城口洋平のENECHANGE(エネチェンジ)、特別目的会社(SPC)を使った粉飾決算疑惑に関する調査報告書で何とかお茶を濁しにかかるもどう見てもアウト
トークイベントは超満員の大盛況! 2013年3月29日、下北沢の本屋B&Bにて、世界的プロゲーマーの梅原大吾氏とスーパーブロガーのちきりん氏による、“梅原大吾×ちきりん 梅原大吾『勝ち続ける意志力』刊行記念トーク「ウメハラ流・仕事術とは」が開催された。 梅原大吾氏は、ゲームファンから“神”と崇められ、「世界一長く賞金を稼いでいるプロ・ゲーマー」としてギネスブックに認定もされているプロゲーマー。一方のちきりん氏は、Twitterのフォロワーが約10万人もいるカリスマブロガー。ちきりん氏が自身のブログで、梅原氏の仕事術をまとめた書籍『勝ち続ける意志力』を絶賛したところ、即日Amazonで品切れ状態になり、書籍品切れの間に電子版が一気に数千ダウンロードされたという。この経緯をもとに、ビールも飲める本屋として人気の本屋B&Bからの提案により、今回のトークイベントが実現したそうだ。 トークショーには
“色の三原色”というのがありますよね。たとえば、光の三原色は赤と青と緑で、すべての色はこの3つの色の組み合わせ(混ぜ合わせ比率)により作り出されます。 それと同様、最近ちきりんは「世の中のすべてのものは、この3要素の組み合わせで決まってるんだな」と思い始めました。 人もモノもコンセプトも、この3つの要素がどれくらいずつ含まれているかで、表現できそう。 たとえば極端な場合、「俺はロジック100%!」という人もいれば、「あいつってアート100だよな」という人や「マーケット100%な野郎」も存在します。 もちろん大半の人は、3つの要素の混じり合ったところにいて、そこには無数のバリエーションがありえます。 気の合う人、合わない人というのは、この比率のバランスが大きく異なるのでしょう。また反対に、自分と比率の違う人と話すと、新しい発見があって楽しいし、すごく勉強になります。 感覚的にわかると思うけど
今年も終わろうとしています。昔は、日本人はみな1月1日を迎える度にひとつ歳をとっていました。いわゆる“数え年”というやつです。 数え年システムでは、生まれた時が1歳で、その後は1月1日にひとつずつ増えます。日本全員、一年に一回、正月と一緒に誕生日を祝えばいいので、超合理的ですね。 さて今日は、組織も一年にひとつ、歳をとるのよん、というお話です。 今、従業員の平均年齢が30才の組織があるとしましょう。その組織の、10年後の社員の平均年齢は40才です。 「いやいや、そんなことにはならないよ」って? そうですね。ならない場合も多々あります。どういう場合かというと、若い人が入ってくる場合です。 たとえば、30才の人が10人いる会社は、一年後に平均年齢が31才になります。平均年齢を上げないためには、20才の人がひとり入社すればいいです。20才ひとりと31才10人で、平均年齢は30才です。 その翌年、
スタジオジブリ映画“借りぐらしのアリエッティ”の宣伝を見るたびに「コロボックルだ!」と思います。 床の下に住む小人の物語りといえば、ちきりんにとっては“コロボックル”以外あり得ない。 何を隠そう、“おちゃらけ社会派“になる前のちきりんは“キャリアウーマン”で、その直前は“ちゃらんぽらん留学生”、その前が“バブルの株屋”、さらにその前は“旅する水商売系の大学生”だったんですけど、 さらにその前は“こましゃくれ社会派中学生”で、そのまた延々と以前には“ファンタジスタちきりん”だったんです。 子供の頃の私はファンタジー小説ばかり読んでいて、どっちかいうと現実ではなく“そっちの世界”で生きてるような子供でした。 その頃、最も感動したのが“コロボックル”シリーズで、当然のように私は「コロボックルは実在してる」と信じてました。 寝ている間に部屋の中に出てきてるのも知っていたし、自分ひとりで部屋にいると
