2日に告示された民進党代表選(15日投開票)は盛り上がりを欠く中、大本命の蓮舫代表代行(48)に持ち上がった中華民国(台湾)との“二重国籍”疑惑だけがネットや一部メディアで大炎上し、過熱し続けている。蓮舫氏は釈明するも疑念はなぜか深まるばかりだ。本来、蓮舫氏が否定する証拠を提示すれば収まる話だが、個人情報保護の観点からややこしそうだ。そもそも、大炎上中の疑惑の“発火点”はどこにあったのか。緊急追跡すると――。 蓮舫氏の“二重国籍”疑惑が持ち上がったのは、代表選を控えた先月末のことだ。 蓮舫氏は貿易商で台湾出身の父親(故人)と日本人の母親の間に1967年、日本で生まれた。現行の日本の国籍法では父親か母親が日本人であれば、その子は日本国籍を取得できるが、蓮舫氏の出生時は父親が日本人の場合のみに限られていた。 そのため蓮舫氏は中華民国籍(台湾籍)で本名「謝蓮舫」として、幼稚園から青山学院に通って