵柄で、はじめて性描写を展開したエロマンガ雑誌である。それまでのエロマンガはリアルタッチの三流劇画しかなく、おたく的な青少年たちは、アニメ調のシンプルなラインで描かれた美少女のエロマンガが存在しないことに違和感を覚え始めていた。 そこで、時代の潮流として「かわいいエロ」が求められた。そんな中で出現したのが、同人誌『シベール』である*2。 シベール Vol.0 予告&原稿募集号htt

                日本初の男性向けエロ同人誌『シベール』全書評(抄録) - Underground Magazine Archives
              • “ガンダムSEEDの年に誕生”今年新大学1年生の体験がひと目でわかる年表がとても興味深い「全部最近のことじゃないか」

                森川嘉一郎/『マンガ・アニメ展のデザイン』発売中 @kai_morikawa 新大学1年生の世代体験を確認するための年表、2022年度版。 マンガやアニメについて講ずる関係で、今年も作りました。 pic.twitter.com/ePDkIV36Dn

                  “ガンダムSEEDの年に誕生”今年新大学1年生の体験がひと目でわかる年表がとても興味深い「全部最近のことじゃないか」
                • 「中止だ 中止」 漫画「AKIRA」は2020東京五輪の運命を予言したのか?

                  高層展望台から新国立競技場を眺めるマスク姿の人たち(2020年3月25日撮影)。(c)Behrouz MEHRI / AFP 【3月31日 AFP】2020年東京五輪までの日にちを数えるカウントダウンの看板に、「中止だ 中止」という落書き。新型コロナウイルスの流行で東京五輪が1年延期になったことを受けて、ネット上で「予言ではないか」と話題になっている漫画「AKIRA」の1シーンだ。 大友克洋(Katsuhiro Otomo)氏の作品「AKIRA」は1982年から90年にかけてコミック誌に連載。1988年にはアニメ化され、世界的なSF作品としてヒットした。 舞台は2019年の「ネオ東京」。1982年に発生し、第3次世界大戦(World War III)の引き金となった謎の大爆発で壊滅した東京が、復興を遂げたという設定だ。 ストーリーの核となる少年アキラは極秘の軍事プログラムで超能力を獲得する

                    「中止だ 中止」 漫画「AKIRA」は2020東京五輪の運命を予言したのか?
                  • 秋葉原ルポ、オタクがいなくなっているのはなぜ? アニメ・漫画の聖地で起きている変化の内容

                    photo:jezael melgoza(unsplash) 秋葉原といえば日本屈指の電気街であり、「オタクの町」「萌える趣都」などと呼ばれる。実際にアニメグッズを扱うショップなどが多く建ち並び、その存在感は健在といえる。しかし、最近、様々なニュースで「オタクの秋葉原離れ」が指摘されている。少なくとも2000年代は、オタクは秋葉原に行くというイメージだったのだが、いったい何があったのだろうか。 その理由の一つが、ネット通販などの進化で、秋葉原に行かなくてもほとんどのモノが手に入るようになったことが挙げられよう。また、2000年代初頭まで秋葉原の文化を支えていた美少女ゲームが衰退し、スマホゲームやソシャゲが隆盛したことも大きい。2000年代には美少女ゲームの発売日になると、開店前から列ができていたものだが、そうした光景はもはや過去のものになってしまった。 また、「とらのあな」などの大型の同人

                      秋葉原ルポ、オタクがいなくなっているのはなぜ? アニメ・漫画の聖地で起きている変化の内容
                    • 森川嘉一郎 on Twitter: "新大学1年生の世代体験を確認するための年表、2020年度版。マンガやアニメについて講ずる関係で、今年も作りました。現在進行中の事態は、世界的な世代体験になりつつある。「あの一斉休校になった時」の記憶を、国際的に共有する世代。 https://t.co/I5QMuGRwku"

                      新大学1年生の世代体験を確認するための年表、2020年度版。マンガやアニメについて講ずる関係で、今年も作りました。現在進行中の事態は、世界的な世代体験になりつつある。「あの一斉休校になった時」の記憶を、国際的に共有する世代。 https://t.co/I5QMuGRwku

