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INAX出版の検索結果1 - 6 件 / 6件

  • 元司書が語る! 国立国会図書館の絶版本「読み放題解禁」がスゴい

    『独学大全──絶対に「学ぶこと」をあきらめたくない人のための55の技法』著者の読書猿さんは昨年「独学」「執筆」に加えて「復刊」をライフワークとしていくことをTwitterで宣言した。この連載「読書猿が推す『良書復刊』プロジェクト」では、読書猿さんが推す復刊本や、復刊に関係する話を紹介していく。 2022年5月19日より、国会図書館による「個人向けデジタル化資料送信サービス」がスタートする。ごく簡単に説明すると「国会図書館デジタルコレクション所蔵の絶版本や雑誌が、自宅で読み放題になる無料サービス」だ。読書猿さんは、このニュースは全国の独学者にとっても福音であると話す。今回は、元司書でレファレンス担当だった書物蔵さんを対談相手に迎え、同サービスの使いこなし方、楽しみ方を語ってもらった。(取材・執筆/藤田美菜子) 「自宅の隣に国会図書館」のインパクト ――今回スタートする、国会図書館の「個人向け

      元司書が語る! 国立国会図書館の絶版本「読み放題解禁」がスゴい
    • 出版状況クロニクル147(2020年7月1日~7月31日) - 出版・読書メモランダム

      20年6月の書籍雑誌推定販売金額は969億円で、前年比7.4%増。 書籍は489億円で、同9.3%増。 雑誌は480億円で、同5.5%増。 その内訳は月刊誌が395億円で、同5.7%増、週刊誌は84億円で、同4.6%増。 返品率は書籍が37.6%、雑誌は37.7%で、月刊誌は37.4%、週刊誌は39.2%。 総合、書籍、雑誌のいずれもが大幅増で、しかも返品率も大幅減という、かつてない数字となったが、これも先月と同様に、新型コロナウイルス下における送品、返品メカニズムによる「奇妙なプラス」というべきもので、残念ながら「出版状況が大きく改善したわけではない」(『出版月報』6月号)。 確かに本クロニクル144と145で示した「衣料品・靴専門店13社」の6月売上高は7社が増収となってきているけれど、書店状況とは異なることはいうまでもないだろう。 1.出版科学研究所による20年上半期の出版物推定販売

      • 『耳をすませば』における団地の描写・なじんだ風景がちがってみえる - そういちコラム

        昨日(2022年8月26日)、日テレ系の「金曜ロードショー」で、アニメ映画『耳をすませば』(1995年公開、近藤喜文監督、宮崎駿プロデュース)をやっていました。今回私がみたのは全部ではなく、後半だけ。でももう、3回は通してみている。 『耳をすませば』の主人公の少女は、郊外の団地住まいです(多摩ニュータウンがモデル)。団地を描いた「表現」「作品」として、この映画は代表的なもののひとつといっていいでしょう。 私も幼少時代から社会人になるまで、団地で育ちました。1970年代~90年代前半までのことです。だからこの映画には特別な思いがあります。 そして今は、古い団地をリノベーションして、夫婦2人で暮らしています。2006年にリノベして、もう16年目。 「団地マニア」という言葉もありますが、50数年の人生の多くを団地とともに生きてきた私は「団地エリート」です(笑)。 私そういちの育った団地(2010

          『耳をすませば』における団地の描写・なじんだ風景がちがってみえる - そういちコラム
        • インターネット・バロックの余生者たち~『新蒸気波要点ガイド』書評 by 赤帯さん|DU BOOKS

          このたびは大好評発売中の『新蒸気波要点ガイド ヴェイパーウェイヴ・アーカイブス2009-2019』(佐藤秀彦著、New Masterpiece編)の書評を公開いたします。執筆者は、本書に「蒸気波分布図」を寄稿くださった赤帯さん。「Vaporwaveにとってサンプリングはレアグルーヴのような「穏当で健全な」行為ではなく、腐敗化なのだ」(書評より)。ぜひご一読ください。 ■ インターネット・バロックの余生者たち――『新蒸気波要点ガイド』に寄せて(文:赤帯) ある散文詩のなかで、ボードレールは街路の詩人たる「私」を通して、他人の生を想像する効用について説いた。「開いている窓を通して外から見る者は、決して、閉ざされた窓を見る者ほどに多くを見はしない。(…)この暗い、あるいは明るい穴の中に、生命[いのち]が生き、生命が夢み、生命が悩んでいるのだ」(「窓」『ボードレール全詩集Ⅱ』阿部良雄訳、ちくま文庫

            インターネット・バロックの余生者たち~『新蒸気波要点ガイド』書評 by 赤帯さん|DU BOOKS
          • 建築史入門推薦本 | 早稲田大学 中谷礼仁建築史研究室

            早稲田大学 中谷礼仁建築史研究室 "Nakatani Seminar", Department of Architecture, Waseda University. 建築史、建築理論、歴史工学研究 Architectural History, Theory, Sci-Fi Architecture History ● 世界とは何か 『資本論』K・マルクス/岩波書店/1969年 『純粋理性批判』『判断力批判』そのほかE・カント/岩波文庫 『現代棟梁 田中文男』INAXギャラリー/1998年 『精神と自然:生きた世界の認識論』グレゴリー・ベイトソン/思索社/1982年 ● 21世紀の芸術論の幕開け 『ルネッサンス 経験の条件』岡崎乾二郎/筑摩書房/2001年 ●歴史とは何か 『全体を見る眼と歴史家たち』二宮宏之/平凡社ライブラリー/1995年 『歴史入門』フェルナン・ブローデル/太田出版/1

            • いまこそ読みたい山の本が見つかる! | PEAKS, コラム

              人を山へと連れていく本100冊を厳選 山へ行く前に、憧れを募らせるようにページをめくり。下山後なら、見知ったつもりの場所をより深め。あるいは、山にいることを忘れる勢いにテントの中で読みふけり。人を山へと連れていく本100冊を厳選。10人の自宅や店頭の棚、新旧なんでもござれ。本は、山のようにあるのだから。 ライター/フォトグラファー 三田正明 ハイキング・カルチャー を中心に取材執筆活動を行っている。山と道のオウンドメディア『山と道 JOURNALS』のエディターも務める。 ハイキング・カルチャーを中心に取材執筆活動を行っている。山と道のオウンドメディア『山と道JOURNALS』のエディターも務める。 『ウォークス 歩くことの精神史』 レベッカ・ソルニット/左右社 いま読んでいる本。歩くことから見る人類史は自分の研究テーマでもあるので興味深い。話がさまざまな場所と年代に飛び着いていくので大変

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