16日の衆院選に向けた政策アンケートの結果(その1)を発表します。 → 応募総数や回答者プロフィールについては前回のエントリーをご覧ください。 今日のテーマは 税と年金 です。 このふたつに関して重要なことは、「負担側の話を避けないこと」です。 たとえば、「消費税に賛成か、反対か」を尋ねるだけではアンケートとして価値がありません。消費税に反対の場合、「では、どこから税を徴収すべきと考えているの?」を明確にしないと、問題先送りにしかならないからです。 また、「行政改革をするか、消費税を上げるか」という選択肢も無意味です。今の日本では、行政改革を含め、支出側の無駄を削減することは必須であって選択肢ではありません。行政改革をすれば増税が不要になるわけでもないのです。 では、ちきりん読者が考える税負担の在り方について、アンケート結果を見ていきましょう。以下は、課税強化すべきと言う意見(賛成の割合)
最近は韓国、中国との領土問題(というか、島の領有権問題)について、メディアでも世論でも大いに盛り上がっているけれど、これって「なんでこんなに盛り上がってるんだっけ?」というのがよくわからず、ちょっと考えてみました。 関係国はみんな「あそこは我が国の固有の領土だ」とか言ってるわけだから、領土問題自体はずっと昔から存在したはず。ところが、それを巡る議論はずっと盛り上がってるわけでもありません。 外交機関や関係者(および右とか左の方々)は昔から関心をもっていたんでしょうけど、「一般メディアや普通の人は20年前にも尖閣だ竹島だと騒いでいたか?」と言えば、全くそんなことはなかった。てか、対馬とか放置プレイも甚だしい。 それがなんでここんとこ、一般人も含めて大きく騒がれ始めているんだろう? ちきりんが興味あるのは領土問題そのものより、「領土問題についてみんなが騒ぐのは、どういうタイミングなの? 背景に
今日は「防災の日」なので、防災のために私がやってることをまとめておきます。 1.長い時間、滞在する場所から対策をとる 地震は「いつ起こるか、わからない」です。 これは「自分が滞在する時間が長い場所で、地震に遭う可能性が高い」ってことを意味します。 簡単にいえば、毎日4時間いる場所で地震に遭う可能性は、2時間いる場所で地震に遭う可能性の倍です。 たとえばある人が、平日に往復 1時間、通勤のために地下鉄に乗るとします。オフィスには朝 9時から午後 7時までいて、自宅には夜 9時から朝 7時までいる。土日は午前 10時から夕方 5時まで出かけ、その他の時間は家にいるとしましょう。 一週間の合計で考えると、この人が地下鉄に乗っている時間は合計 5時間、オフィスにいる時間は 50時間、家にいる時間は 84時間です。 このため、自宅で大地震に遭遇する確率は、地下鉄に乗っている時に地震に遭う確率の 17
内戦が続くシリアを取材中だった山本美香さんが亡くなられました。 45才だったらしい。心よりご冥福をお祈りします。 彼女は今までも紛争地帯で取材をしてきたジャーナリストなんだけど 断片的に伝え聞くだけでも、今のシリアは手がつけられないほどの状態で (彼女に限らずジャーナリストの人って)なんでこんな地域に行こうとするんだろうと すごい考えてしまった。 それはおそらく、そこまでしてでも、 伝えたいことがあるってことなんだよね。 命をかけてでも、というか、命の危険があるとわかっていても、 それでも「伝えたい」と思う何かが、そこにあるんでしょう。 ちきりんは自分が、紛争地帯に行きたいとは全然思わない。 それは「怖い」という理由の前に、 そこで私は何を見て、何を伝えたいのか、ということが よくわからないから。 その一方、こうやってずっとブログを書いているのは、 なんらか「伝えたい」ことが絶えないからで
「日本一のニート」こと、phaさんの本が発売されました。ちきりんは帯に推薦文を書いています。 ニートの歩き方 ――お金がなくても楽しく暮らすためのインターネット活用法 作者: pha出版社/メーカー: 技術評論社発売日: 2012/08/03メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 16人 クリック: 1,642回この商品を含むブログ (103件) を見る phaさんとは、ちきりんの希望で対談をしたのがきっかけで知り合いました。 → ”phaさんとちきりんの対談@ビジネスメディア誠” phaさんの作っている“おちゃらけプログラム”のひとつ「圧縮新聞」が大好きだったので、制作者に会ってみたいなーと思ってたら実現しました。これ、既に2年以上前なんですね。 ちきりんの最初の本、『ゆるく考えよう』にはphaさんが登場していることもあり、書評も頂きました。このレビューの文章もまさにそうですが、彼の文