                        森川嘉一郎 on Twitter: "新大学1年生の世代体験を確認するための年表、2020年度版。マンガやアニメについて講ずる関係で、今年も作りました。現在進行中の事態は、世界的な世代体験になりつつある。「あの一斉休校になった時」の記憶を、国際的に共有する世代。 https://t.co/I5QMuGRwku"
                      • 秋葉原がもはや「オタクの聖地」ですらなくなった根本理由(Merkmal)|dメニューニュース

                        秋葉原の歴史 秋葉原は「オタクの聖地」として世界的に知られている。しかし、聖地は衰退の危機に直面している。人通りは多いものの、「オタク文化に漬かっているが、秋葉原には足を運ばない」という意見がネット上には多く見られる。その理由は何だろうか。まずは、秋葉原がオタクの聖地となった経緯を見てみよう。 秋葉原がオタクの聖地と化した背景を探る上で欠かせないのが、2003(平成15)年に刊行された建築学者・森川嘉一郎氏の著書『趣都の誕生 萌える都市アキハバラ』(幻冬舎)だ。このなかでは、その成立が詳しく語られている。 現在に至る街の歴史は、太平洋戦争後から始まる。その頃、秋葉原の近くに電機工業専門学校があり、そこの学生がアルバイトで始めたラジオの組み立て販売が大当たりしたのが、ひとつのきっかけとなり、ラジオ部品などの露店が軒を連ねる「電気街」が誕生した。 その後、1980年代までは家電製品の一大集積地

                          秋葉原がもはや「オタクの聖地」ですらなくなった根本理由(Merkmal)|dメニューニュース
                        • ある1974年生まれ男の前半生コンテンツ消費クロニクル - #AQM

                          いちょう並木のセレナーデ 小沢健二 J-Pop ¥255 provided courtesy of iTunes クリエイターにはなれないオタクの願望として 「好きなコンテンツのタイトルを並べるだけで、『センスが良い』と他人からチヤホヤされたい」 という気持ちが多かれ少なかれあります。 名コンテンツはタイトルも詩的だったり格好良かったりするので、それらをセレクトしてリストにするだけでまるで自分のセンスが良くなったように錯覚しがちなんですが、他人の作ったコンテンツをただ羅列しているだけの自己満足なので、大抵の場合、他人から見ると絶望的につまらないことにそのうち気づいて後悔したりします。 Twitterでこんなツイートを見かけて、 新大学1年生の世代体験を確認するための年表、2023年度版。 マンガやアニメについて講ずる関係で、今年も作りました。 pic.twitter.com/oSHF1Ku

                            ある1974年生まれ男の前半生コンテンツ消費クロニクル - #AQM
                          • イェール大学助教 成田悠輔がおすすめする本まとめ - はーとぼいるどワンダフル。

                            イェール大学助教、成田悠輔が認めておすすめする本をまとめてみた。 情報ソースはすべて明記しており、成田悠輔本人のおすすめコメントもできるだけ書き起こしています。 デジタル 『ゴースト・ワーク』(メアリー・L・グレイ (著)) 『デジタル空間とどう向き合うか』(鳥海不二夫・山本龍彦) 『コンピュータ科学者がめったに語らないこと』 社会 『銃・病原菌・鉄』(ジャレド・ダイアモンド) 『ウイルスの意味論』(山内一也) 『貧困の克服ーアジア発展の鍵は何か』(アマルティア・セン) 『狭山事件』 『趣都の誕生 萌える都市アキハバラ』(森川 嘉一郎) 経済・資本主義 『21世紀の資本』(トマ・ピケティ) 『暴力と不平等の人類史』(ウォルター・シャイデル) 『組織の経済学』(ポール・ミルグロム) 『非対称情報の経済学』(藪下史郎) 民主主義 『一般意志2.0 ルソー、フロイト、グーグル』(東浩紀) 『統治

                              イェール大学助教 成田悠輔がおすすめする本まとめ - はーとぼいるどワンダフル。
                            • 国立新美術館『MANGA都市TOKYO』、竹芝から横浜へ船で帰宅する - 日毎に敵と懶惰に戦う

