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2015年10月3日のブックマーク (1件)

  • 数々の映画祭で絶賛された、南米ドキュメンタリーの巨匠の2本の新作

    『光のノスタルジア』 世界中から天文学者が集まるチリ・アタカマ砂漠は、独裁政権下で政治犯として捕らわれた人々の遺体が埋まっている場所でもある…。 南米チリでは、1973年9月11日の軍事クーデターから1990年3月11日まで続いたアウグスト・ピノチェト将軍の独裁体制下、軍・警察による弾圧で4000人を超える人々が死亡・行方不明となり、数万人が拷問を受けたとされる。 南米を代表するドキュメンタリー映画監督パトリシオ・グスマンは70年代後半、『チリの戦い』三部作で、サルバドール・アジェンデの社会主義政権下での民衆の戦いとアメリカに支援されたクーデターによる政権の崩壊を克明に描き出した。そんなグスマンは、40年以上も前に起こったクーデターについて、以下のように語っている。 「あれは私にとっては、ごく最近の出来事なんだ。時間の感覚というのは、人によって違う。チリで軍事クーデターのことを覚えているか

    数々の映画祭で絶賛された、南米ドキュメンタリーの巨匠の2本の新作