就職できないで自殺する人までいるらしいけど、そこまでいかなくても就職できるかどうかが大きなストレスになっている大学生はたくさんいるでしょう。 そもそも「雇ってもらえなければ、人生終わり」みたいなコンセプトはおかしいとは思うけど、そうなってきたのは、「何やっても食べていける」という感じがなくなってきたからかも。 昔は自分で何かやって「ちょこっと稼ぐ」というのが、もっと身近だったんじゃないかと思う。 たとえば弁当を作ってランチタイムのオフィス街で売るとか、手作りアクセサリーや、自分で書いたイラスト、写真なんかを観光客の多い街で道に拡げて売るとかね。 発展途上国にいけば、そういうのいろいろあるよね。 靴磨きの少年とか、交差点で止まった車に新聞やペットボトルを売る子供達。観光客の多い広場でパントマイムや蛇使いのショーを見せたり。 路地裏には屋台のうどん屋や丼屋がひしめき、寺院の周りには花や線香、お
事業戦略のひとつに「いつ、収穫を始めるか」というコンセプトがあります。ありていに言えば、「いつマネタイズを始めるか」ということで、「いつ、投資を回収し始めるか」、「いつ、仕込から販売に転じるか」などと言ってもいいでしょう。 たとえばグーグルが「グーグルマップに課金する」と言い出すタイミングをいつにするか、という話ですね。Gmailだって今は無料で使えますけど、どこかの段階で「月100円課金ね」と言われても、大半の人は「げっ、年間1200円かよっ!」と驚きながらも払い続けるでしょ。 でもこのタイミングが早すぎると、みんな他の無料メールサービスに移ってしまいます。最初は延々と種をまいて育てて・・・だんだん育ってきたのを見ながら、どの段階まで待ってから刈取りを始めるか、収穫を始めるか、というのは、すごく重要な判断なわけです。 最初は無料で会員を集め、途中から課金を始めるのは、ウエブサービスではお
「荻上チキ」さんと「ちきりん」さんは別人です 荻上チキ http://lockerz.com/s/224883399 @torakare 評論家。「αシノドス」「シノドスジャーナル」編集長。著書『ウェブ炎上』『社会的な身体』など、共著『いじめの直し方』など、編著『経済成長って何で必要なんだろう』など。連載中「SPA!」「ソトコト」など。出演中「TBSラジオ:ニュース探究ラジオDIG」など。色々やってます。連絡先:seijotcp+gmail.com · http://synodos.jp/mail-magazine ちきりん http://lockerz.com/s/224883992 @InsideCHIKIRIN Chikirinの日記 http://ow.ly/atNUN と、ちきりんパーソナル http://ow.ly/atNNJ 、2つのブログを書いてます。おちゃらけ社会派で“混
先日は不妊治療に関して、思いつくままに課題を列挙しましたが(→「不妊治療に関する課題出しエントリ」)、今日はそれを整理してみましたよん。 まず、不妊治療はとても負担の大きな治療ですが、その負担には 2種類あります。 ひとつが、不妊治療そのものの負担、もうひとつが、不妊治療を始める年齢が高くなることにより、そこに追加される負担です。 図1 不妊治療そのものは(たとえ若い人が受ける場合でも)、半端でないお金がかかるし、時間もかかります。 それに、精神的にも消耗します。(受精は成功しながら何度も妊娠に失敗するとか + 治療に関して家族との意識のズレがでてきたり・・など)もちろん医療行為一般に伴う副作用のリスクもあります。 高齢で不妊治療を始める場合はそれに加え、成功率が低いこと(したがって、上記の負担がさらに重くなること)と、成功した場合にも、高齢出産に伴う新たなリスクが追加されます。 ★★★
江戸時代の人に、「明治時代から後の時代、日本には武士がいないんですよ」って教えてあげても、誰も信じないと思う。 何百年もの間、武士は日本の支配階級だった。江戸末期にもなれば、経済的には恵まれてないけれど、それでも世の中を動かしているのは武士だった。 幕府にしても藩にしても、出世して政治を動かすのは武士であり、いくらお金があっても商人なんてたかだか一般人。間接的に武士に影響を与えるべく、せっせと袖の下を渡すくらいのことしかできなった。社会を動かしていたのは武士なんだよね。 その「武士」という職業というか階級が丸ごと無くなってしまうなんて、当時の人には考えられないことだったと思う。まさかそんなことが起こるとは夢にも思わなかったでしょう。 でもそれは本当に起こった。武士はいなくなった。 明治以来に生まれて1945年までに亡くなった、明治や大正時代の日本人に、「今の日本には軍人さんはいないんですよ