                              土曜日、朝から家事を片付けて、昼過ぎに出掛ける。昼飯は桜木町でそばを食べて軽く済ます。新橋経由で乃木坂に向かい、国立新美術館へ 国立新美術館『MANGA都市TOKYO』を見る。これ、パリで行われた展覧会の凱旋帰国展なのですね。会場に入るとどーん、と広がるのは東京も模型と、次々に映し出される東京が舞台の作品、そして作品に併せて舞台となった場所にスポットライトが当たる そのまわりにぐるりと、破壊される東京、江戸から時代を追って東京へ、東京を舞台にした漫画が並ぶ。これが思ってた以上に、フランスの人向けのトーキョープレゼンそのままで、銀座は日本のシャンゼリゼ、などと書かれている。 江戸時代の配分が多いのも、パリの人向けなのだろうか。監修は森川嘉一郎さんですね。各作品に、アニメ化されていれば、アニメーションもモニタで上映されているので、原画や複製原画などと、アニメーションを眺めているだけで、楽しくて

                                国立新美術館『MANGA都市TOKYO』、竹芝から横浜へ船で帰宅する - 日毎に敵と懶惰に戦う
                              • 明治大のマンガ図書館、日本一への軌跡 今春41万点に 雑誌や同人誌もズラリ、一般にも公開 森川嘉一郎 - 日本経済新聞

                                明治大学が東京・御茶ノ水に設置しているマンガ専門図書館にこの春、複数の大規模コレクションが移設され、資料数にして日本最大級のマンガ研究の拠点が形成された。「週刊少年ジャンプ」をはじめとした雑誌のバックナンバー、国会図書館にもない貸本マンガや同人誌など、計41万点。一般に公開されており、多くの人に手に取ってほしいと思う。蔵書は、貸本屋を営んでいた故・内記稔夫さんが築いた「現代マンガ図書館」の27

                                  明治大のマンガ図書館、日本一への軌跡 今春41万点に 雑誌や同人誌もズラリ、一般にも公開 森川嘉一郎 - 日本経済新聞
                                • 広告マンガ論<br/>「読ませる」ことと「見せる」こと(前編) - メディア芸術カレントコンテンツ

                                  メディア芸術領域の現状をより深く、広く伝えるため愛称を「MACC」とし、総合的な広報用ウェブサイト「メディア芸術カレントコンテンツ(MACC)」として令和5年2月13日リニューアルオープンしました。 (https://macc.bunka.go.jp/) 当サイトは、これまでの記事をアーカイブとして掲載しています。 「広告マンガ」を主題とし、コマ割りや吹き出しといった複雑な要素の組み合わせであるマンガが、どのようなかたちで広告に落とし込まれてきたのかを探っていく。前編では、広告とマンガの関係についての歴史を振り返りながら、個々の事例がマンガをどのように活用しているのか確認していく。 「日ペンの美子ちゃん」 岡崎いずみ『あの素晴らしい日ペンの美子ちゃんをもう一度』第三文明社、2004年、7ページ 戦前から注目されていた広告マンガ このコラムは、コマ割りや吹き出しなどマンガの構造的特徴をそのま

                                    広告マンガ論<br/>「読ませる」ことと「見せる」こと(前編) - メディア芸術カレントコンテンツ
                                  • 展覧会「MANGA都市TOKYO ニッポンのマンガ・アニメ・ゲーム・特撮2020」<br/>ゲストキュレーターの森川嘉一郎に聞く - メディア芸術カレントコンテンツ

                                    メディア芸術領域の現状をより深く、広く伝えるため愛称を「MACC」とし、総合的な広報用ウェブサイト「メディア芸術カレントコンテンツ(MACC)」として令和5年2月13日リニューアルオープンしました。 (https://macc.bunka.go.jp/) 当サイトは、これまでの記事をアーカイブとして掲載しています。 日本のマンガやアニメーション、ゲーム、特撮作品を、フランス・パリで展示して3万人を動員した展覧会「MANGA⇔TOKYO」(2018年)を、母国の日本に持ってきた「MANGA都市TOKYO ニッポンのマンガ・アニメ・ゲーム・特撮2020」が、8月12日(水)から11月3日(火・祝)まで、東京・六本木の国立新美術館で開かれている。東京が舞台となったマンガの原稿、アニメの映像や原画、ゲームや特撮の映像などが並び、ポップカルチャーに東京がどう描かれてきたかを一望できる。この展覧会が、

