当選確実となり万歳する西田昌司氏(中央)=京都市中京区で2025年7月20日午後11時48分、前田梨里子撮影 参院選京都選挙区(改選数2)で、自民党現職の西田昌司氏(66)が4選を確実にした。 西田氏は、党派閥の政治資金パーティーを巡る裏金事件や、「ひめゆりの塔」(沖縄県糸満市)の展示内容についての自身の発言などで強い逆風にさらされたが、組織固めを徹底し、議席を守った。【久保聡】

開票センターで記者会見する参政党の神谷宗幣代表=東京都新宿区で2025年7月20日午後8時1分、内藤絵美撮影 参政党の神谷宗幣代表は20日のテレビ朝日番組で、「高齢の女性は子どもが産めない」とした自身の発言について「訂正する気も謝罪する気もない。当たり前のことを問題提起したつもりなので、国会でも引き続き同じテーマで訴えたい」と述べた。 神谷氏は今月3日、参院選の公示第一声で「申し訳ないけど高齢の女性は子どもが産めない。だから日本の人口を維持していこうと思ったら、若い女性に子どもを産みたいなとか、子どもを産んだ方が安心して暮らせるな、という社会状況を作らないといけないのに、働け働けとやり過ぎた」と主張し、批判を受けた。
初当選が確実となり、喜ぶ政治団体「チームみらい」の党首、安野貴博氏(中央)ら=東京都千代田区で2025年7月20日午後8時1分、安達恒太郎撮影 参院選比例代表(改選議席数50)で、政治団体「チームみらい」の党首、安野貴博氏(34)の初当選が確実となった。 安野氏は人工知能(AI)エンジニア。2024年夏の東京都知事選に出馬して落選したものの、政党の支援を受けずに約15万票を獲得し、その名を高めた。 チームみらいは25年5月、「テクノロジーで誰も取り残さない日本」を目指して安野氏が立ち上げた。初めての選挙戦となった参院選には、ITエンジニアや起業家らを中心とした候補者を各地の選挙区や比例代表に擁立した。 選挙戦では「分断をあおらない」をスローガンに掲げた。政策面では、AIなどのデジタル技術を使って、政治や行政に民意を反映させるプロジェクト「デジタル民主主義2030」をアピール。政党交付金を充
演説会で気勢を上げた佐々木理江氏(左)と岡崎太氏(右)=大阪市東淀川区で2025年7月17日午後8時25分、鈴木拓也撮影 20日投開票の参院選で、日本維新の会は本拠地・大阪でも苦戦を強いられた。大阪選挙区(改選数4)では2016年以降の過去3回、2議席を確保し続けてきたが、所属議員らの相次ぐ不祥事もあり党勢は衰退。参政党や国民民主党の激しい切り崩しにも遭い、選挙期間中に作戦の変更に追い込まれた。 「ちょっとでも傾斜したら落ちる」 「以前はいかにきれいに票を割るかだけの選挙だった。今回はちょっとでも傾斜したら、どっちかが落ちる可能性はある」。公示後の7月中旬、維新の大阪市議は危機感を募らせていた。 維新は党内の予備選を経て、いずれも新人で元大阪市議の佐々木理江氏(42)と岡崎太氏(57)を擁立した。 維新関係者によると、当初は2チームに分け、大阪、堺両市議と国会議員が佐々木氏を、大阪府議と他
当選確実となり花付けをする参政党の神谷宗幣代表(右)と同党候補者の梅村みずほ氏=東京都新宿区で2025年7月20日午後8時26分、内藤絵美撮影 参院選比例代表(改選議席数50)で、参政党の現職、梅村みずほ氏(46)の当選が確実となった。日本維新の会を離党し、公示直前に参政入りしていた。 名古屋市生まれ。フリーアナウンサーなどを経て、2019年の参院選大阪選挙区に維新公認で立候補し、約73万票を集めて初当選した。22年には党代表選に立候補し、馬場伸幸衆院議員(前代表)に敗れた。23年には、入管施設に収容されていたスリランカ人女性が死亡した問題を巡る不適切発言を理由に、党員資格停止6カ月の処分を受けた。 改選を前に、大阪選挙区の候補を決める維新内部の予備選に立候補したが25年4月に落選。その後に離党した。公示3日前の6月30日、参政からの立候補を表明した。記者会見では「何としてでも『梅村みずほ