以前から言っていることだけど、幸せな人生をおくるために何よりも重要なことは、「自分は何が欲しいのか」を明確に理解することだ。 これ、簡単なように思えてけっこう難しい。 世の中には「こうあるべき。こういうのが幸せなはず」的な言説が溢れており、たとえ自分はそうでないという場合でも、いつのまにか流されてしまう人はたくさんいる。 世間には「責任ある仕事を任されるのが幸せ」という人もいれば、「責任のない気軽な仕事だけをしてる方が気楽で幸せ」な人もたくさんいる。 お金はたくさんある方が幸せだと一般には思われているけれど、お金がないから目の前の仕事をとにかく必死でやらざるを得ないという状況のほうが、実は幸せだという人もいる。 つまらないものに大金を使うのが、みんな楽しいとは限らない。 いい会社に勤めるとか、持ち家を手にするとか、そういうのも「ほんとに嬉しい!」人もいるけれど、「そんなのどうでもいい」人も
「親が裕福じゃないといい教育が受けられない。そして、そういう子じゃないと社会で成功できない」というのは、日本でもよく言われるし、世界でもありがちな話です。 ただ、それら「貧富の差による教育格差」が大きい国には、「非常に貧しい層に生まれてくる、ごくごく例外的な“タレント(才能)”だけは、見つけ出して浮上させる」という仕組みも見受けられます。 たとえばアメリカ。 教育費がバカ高く、貧困層に生まれれば大学進学のためには入隊するか、もしくは、働きながら”ユニバーシティ”ではなく(たいしたキャリアップにはならない)”コミュニティカレッジ”に進むしかない。 というのが一般的なルートだけれど、めちゃくちゃ優秀な子には返済不要な奨学金もちゃんと提供されてる。 だから貧困層に生まれても、才能さえあれば超一流大学に進学することは不可能ではありません。 しかしアメリカの大学や大学院の授業料はめっちゃ高い(一年で
最近は日本のみならず世界中が、高失業率やら経済停滞やら財政破綻やらに苦しんでいて、これって今までみたいな「日本だけが経済停滞」なのと、どっちがいいんだか悪いんだか、微妙なところですね。 で、日本に関して言えば“相変わらず停滞&後退”なわけですが、そのせいか最近、社会で話題になるトピックはどれもこれも「底辺が大変なことになってる。どうにかしなくては!」系の話ばっかりだなーと思います。 人間社会というのは、何を基準にとっても大抵、こういうふうに(↓)分布します。ごく一部、すごい人(ピンク)がいて、大半の人は50歩100歩で(水色)、その下に「かなり大変」な人達(ブルー)がいる。 100メートルを走らせてみれば、イチローみたいな人がごく少数いて、大半の人は普通に走れて、でも一定数の人は(ちきりんみたいに)「スキップじゃないのよ?、駆けっこなのよ?」(@小学校)と確認されたりするレベルです。 手先
5月後半より全9回に渡ってお送りしてきた、新宮市議 並河哲次氏インタビューはいかがだったでしょうか。 いつものエントリとは異なるスタイルでしたが、期間中の合計PV(82万PV←炎上しない分、やや少なめ)やTwitterでの反応を見る限り、おおむね好評だったように思います。 「ちきりん」は今、ふたつのモノをもっています。ひとつが文章力。もうひとつが二方向へのアクセス(読者へのアクセスと、取材対象者へのアクセス)です。 このふたつを利用して何がやりたいかな?と考えた時、「違う生き方をしている人を記録し、ネット上に残していく」のはいいかもね、と思えました。 並河さんは、大学卒業後“人と違う決断”をして、自分で選んだ道を行こうとしています。でも、そのことを広くいろんな人に伝えることは、彼にとって得意なことでも時間を使うべきことでもありません。だったら「ちきりん」がその部分を担当するのは、いい組み合
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く