                                      展覧会「MANGA都市TOKYO ニッポンのマンガ・アニメ・ゲーム・特撮2020」<br/>ゲストキュレーターの森川嘉一郎に聞く - メディア芸術カレントコンテンツ
                                    • 森川嘉一郎 on Twitter: "「萌え」という言葉のイメージは、90年代にパソコン通信やネット上で「書き言葉」として成立した時に接した層と、2000年代半ばのテレビにおけるアキバブームで、オタクっぽい装いの男性がカメラに向かって「萌え〜」と叫ぶ(叫ばされる)映像… https://t.co/HGDhDtl5e0"

                                      「萌え」という言葉のイメージは、90年代にパソコン通信やネット上で「書き言葉」として成立した時に接した層と、2000年代半ばのテレビにおけるアキバブームで、オタクっぽい装いの男性がカメラに向かって「萌え〜」と叫ぶ(叫ばされる)映像… https://t.co/HGDhDtl5e0

                                        森川嘉一郎 on Twitter: "「萌え」という言葉のイメージは、90年代にパソコン通信やネット上で「書き言葉」として成立した時に接した層と、2000年代半ばのテレビにおけるアキバブームで、オタクっぽい装いの男性がカメラに向かって「萌え〜」と叫ぶ(叫ばされる)映像… https://t.co/HGDhDtl5e0"
                                      • マンガ・アニメ・ゲーム・特撮のミュージアム計画

                                        マンガ・アニメ・ゲーム・特撮の展示・保存・ アーカイブ構築に関わる専門家を招き、拠点と なるミュージアム施設の実施に向けたさまざま な角度からの検討を公開の場で行います。アニ メ特撮アーカイブ機構(ATAC)による『機動 戦士ガンダム』や『超時空要塞マクロス』の原 画等資料の保存や活用の事例など、具体的な資 料や課題にフォーカスした討議を展開します。 13:00 開会挨拶 13:03 「マンガ・アニメ・ゲーム・特撮のミュージアム計画」 森川嘉一郎(明治大学 国際日本学部 准教授) 13:20 「アニメ・特撮のアーカイブの意義と可能性 ー アニメ特撮アーカイブ機構の取り組みと『機動戦士ガンダム』『超時空要塞マクロス』の資料活用事例」 氷川竜介(明治大学 国際日本学研究科 特任教授) 三好寛(特定非営利活動法人 アニメ特撮アーカイブ機構(ATAC)事務局長) 辻壮一(特定非営利活動法人 アニメ

                                        • 【学生】のリフレーミング - Liber-arium の再構築<リフレーミング>

                                          Tako. 大学図書館職員の Tako. です。 ご覧いただきありがとうございます。 今回は「学生」について取り上げたいと思います。 背景 大学図書館と公共図書館の違い ひとくちに「学生」とは言うけれど 学生についての考察 「学生」と書きましたが、意味としては「コア利用者層」が妥当です。 そしてここでは、コア利用者層に対応した蔵書構成についてではなく、あくまでもコア利用者層に対応したサービスをどう検討していくかの基準点を再考したいと思います。 ※今回、かなり印象についての話が多くなります。 ※そのため個人的な部分も大きく偏りがあると思いますので、慎重にご判断ください。 背景 最初にお断りしておくと、大学図書館ではもちろん教職員に向けた企画や検討も行っています。ただ、利用者層として最も厚いのは「学生」です。*1 そのため私は、当たり判定を考えれば、大学図書館では学生に刺さる企てができればほぼ

                                            【学生】のリフレーミング - Liber-arium の再構築<リフレーミング>
                                          • 新大学1年生の世代体験を確認するための年表が話題に→物心ついたときにはYouTubeやiPhoneがあった世代、親世代との比較も

                                            森川嘉一郎/『マンガ・アニメ展のデザイン』発売中 @kai_morikawa 新大学1年生の世代体験を確認するための年表、2024年度版。 マンガやアニメについて講ずる関係で、今年も作りました。 今年は、その親世代の世代体験と対照できるようにしました。 pic.twitter.com/Y8mlunJni4