自民・高市氏「腹くくった」 総裁選出馬に意欲か 時事通信 政治部2025年07月18日22時08分配信 自民党の高市早苗衆院議員 自民党の高市早苗前経済安全保障担当相は18日、奈良県大和郡山市で演説し、参院選で党に厳しい目が向けられているとした上で、「私なりに腹をくくった。もう一回、党の背骨をがしっと入れ直す。そのために戦うと約束する」と語った。次期総裁選への出馬に意欲をにじませた発言とみられる。 自民リーダー候補、応援精力的 野党は看板党首が奮闘 高市氏は「去年秋の総裁選で負けた身だから(石破茂首相に)もっとこうすべきだと発言すれば、後ろから鉄砲を撃っていると批判を受ける。(これまでは)ここはぐっとこらえようと思って発言を控えてきた」と述べた。 #高市早苗 #参議院選挙2025 #石破茂 政治 選挙 コメントをする 最終更新:2025年07月18日22時17分
「斎藤知事は続投か辞任か」緊急調査 兵庫県民100人のうち68人が『続投すべき』兵庫県立大の学生は「若者支援が充実。授業料の無償化大きかった」と続投支持 26日会見を開き、初めてパワハラを認めて謝罪した斎藤知事は、27日も会見を開いた。 26日の会見では、自身の進退や処分については、改めて知事の職を続投する意志を示したうえで、「県政を前に進める」と言い切っている。 斎藤知事は知事の職を続投すべきか、辞任すべきか。 兵庫県民はどう思っているのか、関西テレビ「旬感LIVE とれたてっ!」では、第三者委員会の調査報告を受け、兵庫県民100人の意見を緊急調査した。 県民100人への調査結果この記事の画像(7枚) ■斎藤知事の進退 兵庫県に住む10代から80代の100人を調査 斎藤知事の進退についてどう思うか、意見を聞いたのは兵庫県に住む10代から80代の100人。(※25日15時~19時の間、神戸
兵庫県の斎藤元彦知事らの文書告発問題で、日本維新の会所属の県議らが次々と、政治団体「NHKから国民を守る党」の立花孝志党首への情報提供に関与したことを明らかにした。 現時点で3議員が関与を認めているが、いずれも斎藤氏の失職に伴う県知事選が2024年10月31日に告示された直後の行為だった。 どういう情報が立花氏に流れ、選挙期間中にSNS(ネット交流サービス)で拡散されたのだろうか。 「端的に申し上げますと、立花氏に渡したのは私です」 維新の増山誠県議(46)は2月19日夜、動画投稿サイト「ユーチューブ」の番組に出演し、自らが情報源だと認めた。 増山氏によると、24年10月25日にあった兵庫県議会の調査特別委員会(百条委)を録音したデータを、同31日夕方にLINE(ライン)で立花氏に送信した。立花氏はこの音声とみられる内容を11月4日にユーチューブへアップするなどした。 録音データには、斎藤
「原因は多様性政策」 根拠示さず民主党批判―米航空機事故でトランプ氏 時事通信 外信部2025年01月31日06時26分配信 30日、ホワイトハウスで記者会見するトランプ米大統領(AFP時事) 【ワシントン時事】トランプ米大統領は30日の記者会見で、首都近郊で起きた旅客機と軍用ヘリコプターの空中衝突事故の遠因に、職場への少数派参加を促す「多様性、公平性、包括性(DEI)」政策があったとする持論を展開した。DEIを重視したバイデン、オバマ両民主党政権が「安全性を最低レベルに引き下げた」と主張。救助活動が続く悲劇を政治色に染めた。 トランプ氏、責任回避に躍起 発足直後の米政権に試練―航空機事故 トランプ氏は「さまざまな報道によると」と前置きした上で、「連邦航空局(FAA)は重度の知的障害や精神疾患を抱える職員を積極的に採用している」と指摘。「最高の知性を有し、精神的に優れた人だけが航空管制官の
斎藤元彦兵庫県知事がパワハラなどの疑惑を文書で告発された問題で、真相究明のために設置された県議会調査特別委員会(百条委)の委員を務めた竹内英明元県議(50)が死亡したことが19日、関係者への取材で判明した。亡くなったのは18日夜で、自殺とみられる。 竹内氏は当選5回で、立憲民主党系議員らでつくる会派「ひょうご県民連合」に所属していた。昨年11月の知事選直後、「一身上の都合」を理由に県議を辞職。関係者によると、実際は知事選中などにSNS(ネット交流サービス)上で誹謗(ひぼう)中傷を受けたことが原因だったといい、周囲に「家から出ることも難しい状況だ」と相談していた。 竹内氏を巡っては、SNS上で告発に関わったとする根拠不明の書き込みが大量に出回り、中傷が相次いでいたという。【中尾卓英、柴山雄太】
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