                                              新大学1年生の世代体験を確認するための年表が話題に→物心ついたときにはYouTubeやiPhoneがあった世代、親世代との比較も
                                            • 秋葉原の衰退から見えた、「オタクが経済を回している」論の実際(現代ビジネス) - Yahoo!ニュース

                                              2021年10月30日は、日本の都市、少なくとも東京の転換点となったと後世から記憶されるのではないか。 【写真】いま、秋葉原が「ぼったくりの聖地」になっている! その日は、第49回の衆院選挙戦の最終日だった。ただし翌日の投票で革新勢力が深いダメージを負ったことを話題にしたいのではない。より注目されるのは、選挙戦の最終演説の際に、自民党が15年間選び続けた秋葉原ではなく、品川区大井町駅前を選択したことである。 自民党は2006年9月に麻生太郎が総裁選のために演説をおこなって以来、秋葉原を国政選挙の最終日の演説地と定めてきた。しかし岸田新総裁はその15年間続いた慣行を破り、品川区大井町を選ぶ。 こうした変更には、(1)品川区を含む東京3区で自民党と立憲民主党のデッドヒートがくりひろげられていたこと――実際、選挙戦は立憲の松原仁氏が勝利する――に加え、(2)岸田首相が安倍政権とのちがいを強調しよ

                                                秋葉原の衰退から見えた、「オタクが経済を回している」論の実際(現代ビジネス) - Yahoo!ニュース
                                              • 森川嘉一郎 on Twitter: "漂白される秋葉原 https://t.co/pbjYqy09Pu"

                                                漂白される秋葉原 https://t.co/pbjYqy09Pu

                                                  森川嘉一郎 on Twitter: "漂白される秋葉原 https://t.co/pbjYqy09Pu"
                                                • 秋葉原がもはや「オタクの聖地」ですらなくなった根本理由 | Merkmal(メルクマール)

                                                  秋葉原はオタク文化の聖地として認知されつつあるが、近年、個人経営の専門店が減少し、チェーン店や大衆向けの商業施設が増加するなかで、その独自性や魅力が薄れつつあるとの指摘もある。 秋葉原は「オタクの聖地」として世界的に知られている。しかし、聖地は衰退の危機に直面している。人通りは多いものの、「オタク文化に漬かっているが、秋葉原には足を運ばない」という意見がネット上には多く見られる。その理由は何だろうか。まずは、秋葉原がオタクの聖地となった経緯を見てみよう。 秋葉原がオタクの聖地と化した背景を探る上で欠かせないのが、2003(平成15)年に刊行された建築学者・森川嘉一郎氏の著書『趣都の誕生 萌える都市アキハバラ』(幻冬舎)だ。このなかでは、その成立が詳しく語られている。 現在に至る街の歴史は、太平洋戦争後から始まる。その頃、秋葉原の近くに電機工業専門学校があり、そこの学生がアルバイトで始めたラ

                                                    秋葉原がもはや「オタクの聖地」ですらなくなった根本理由 | Merkmal(メルクマール)
                                                  • ツインテールの天使——キャラクター・救済・アレゴリー〈1〉 - てらまっとのアニメ批評ブログ

                                                    以下のテクストは2011年に頒布された同人誌『セカンドアフター』に掲載されたものです。 希望なき人々のためにのみ、希望は私たちに与えられている。——ヴァルター・ベンヤミン 1 2011年3月11日――あの日を境に、オタク文化もまた変わってしまったのだろうか。森川嘉一朗によれば、オタク文化は「永続する強固な日常(とその閉塞感)」の上に成立してきたが、いまや「永続する日常という基盤自体に亀裂が走っている」*1。また竹熊健太郎によれば、オタク的な表現は「変質するしかない」。なぜならそれは、オタクの「豊かな日常を前提としたライフスタイル」に支えられているからだ*2。森川と竹熊のツイートは賛否両論を呼んだが、あのとき感じられた「終わり」の感覚は、いまなお多くの人の心に影を落としているのではないだろうか*3。 「終わりなき日常」はたしかに終わった*4。けれどもそれは、東浩紀が指摘しているように、私たち

                                                      ツインテールの天使——キャラクター・救済・アレゴリー〈1〉 - てらまっとのアニメ批評ブログ
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